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Slow Life Slow Fish

日常の何気な写真中心に

2010年最初のPHOTO

2010年01月11日 | アフリカンシクリッド

すっかり放置してしましたが、本年もよろしくお願いします。

まずは新年最初の写真はアフリカンシクリッドで!

オトファリンクス.sp"スポット チア"という魚です。
※オトファリンクス属だけど正式な種名はまだなくて、
 とりあえず身体にスポットがあってチアという地域で採れたという意味で表現しておきましょう、
 というような意味です。


この個体の仔が成魚になろうとしていますから、もう完全に仕上がっている年齢です。
ヒレの伸長はまあまあとしても、もう少し色が出ても良いかなぁと。
転勤によりかなり環境が縮小しちゃいましたがその中でも何とかってことで。。。

ちなみに、この個体の若魚段階(8か月前)のフォトです。


う~ん、魚ももちろんだけど水が綺麗(自画自賛)!チリが写らない!!
今の水槽はアップに耐えられませんねぇ(苦笑)。。。
このコンディションに飼育水槽全体を持っていくのが今年の軽い目標ですかね!

魅力のわかる写真を撮っていきたいと思います。

※しかし改めて見ると若魚の時期に比べて口元がオトファリンクスらしくなってきました。


羨ましい・・・

2008年09月13日 | アフリカンシクリッド
今月の初めから私のアフリカンシクリッドの友人たちがシクリッドの聖地を訪問しています。

聖地・・・アフリカのマラウィ共和国です。

「いつかは行きたいね」と言ってましたら本当に行ってしまいました。彼らは、社会人として現在はある程度余裕ができた方々で、現在自分は自分のため家族のため、家のローンのため(笑)、とても2週間日本を趣味のために離れる訳にはいきません。そうは理解していても羨ましいものは羨ましいです。

現地からの情報によれば、とにかく魚がデカイとのこと。水槽で飼えないくらいデカイということですから(ちょっと大袈裟だとは思うけど)、出荷に耐えられないサイズの個体が現地にはウジャウジャいるんでしょう。いつかはと言っていては実現しないですから、どこかで目標を定めたいものです。

ちなみに今回現地に行っているマニアさん。一度飼育を辞められていて10年くらい前から復活したんですが、ある大御所マニアさんが彼と同県におられまして、私がその方と交流があったものですから、一度紹介して欲しいと言われて仲介しますと、実は高校の先輩後輩の関係であることが判明。それからは非常に懇意にお付き合いをされているということです。

こういうのもこの魚をやってる人が少ないから、逆にある出会いといえますね。ちなみに彼らはもう50を超えた普通に親父で家庭も普通にもってます。

家庭と趣味を普通に深く両立。
その道を長く続けるマニアたちに共通してるように思いますね。

これがSlowLifeSlowFishの精神かな。

まだ30代の自分も跡を追わなければ(笑)。

SHOPチェック

2008年03月20日 | アフリカンシクリッド

21日(金)をお休みもらって奥さんと我が子をいよいよ向かえに行って来ました。
20日の朝に出発して川崎へ。

通常ならここから我が子との対面という内容になるはずですが自分はアクアリスト。しっかりと都内の激安ショップで器具を買い溜めしてきました(笑)。

立ち寄り1軒目かねだい青梅店
このお店はグループて都内周辺にいくつかの店舗があって以前は千葉県の市原店、八千代店によく行っていました。現在は久喜店から通販で購入したことがあったりと、自分としては割合お気に入りのお店です。青梅店は初めて行きましたが他のかねだいのお店と変わらず(ちょっと小さいかな)お目当ての器具をGETすることができました。
一番欲しかったのは、ミネリッチの濃縮天然ミネラル液。
これ、水質調整剤の1種でかれこれ8年くらい使っているので自分の飼育の中では欠かせないアイテムです。ただし売っているところ(激安で)が限られているので、かねだいの近くに寄る機会があった時に購入しています。

つづいて立ち寄り2軒目PD熱帯魚センター

このお店はおそらく日本一巨大な熱帯魚ショップでしょう。またアクリル水槽の展示スペースも大きくてさらに安いので買うつもりはなくてもいろいろチェックしてしまいます。子供の道具を車に積み込む必要がなければ水槽1本買ってました^^。

っと楽しみながら20日の夕方我が子とご対面しに川崎に向かったのでした。

■DATA かねだい青梅店
東京都青梅市新町9- 2020
TEL:0428-32-8612
営業時間:10:00~20:45
http://www.petshop-kanedai.jp/

■DATA ピーデー熱帯魚センター
東京都武蔵村山市学園3-21-1
TEL:042-563-1943
営業時間:10:00~21:00
http://www.pdnettaigyo.co.jp/


病気になりました

2008年03月07日 | アフリカンシクリッド
(写真は病気になる前)
一般的な世界とマニアでは常識が大きく異なることが多々ありますが、熱帯魚に関しても同じところがあります。

今回新しく私のところに到着したアフリカンシクリッドたちは、グラント便という現地からダイレクトに送られてくるルートであり、一般的な熱帯魚とはかなり異なった経路を辿ることになります。

通常は、現地から、東南アジアの養殖業者から、ヨーロッパからといろいろあるにしても一度国内の輸入業者・問屋にてトリートメントされたものが流通します。また出荷元でも十分に養生されてからの出荷であり、一般の飼育者が購入できる段階では、基本的にトラブルは考えなくても良い状態になっています。
まあ新しく水槽に導入するときは温度はできるだけ合わせて、というくらいでしょうか。
 
ところが現地からのダイレクト便の場合は、中間でトリートメントが全くされていないので、ほぼ100%病気にかかります。

私のところの魚たちも到着後数日で病にかかりだしました(苦笑)。
 ただしグラント便でかかる病気は、白点病またはコショウ病(ウーディニウム病)と決まっているので対処は簡単です。現在ではほぼ治りつつあります。
 
ちなみに取り扱いショップのJACCさんでも
この点はアドバイスとしてHPに掲載しています。

普通なら、買った魚がすぐに病気になるなんてクレームものなんでしょうけど、ディープな世界では購入後飼育者が治療することが常識であったりします。

遠く離れたマラウィからはるばるやってきて全国に旅だっていった魚たちみんなが初期導入を乗り越えることを祈っています。 

Good Job!

2008年03月02日 | アフリカンシクリッド

今日、魚が到着しました。

アフリカンシクリッドの場合は、
ごくごく限られた専門店でしか
本当に欲しい魚は手に入らないため、
地方の私の場合は通販ということになります。
今回は専門店JACCさんから到着したグラント便。
JACCさんは千葉県四街道市にあり
以前は私も近くに住んでいたため、
入荷があると必ずチェックに行っていたものです。

一般の熱帯魚店と違い、日頃は閑散(失礼)としていて、
複数のルートにより魚を日本に輸入しているのがJACCさん。
そのリストを事前に私のようなマニアは見て、
オーダーをして、まあオーダー通りに来たり、
来なかったりという不確定要素も含めて
愉しんでいるという訳。

今回到着した便は、複数のルートの中でも
もっとも個性的な魚が入荷するグラント便でした。
グラント便は、故スチュワート・グラント氏が築いた
グラントファームからのルートで、
他の便では採れないマラウィ湖の南部の魚が含まれます。
ただし数ヶ月前にスチュワード・グラント氏が亡くなり、
便の存続が心配されましたが、
今回の実現に対して関係者の皆様に感謝です。

現地でのストック状況はこんな感じらしいです。
(グラントファームのサイトより)

子供達も魚つめの手伝いをしているようです。

ちなみに今回到着の1匹は、Cha.カエルレウスという魚。
この種自体は、現在ではそれほどレア種ではありませんが、
今回入荷のタイプは非常に細身で頭部の形状が特徴的でした。
っといってもわずかな違いなのでマニアすぎるかな(苦笑)。

見た目は日本の淡水魚ウグイのようですが、
成長すると下の写真のような感じです。
(以前私のところに野外飼育していた個体)

こんな風に青く輝き出すのは、1~2年後かな。
遠く離れた異国に縁あって着た魚たちを出来る限り
大事にしていきたいものです。


環境ツーリズム学部

2008年01月13日 | アフリカンシクリッド

(写真は2005年のもので説明はのちほど。。。)

環境問題が一気に本気度UPしてきました。
京都議定書は、2008年から2012年までの期間中に先進国全体の温室効果ガス6種の合計排出量を1990年に比べて少なくとも5%削減することを目的として、議長国の日本は、6%の削減を約束しています。ところが、現在は順調に削減されているどころか逆に増えている状態とのこと。であれば、一人一人が何かできることからと思いながらも、課題が大きすぎ、
「何から始めればよいのかわからない」という状態。

口だけではなくて、何か始めなければ。。。

っと思って今日実行したのが携帯電話の電池の入替。これまでは携帯電話は新型に半年~1年で買い換えていました。特に機能を使うわけじゃないのに。今回の携帯は機能は全く問題ないので、電池を入れ替えてもらい蘇りました!
影響するのかしないのかはよく分かりませんが、無駄な浪費は避けたいものです。
自分が生活する上で出してしまう二酸化炭素、これは0にはできないし、発生させてしまう社会から恩恵を受けていることは事実であると認識した上で、同時に削減しようとする活動をいかにバランスさせるか?
これからの重要な視点だと思います。

っと前置きが長くなりましたが、たまたまなんですが面白い学部を見つけました。
長野大学の「環境ツーリズム学部」 。
2007年度から新設された学部ですが、もし自分が大学へ進学する時期であったら、すごく魅力に感じる学部です。

学部開設の記念シンポジウムでは、シクリッドマニアならぜひ聴きたかった川那部浩哉琵琶湖博物館長の講演
川那部先生の講演は、琵琶湖博物館にて過去2度行われた世界湖沼会議での講演がベースではないかなと推測しますが、どんなお話のされ方なのかをぜひ聴いてみたい方です。

そして新設学部の教授の1人には、佐藤哲先生
佐藤哲先生は、元々アフリカンシクリッドのマニア出の方で、WWFで室長時代の2004-2005年にはヴィクトリア湖の生態調査に行かれていました。その当時、佐藤先生が調査した資料の発表会と、マニアの全国オフ会を企画し、渋谷のとある居酒屋にプロジェクタを持ち込み、ヴィクトリア湖の未記載種を居酒屋の壁に映し出しながら、マニア談義をしたことが懐かしいです。今から思えば結構非常識なことをやってました!
TOPの写真は、終電の関係で先に帰られた方を除いたメンバーでの記念撮影です。ピーシーズのカメラマンの方や、ナショナルジオグラフィックの記者の方、専門店ショップの方も参加されました。

こんな昔話をほじくりだしたきっかけは、昨日のブログ内に登場の方から、「そういえば佐藤先生元気?」との一言なんです。検索して環境ツーリズム学部のサイトに行き着き、佐藤先生の元気なお顔を拝見すると、またオフ会を企画したくなります。


この本は、以前佐藤先生からいただいた非売本です(ミーハーだったりする(笑))。
そんな佐藤先生のゼミに入ることができる長野大学の学生さんが羨ましいです^^。


SHOP巡り

2007年11月25日 | アフリカンシクリッド

先週今週と大阪と都内に出張したついでに久しぶりにSHOPめぐりをしてきました。最近はずっと通販ばかりでしたので新鮮でした。ただし今回訪問したのは通販でお世話になっている専門店ではなくて、一般総合SHOPです。

まずは、エキゾチックアフリカ http://exoticafrica.jp/
大阪の八尾にあるSHOPで、先週18日に訪問してきました。アフリカさんは現在は3店舗(かつては4店舗)あり、一応マニアとして全店舗チェック経験済です(笑)。今回の八尾店は8年ぶり?2回目の訪問でした。会社の同じ部署の方をお連れしての訪問で、彼女にとっては迷惑な時間つぶしだったかもしれませんが、時代の趨勢を感じることができました。
・第一にアフリカンシクリッドがかなり肩身の狭い状態になっていること
・さらに悲しいかな魚たちにあまり勢いがないこと
・海水魚がかなりの面積を占めていたこと
私が一番お世話になっていたのは川崎にあった系列店舗「リバーサイドアフリカ」なんですけど、この店舗がなくなってかれこれ4~5年くらいでしょうか。残り3店舗となったアフリカには、業界を牽引してもらいたいものです。
23日には千葉から埼玉へと3件回ってきました。

1軒目は、ヒロセペット谷津店 http://www.hirose-pet.com/
千葉県の津田沼にある歴史あるSHOPです。近所だったこともあり、魚は買ったことはなかったのですが、買い物のついでのチェックで大変お世話になりました。2年ぶりに訪問しましたが、店内が改装中でした。どうも大きな生簀を作ろうとされているようで、タタキ池が途中まで出来ていました。自分とは、ジャンルが異なるため、魚を購入することはなかったものの、創意工夫にあふれていて、独自の飼育論を展開されているところには好感が持てるお店です。

さらに南下し、かねだい市原店 http://www.petshop-kanedai.jp/
千葉県の市原市にあります。ここは餌や添加剤が目当てです。個体も激安なんですが、器具はとにかく安いので、今回の遠征でたっぷり買い占めてきました。なので鞄が重くって(汗)。

その後は埼玉へ向かい、B-BOX http://www.b-boxaquarium.com/
埼玉県八潮市にあります。海水魚で非常に強いSHOPなんですが、総合ショップとして淡水魚も充実しています。今回は何も購入はしていませんが、店内にあるチラシによれば、今後アフリカンシクリッドに力を入れるとのこと。このSHOPが力を入れるとなれば、かなり期待が持てるでしょう。

SHOP巡りはやはり楽しいもんです。写真は今回の戦利品です。


トリートメント水槽

2007年08月19日 | アフリカンシクリッド


アフリカンシクリッドに限ったことではないですが、あると便利なのがトリートメント水槽です。1本余裕をもって稼動させていると急なアクシデントにも対応できますし重宝します。
ただ、熱帯魚飼育をしている人がすべて持てるかというと、当然無理な訳ですが、シクリッド、特に入荷直後の個体を飼育する場合にはできれば用意したいものです。 私のところでは、この90×45×45cm水槽をトリートメント水槽として使っています。
この水槽で採集個体であれば、餌を食べ過ぎないように調整しながら、混泳できるまで体調を整えます。ブリード個体でも入荷の便によって、換水の頻度を変更したりしながら、我が家に徐々に慣れさせます。
こう書くとなんだか熱帯魚飼育はしんどいなぁと思われるかもしれませんが、その手間の甲斐がある魅力で一杯ですので、やめることはできません^^。
写真は、1本の水槽を真ん中に仕切で割って、2匹収容しているところです。餌を欲しがっていますが、しばらくはグッと我慢です。

プラキドクロミス・ミロモ

2007年07月17日 | アフリカンシクリッド

再びマラウィのシクリッドのご紹介です。
この魚の名前は、プラキドクロミス・ミロモ。この種の特徴は、一目瞭然のでかい唇です。どうですか?有り得ないくらいの唇でしょ(笑)?
シクリッドの中には、こういう唇が肥大したタイプが進化の過程で出現します。この個体はマラウィ湖ですが、アフリカ大地溝帯の湖であるタンガニイカ湖にも同様に唇肥大タイプがいますし、食性によって必然な進化なのでしょう。ちなみにこの唇は、岩場の陰ひ潜んでいる小動物を捕獲する際のクッションの役割をはたしています。確かに尖った口をしてたら、ぶつかった時に痛いですよね(笑)。ただクッションでも自分の唇なんだから痛そうですけど・・・。

こういった魅力的?な個体は、一般ショップでは入手は不可能で、専門店で気長に待つ必要がありますが、その価値はありますね。熱帯魚を追求していくと、単にキレイな魚というよりは、ちょっとおかしな形や生態をしたものに惹かれてしまいます。