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イスラム教徒女性飲酒でムチ打ち(3)

2009年08月24日 | マレーシア
今朝、女性2人と男性1人の担当者が、Kartika Sari Dewi Shukarnoの実家を訪れ、彼女の身柄を拘束した。

Kajang女子刑務所に連行され、身柄拘束から7日以内に執行される。

ムチ打ち刑は刑務所内で執行されるために、彼女を移送した模様である。
彼女自身は公開でのムチ打ち刑を求めていた。

Malaysia's Syariah Lawyers Association(イスラム法弁護士協会)によると、執行過程に何か問題があれば彼女は判決を下したPahang州政府を告訴する権利があるという。

指摘されている点は執行前の今日の身柄拘束にあるのだろう。ムチ打ち刑は刑務所収容者のみに適用されるため、彼女を刑務所に移送の必要があった。しかし彼女は既に罰金も支払っており、刑を執行するために新たに逮捕状を出して刑務所に7日間収容することは法律上違法とする法律関係者の声が多い。彼女の判決はあくまで罰金RM5000とムチ打ち6回だけであり、7日間の懲役はない。

いつムチ打ちが執行されるかは未定であるが、この問題はまだまだ議論を呼びそうである。

イスラム法と英国法の2つの法律がある限り、法解釈には矛盾がでることは確実である。

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