ウイング マレーシア・クアラルンプール校

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タイ国王がついに言及

2009年08月23日 | アジア
在位世界一でありまた国民から敬愛されているBhumibol Adulyadejタイ国王が、現在のタイの政局についての懸念を表明している。

恒例の誕生日に当たるスピーチは健康を理由に昨年はキャンセルしており、国王が国民に語り掛けることは久しぶりで珍しいだけに、それだけ危機感があるのだろう。

海外逃亡中のThaksin Shinawatra元首相のサポーター”赤シャツ”が国王への恩赦を求めた350万人の署名を提出したばかりの時期でもある。

Abhisit首相は国王に恩赦を求めることが違法であり、赤シャツのサミット妨害やデモなどは国を混乱させていると批判している。

タイは正に”赤シャツ”、”黄シャツ”に二分されており、数々の混乱を招いてきた。赤シャツは8月30日に大規模デモを予定しており、首相の退陣と解散を求めるようである。

Thaksin Shinawatra元首相は莫大な資金力を持ち反政府運動を主導しているのだが、これほどタイ社会を混乱させていることだけは事実である。

決着がつかない限り赤シャツは反政府運動を継続し、混乱は収まることは無いのだろうか。それとも国王が求める融和できるのだろうか。






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