泡姫の本音。 ~イイ男になる為の講座~

【イイ男】になりたい、そこの男性諸君っ!!
ここにある女の本音を、はいっ熟読熟読!!!

泡姫の本音 ~その8~

2006年01月24日 17時56分20秒 | 独り言。






嗚呼あぁぁぁぁあ……っ!!!!

風俗業界の水に浸かって約6ヶ月。一般的に言えば、それはまだ、新米中の新米。
当然ながら、無知もいいトコなんです、私。

しかし今日ほど、己の勉強不足を祟った事は無い…!




本日、2本目のお客様。
本指名で、プレイや物言いは極めて優しい方なので、愛は普段から重宝(?)していました。
名をJ様(32歳)とおっしゃいます。

無論この日も、"今晩は、会いたかったよ"、"足の傷、治った?"など、
笑顔でお話下さいました。当然、いきなり喰い付くなんて事もなさいません。

こんな風に接して下さると愛はゲンキンなので、俄然やる気が湧くのです。




シャワーで和やかな談笑をした後、いざプレイを開始。
まずはという事で、騎乗位になっていた私にJ様はこう仰いました。



『あのね、愛ちゃん。こんな事言ったら軽蔑しちゃうかも知れないんだけど…』

『うんんっ、全然!何でも言って?』

『俺、実は、Mなんだ。しかも、結構本格的に変態っぽいヤツで…

『なぁんだ、そんな事か♪要するに、罵られて興奮しちゃうんだね??』

『そう!そうなんだよ!!…やってくれる?』

『(ニヤリ)任せて?』





J様がドMだった新事実に内心驚きつつ、
それでもSっ気たっぷりな愛の頭は、あらゆる辱めの言葉を選んでいました。



ところが。

自分の第一声に背筋が凍て付きました。




『ちょっと!!………このっ…ボケがっ!……』


あれ?


『……いつまで愛に腰振らせておくつもり?…この…この腐れ野郎っ!……』


あ、あれ…?ちょっと待って…


『ま…ま…まだまだ、なのよ!お前みたいなもんがっ!………』


ち、違うって、これは!


『……ほんと……この馬鹿めが!!…』


あ゛ぁぁあああっっ!!!




罵り方が分からない…!
これじゃ、単なる中傷だよ。これは違うって!







もう、体中から冷や汗が流れ出しました。
何とか繋いで繋いで繋ぎまくって…。J様には果てて頂きました。

"責めたがるお客様のニーズに応えてばかりで、責める自分のブランクが長すぎた"
これはプロとして、言い訳にもなりません。

それでもJ様は、涙目の私に、
『大丈夫だよ、気持ち良かったよ』との言葉を掛けて下さりました。
必死に泣くのを堪えた。謝りたい気持ちも押し殺した。それはもっと間違っているから。


だから去り際、J様に宣言をした。
「次に来て下さる事があるなら、その時は最強になってますから」と。

その後、帰り道で少しマジ泣きしました。
久々に本気で凹みました。










……しかぁし!

凹んどる暇無いで。
あんなけ大言壮語な宣言をしてんから。

明日は丸っきり休みやし。、
部屋戻ったら、責め言葉1000選ノートに書き写しや!!















♪こらえちゃいけないんだ~、you~♪




あ、メールや。
J様やったら、嬉しいかな。…って、そんな甘くないか。うん。





姉貴へ。
明日東京に出てくるけど、ちゃんと予定空けてるよな?
部屋も綺麗にしとってよ。

弟より。








おもいっっっきり忘れてたよ、弟よ。





次回、【弟の上京。~19歳家出少年補導物語~】。乞う、ご期待。(なんじゃそりゃ)