イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

バリアフリー

2021年01月12日 | 術後11年~

あさイチからの流れで何気なく聴いている
くらしきらり解説。
今日のテーマは「学校バリアフリー義務化」

ふと、7年前の‘ちょん’の高校入学の頃を思い出す。
心身共にどん底の状態だったとき
でも人生で一番踏ん張っていたとき。
筋力が衰えて階段を上がるにも脚が上がらない状態だった。

入学式へ向かうバスに乗るとき、階段が上れない。
手で足を持ち上げて、手すりにつかまって何とか乗った。
健康に日常生活を送っている人間だったら普通にできる動作でも
足腰の弱ったお年寄りにとってはこんなに大変なことなんだ。
自分の体が思うようにならなくなってみて知った現実。
世の中は全ての人が快適に暮らせるようにはできていない。

入学式が終わって教室に移動するとき。
教室は3階、また階段。
近くにいた先生に一応
「エレベーターはありますか?」と尋ねてみたが
予想通りないとの答え。
「階段が上れなくて」と言ってみても
特に手伝ってくれることもなく去って行った。
私の場合は特殊だとしても
生徒や先生に車いすの人がいたらどうするのだろうか?
ここでも全ての人に優しい環境ではないことを実感。

そんなことを思い出した。
あれから7年、
私が疑問に思ったことは解決されていないままだった。
学校のバリアフリー義務化、迅速に進めて欲しい。


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