ウイング マレーシア・クアラルンプール校

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インターナショナルスクールが増加・マレーシア

2009年08月24日 | 教育全般
マレーシアでは2006年までは、原則的に外国人のみがインターナショナルスクールに通学できた。また片親がマレーシア人でも配偶者が外国人の場合や3年間以上海外に在住したものしか入学を認めていなかった。

しかし2006年の法改正後はインターナショナルスクールは上限40%までのマレーシア人の入学を認めたため、マレーシア人の中間層以上の多くがインターナショナルスクールを選択することになり、当時の32校から40校に増えている。また更に20校が開校する予定である

現在では生徒数の平均33%がマレーシア人で占められている。

このインターナショナルスクール校の人気はやはりマレーシアの教育改革の逆行などの教育政策についての批判にあるのだろう。

Oレベルの科目数制限や数学・化学などの英語による講義の見直しなど、度重なる無駄な改革に批判が強いことは否定できない。

ルックイースト政策で日本をお手本に成長したマレーシアだが、国家の最重要課題である教育政策が迷走する現状は、まるで日本が悪いお手本のようである。

ちなみにクアラルンプール日本人学校も、インターナショナルスクールであるが日本語教育のためマレーシア人からはその対象にはなっていない。

あくまで英語による教育でそれが英国、米国、オーストラリア、カナダなどの法律でカリキュラムが組まれていることが前提である。

今後乱立による学業レベルの低下が懸念材料である。





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