正法寺 (しょうぼうじ)
岩手県奥州市水沢区黒石町字正法寺129
0197-26-4041
正法寺は南北朝時代の貞和4年(1348)に開かれた東北地方最初の
曹洞宗寺院で、重要文化財に指定されている本堂・庫裏と惣門は
それぞれ寛政11年(1799)と寛文5年(1655)の建築です。
茅葺き日本一といわれる大屋根が圧巻の本堂は、間口約30メートル、
奥行約21メートルの規模の大きな茅葺の建物で、内部の広大で豪快な造りなどに
寺の格式の高さと近世仏堂の特徴がよくあらわれています。
庫裏は間口約33メートル、奥行約17メートルで、
本堂と同じく規模の大きな茅葺の建物です。
惣門もあわせて伽藍の保存がはかられており、現在も全国各地から
修行僧が集まり、厳しい修行を行うなど、曹洞宗の中心として信仰を集めた
雰囲気は今に受け継がれています。
また、本尊の「如意輪観世音菩薩坐像」をはじめ、
「開山無底良韶禅師画像」など県指定文化財も多数あり、
その一部は宝物庫で一般公開されています。
以上、奥州市観光情報サイトさまより引用しました。
たまたまいらした方が「水戸」に所縁をお持ちで、
暫しお相手頂いたことも旅の思い出です。
本堂の大きさはもとより、日本一を誇る茅葺き屋根に圧倒されました。
藩費を投じて庇護したとされる伊達家の家紋が見て取れます。
訪問時の岩手は猛暑日。
お寺から冷たいお茶を振る舞っていただきまして生き返る思いでした。
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