奥野garden ~奥野ガーデン~

記録を残さなければ、
風のようにとんでいってしまう毎日。
授業も然り。
日々の実践等を記していきたい。

ヒロシマのうた4

2008-06-24 22:08:37 | 授業実践
◆今日は、事件に分けていった。
 場面①を音読させた後、めあてを書く。

 事件に分ける。

 赤鉛筆で、□囲みさせる。いつも通り。みんな上手に囲めていた。

◆「事件」という用語は、初めて聞くとのことで、少し説明をした。
 大きくは、3つの場面だが、細かい事件が連なって物語になっているのである。
 「はじめに書いてある事件は、何だ」
と、聞くと、「原爆」・「戦争」などが出てきた。
 その通りだと認め、
 「教科書の言葉で、様子が一番伝わるのはどれか」
と、聞いた。
 「地獄に立っていた。」という表現が一番よいということになった。

 事件①:地獄をみたわたし

とした。
 「次にどんな事件があるか。
と、聞いた。
 「赤ちゃんを・・」
という反応があった。
 「そうだよね。『赤ちゃん』だ。それをね。『わたし』が最後にくるようにかいてごらん。」
と言って書かせた。
 全員に発表させると、3つのパターンに分かれた。
 ○赤ちゃんを見つけたわたし
 ○赤ちゃんを助けたわたし
 ○赤ちゃんをあずけたわたし
の3つである。少しずつ、ニュアンスがちがう。
 ここで、この3つをどうするか検討した。まとめるのか、一つずつで事件とするのか。
 「どれが一番大切なんだ?」
と聞くと、
 「あずけた」
が大切だという反応。
 でも一人、
 「見つけたから助けてあずけたんだ。」
という。
 全員に手を挙げさせると、分けた方がいいのでは。ということになった。

 事件②:赤ちゃんを見つけたわたし
 事件③;赤ちゃんを抱き取ったわたし
 事件④:二人の夫婦に赤ちゃんをあずけたわたし

とした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿