前回の更新からすっかり時間がたってしまいましたが、いよいよ今回の遠征ネタです。今回は、特別ゲストが登場しました。同じ会社の大阪営業所に勤務のchamikenさん(以下CKさん)。
CKさんと自分はかつて東京営業所で同時期に勤務していたり、趣味のアフリカンシクリッドが同じとあって仲良くさせてもらってます。彼は2日目から合流となり、津名ICを降りたところのコンビニで朝9時に待ち合わせ。2日目の9時から午前中は彼の子供たちに本物のバスを見せてあげるための時間となりました。
まず向かったのは子供達も安心して釣ることができる足場の良い池。通称三段池と言われている(自分達が言っているだけなんだけど)直径100mほどの池が三段に連なった場所。
この池は、バスの型は小さい代わりに魚影は濃く、釣るのが簡単な池だったのでまあ息子さん達には丁度良いかなと。
雨が少し降る中、ロッドをセットし、投げ方をレクチャーしていざ釣り開始。
しかし小さな子供というのは、本当に飲み込みが早いですね(驚)!
すぐにノーシンカー(オモリのない)ワーム(ルアー)を軽く投げるのです。しかしバスはそんなに簡単には釣れません。投げた後の沈め方やリールの回し方を少しずつ教えていると、隣でお父さん(=CKさん)がどうやらヒットしたようで悲鳴が(笑)。
非常に小さいながら(失礼^^)記念すべき初バスに子供達も駆け寄り満足そうでした。しかしお父さんが釣れると、子供達も俄然やる気が出てきます。
欲が出てきたようで、特に弟君(以下J2君)は生き物が大好きで、何とかバスをGETしたようで気合が入っています(小雨なのに)。
J2君、キャスティングは本当にセンスがよくて、わずか9歳で教えた直後からシャープなキャスティングをします。ただし狙ったところに投げるということはなかなかできるものではないので、何とか1匹釣ってもらうためポイントへは自分が投げ、後はJ2君にロッドを渡すことにしました。そうやって何回か投げているとどうもバスが食ってきたようです。
「ピクピクきてる!」
急いでアワセ方を教えてどうやらフッキング成功。 あとはラインのテンションを緩めなければ大丈夫でしょう。ここの標準は20mと小さいのでまあ小さな子供でも巻き上げることは大丈夫だろうと。しかし水中にはウィード(水草)もあって結構大変そうだから絡まないかが心配なくらい。
っと気軽に見ていたら何か様子が変! ロッドのしなり方が急に強くなって、水中を見るとメチャメチャ大きな尾ヒレが見えたんです。
「!」 バスにバスが食ってきた!?
こりゃ大変と、J2君からロッドを受け取り、あとはやり取りは自分が。最初に食ったバスを目掛けて別のバスが食ってきたことは分かったんだけど問題はフッキングが大丈夫かどうか。
っと、やり取りしている内にいつの間にか、みんなが集まってきていました。見守られる中、ようやく手元に寄せてきたんですが、さてどうやって取り込むか。大物を抜きあげることは危険すぎるし、安全とは言っても足場から水面までは急な坂になっているし。 っで最後の取り込みのためロッドを友人に預け、足を持ってもらって逆さまになりながらバスの口に手を入れてランディング。
お決まりのように「獲ったどぉ~~!」と叫びながら丘を駆け上がったのでした。
その大きさが想像以上にでかい。 メジャーをあてると、60.5cm。 60cmを超えたバスを通称ロクマルと言いますが、まさかロクマルが淡路の野池で釣れるとは。
そしてJ2君は初めてのバスがロクマルとは。J2君は小さいのに謙遜して「それはWBさんが釣ったんだよ」と言ってましたが、「いやいや君が釣ったバス」です。
初めてのブラックバスがロクマルで、さらに淡路の野池という奇跡的な幸運は後にも先にも君だけでしょう。今は実感ないと思いますがこれから先の人生に影響を与えた1日になったかもしれませんね。
普通に自分や他の仲間達ならおそらくヒットすると水草に絡まれないように一気に抜きあげるでしょうが、バスをヒットさせながらも泳がせていると不自然な動きに対して、大バスが興味を示したというのが今回のヒットパターンです。 う~ん、来年はこのパターンも想定しなくては^^。
ちなみにデカイのだけでなく下の写真のようなサイズもGETしてます。
今年の最小です。