ウイング マレーシア・クアラルンプール校

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世界人口白書

2007年06月28日 | 世界
国連人口基金(UNFPA)は、2007年版の「世界人口白書」を発表した。
それによると、世界の人口は、7560万人増え、66億1590万人となった。

2008年には、世界人口の約半数である33億人が都市で生活し、さらに2030年には約50億人にまで膨れ上がると予測されている。
増加する人口の多くは開発途上国の貧困層であり、周辺からの流入人口ではなく、都市内の自然増人口であり、またこの現象は大都市よりも小規模都市で起きている。
      
上位3か国は、昨年同様、中国、インド、米国。日本は、10万人増えて1億2830万人で、3年連続の10位となっている。

この前例のない変動は、発展を拡大し持続性を促進する可能性と、貧困の深刻化と環境の悪化をもたらす可能性があると、都市部での人口拡大が秘める正と負の可能性を指摘している。

詳しくはhttp://www.unfpa.or.jp/4-1.html

日本でも地方格差、地方切捨てが論じられる中、都市部人口集中は回避できない問題である。就労機会の高い都市部に人口が偏ることは今後の日本の姿でもある。


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