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2011奈良遠征~残り~

2011年10月16日 | 国内歴史・遺跡
奈良遠征から1カ月以上過ぎてしまいました。
本当はいろいろupするつもりではありましたが、もう記憶が・・・(苦笑)。
談山神社の後の記録だけ。
 
鎌足の墓を参ったあと、山を降りてからは石舞台側から再び飛鳥へ

・飛鳥資料館へ
この時は鋳造に関する展示をやっていて、特に実験考古学の話が面白かったです。
実験考古学というのは、発掘された遺物がどのように作られてどのように使われたのかを、
実験から可能性追求するというジャンルなのですが、
特別点の中で鋳造に関しての
実験考古学が展示されていました。
最近、石器の実験考古学を研究されている方が遠い親戚になったのでなおのこと興味をもって。
 
・蘇我入鹿首塚
大化の改新がテーマな旅であれば行かない訳にはいきません。
入鹿の首塚にも参ってきました。
 
・鑵子塚古墳(カンス塚古墳)
入鹿の首塚を参ったなら蘇我系の古墳もということで、カンス塚古墳へ。
この古墳は、今のところ国内最大級の石室をもった古墳ということで、
蘇我系(蘇我氏か東漢氏)の有力者の墓と想定されています。
 
・牽牛子(けんごし)塚古墳
近くにある昨年の奈良遠征直後に有名になった古墳です。
カンス塚も牽牛子塚も以前にチェックに行ってはいるのでうが有名になってからは、
初めてなので
なんだか緊張しました。この古墳は昨年9月に八角形であることと、
斉明天皇の墓であることがほぼ確定したという、
大変旬(?)な古墳です。
斉明天皇は、2回天皇になっている女性で、1回目は皇極天皇で、大化の改新の時の天皇です。
今回の旅ではこれまた欠かせない古墳でした。
次は斉明天皇チェックの旅をしようかな、と思いつつもこの天皇の人生は
波乱に満ちていて気軽な旅ではありませんので、時間がたっぷりできてからになると思います。

鎌足ゆかりの地チェックの備忘録。