「時宗 (巻の弐) 連星」 高橋克彦
のちに鎌倉幕府の執権を継ぐ時宗の成長の過程と、父時頼の死まで。
蒙古の襲来を知らない一般大衆の間では、末法思想が広がる。
そんな中、南無妙法蓮華経を唱えれば極楽浄土へ導かれると、
辻々で民衆に布教を続ける日蓮が現れ、時頼は対処に手を焼く。
執権職を退いた時頼は、息子時宗を連れて旅をする。
十三湊(津軽地方)に行き、宋との交易にて勢力を誇る安藤五郎を
仲間にすることに成功し、そのまま船で博多(九州)に向う。
目指す相手は、九州地方にて力を持つ武藤経資、佐志房らであった。
かつてない海を越えた戦さに備えるためには、幕府だ、朝廷だ、と
言っていられない。と彼らに語りかける時頼。
そんな志に感じた海の男たちは、時頼に従うようになる。
まるで、ドラクエ(ドラゴン・クエスト)のように仲間が増えていく
様子はわくわくする、スケールの大きな物語は、高橋小説ならでは。
(稚拙な私の文章では伝えきれません。申し訳ない)
そして、三十七歳の若さで静かに生涯を閉じるラストシーンに、涙。
続き(巻の参)をまだ手に入れていないので、しばらく他の本を読む。
のちに鎌倉幕府の執権を継ぐ時宗の成長の過程と、父時頼の死まで。
蒙古の襲来を知らない一般大衆の間では、末法思想が広がる。
そんな中、南無妙法蓮華経を唱えれば極楽浄土へ導かれると、
辻々で民衆に布教を続ける日蓮が現れ、時頼は対処に手を焼く。
執権職を退いた時頼は、息子時宗を連れて旅をする。
十三湊(津軽地方)に行き、宋との交易にて勢力を誇る安藤五郎を
仲間にすることに成功し、そのまま船で博多(九州)に向う。
目指す相手は、九州地方にて力を持つ武藤経資、佐志房らであった。
かつてない海を越えた戦さに備えるためには、幕府だ、朝廷だ、と
言っていられない。と彼らに語りかける時頼。
そんな志に感じた海の男たちは、時頼に従うようになる。
まるで、ドラクエ(ドラゴン・クエスト)のように仲間が増えていく
様子はわくわくする、スケールの大きな物語は、高橋小説ならでは。
(稚拙な私の文章では伝えきれません。申し訳ない)
そして、三十七歳の若さで静かに生涯を閉じるラストシーンに、涙。
続き(巻の参)をまだ手に入れていないので、しばらく他の本を読む。