品川区大井町愛D歯科&矯正歯科(抜かない、削らない、神経を残すや顔や口の健康美容を目指します。)

歯を抜かない子供の矯正治療や矯正歯科、むし歯や歯周病予防、歯科ドックなども行い、顔や口の健康美容を考え治療を行います。

子供を取り巻く環境の変化(コショクの増加)

2019-04-22 11:12:04 | 狭窄歯列弓
現在、子供においては、正しく噛めない子供、口呼吸でうまく食べ物が飲み込めない、
正しく発音できない事など口腔機能の発達不全がみられる子供
が増えています。
その原因は、様々ですが、その原因の中の重要な位置を占めるのが、食事の問題です。
特に、こんにちの社会では、核家族が増え、親も子供も忙しくなり、一緒に食卓を囲むことは
少なくなってきています。
そこで、様々な形態の「コショク」がみられるようになってきました。


「個食」・・・単品を食べる
「孤食」・・・一人で食べる
「子食」・・・子供だけで食べる
「固食」・・・固定化したメニューを食べる
「戸食」・・・外食や戸外で食べる
「虚食」・・・虚しく食べる
「小食」・・・少しまたはほとんど食べない
「粉食」・・・麺類やいわゆる粉ものを食べる
「庫食」・・・人から隠れて食べる


昔の食事は、家族団欒といって、、家族が一つの食卓を囲んで食事をしていました。
その場で、子供は食べる事や家族と話すことで多くのことを学びました。
今では、そのシステムが機能しなくなりつつあって、
口腔機能の発達がうまく行われずに、
口腔機能発達不全の子供たちやその結果、狭窄歯列になって
虫歯は減ったけれど、アトピーや喘息、花粉症などのアレルギー疾患や体調不良を訴える子供たちが
増えたのではないかと考えられています。

「お口ポカンの鼻づまり」
できれば、子供の頃に治してあげてほしいと私たちは、思っています

歯列の狭窄が、全身に与える影響

2019-04-09 14:12:36 | 狭窄歯列弓
最近、歯列が狭くて、舌が上あごにつかない、
「お口がポカン」としている、口呼吸の子供たちが増えています。
身体の成長発育が正しくないと、成長の過程で、様々な問題が心と身体におきてしまいます。

そのため、一昔前には、考えられない事が、子供たちに起こっています。
発達障害の子供たちの増加、アトピーや花粉症、喘息、食物アレルギーなどのアレルギー疾患の子供たち、
10代、20代の子供のがんの1位は、白血病だそうです。
他にも、インフルエンザやノロウィルスなどのウィルス疾患、
頭痛や肩こり、腰痛、足が痛い、まっすぐ歩けない、長く立っていられない、いつもだるい
やる気が出ない、冷え性、貧血、高血圧や低血圧、糖尿病などまるで子供とは無縁だった病気や心身の不調を
今の子供たちには、大人のように抱えています。
ただ、大人と違って、自分自身の心や身体の不調を表現することが、子供はできないので、
それが、心身の病気や不調やいじめや自殺や暴力などの問題行動に、形を変えて現れるのではないかと思っています。
少し、話しが飛躍過ぎていると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
今では、世界中の様々な角度からの研究成果によって、証明されつつある事実です。
その理由は、急激に変わってしまった私たちの生活の中にあります。
一般的に、健康の3大要素というのがあります。
①食生活
②睡眠(休養)
③運動
です。
その中でも①の食生活の変化が、一番重大な問題を引き起こしています。
この事は、日本では、古くは「食養(食育)」として、石塚左玄や中原市五郎が、
アメリカでは、A・プライス博士らの世界的な研究で、100年近く前に、明らかにされています。
そこに、②の睡眠(休養)と③運動までもが、大人同様になれば、
昔の子供には、ほぼみられなかった事が、現代の子供に起きても不思議ではないと思います。
子供たちが健やかに育つには、身近にいる大人の協力が必要です。
子供にかかわる多くの人たちに、考えていただきたいと願っています。



大井町の愛D歯科&矯正歯科


小児のいびきと睡眠時無呼吸症

2019-04-04 15:06:00 | 狭窄歯列弓
最近、いびきをかく子供や小児の睡眠時無呼吸症が増えています。
睡眠時無呼吸症にも様々な種類があるので、一概には言えませんが、
閉そく性睡眠時無呼吸症は、いびきと無呼吸が特徴なので、注意が必要です。
お口からみたリスク要因としては、狭い歯列や下の顎が後退しているなどが、
みられることがあります。
疑わしい場合は、小児科等にご相談ください。

歯並びや咬み合わせが悪くなる要因

2019-04-04 12:20:18 | 狭窄歯列弓
顎や歯といった私たちの食べることや呼吸することに、関係するところの成長・発育は、
子供の時の食習慣や生活習慣(呼吸や姿勢を含む)により自然に育まれます。
しかし、近年の日本では、加工食品や調理済み食品などの食の軟食化により、
噛む機能が低下して、正常な顎や歯やそれを取り巻く唇や頬や舌などの機能も低下して、
歯並びや噛み合わせが、悪い子供が増加しているように思われます。
歯の大きさは、少し前と今ではあまり変わりがないので、歯の生えるスペースが、
十分に成長発育しないと、スペース不足で歯並びや噛み合わせが、悪くなるのです。

きちんと噛めると頭は良くなる?

2019-03-31 10:00:11 | 狭窄歯列弓
最近、電車に乗っても街を歩いていても健診に行っても
お口をポカン」と開けている子が増えています。
子供たちは、その状態が良いのか?悪いのか?わかりません。
ただ、舌や唇や頬がうまく動かせない、
口元が閉まらない、
ローソクの灯を吹き消せない、
ストローでうまく吸えない、
箸を使って上手に食べられない、
いつも身体がだるくて、
やる気がない、疲れやすい、無気力などの子供たちが増えています。

そんな子供たちの狭い歯並びを拡げていったり(狭窄歯列の解除)をしながら
お口の中を治して、口呼吸から鼻呼吸に変えていくと
その子の雰囲気が変わってきます。
生きづらかった、身体の状態が変わっていく事で、生き易くなり、
自然と元気が出て、結果的に勉強も運動能力も向上してくると
感じています。

もちろん、塾も大切ですが、
それ以上に身体の仕組みを整える事が、大切だと思っています。