ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

「森のおうち」小屋二棟目 4

2018-03-16 05:52:00 | 877プロジェクト
手書きの図面と、実際の建物とはやはり周囲の環境や地形も違うから、イメージが違ってくる。

だから、雰囲気を掴むために、模型や庭などを含めたイラストが必要になってくる。

「イメージ」と「現実」
一致すれば素晴らしいが、世の中そうそう上手くいかない。


南の壁の部分の窓。
小上がりの下部に明かり取り兼空調の為の小窓を付けるかつけないかで大いに悩んだ末、9割のお客さんはエアコンを使うだろうということで取り止めにした。
下手に室内に網戸がきても嫌だし。

本当は、沖縄の涼しい夏の夜を、窓を開け放して虫の音と共に過ごしてもらいたい。
そのために、壁や屋根には遮熱効果のあるシートを貼ってあるし、空気層も設けている。天井は高くしてあり、断熱材もいれてある。屋根材も熱を伝えにくい素材を選んだ。
西陽の当たる面の壁は、断熱材も入れ、窓は上部屋根のひさしギリギリに極力小さく入れた。
沖縄の夏は、東から登ったお日様が真上を通過するため、屋根と西側の壁が勝負どころなのだ。





でも、外からの見た目に、何故かどうしてももの足りなさを感じ、今更ながら防水紙共々ジグソーでくりぬいた。



窓枠を小上がりの面に合わせ、足場板で組んでみる。
したらばだ、
やっぱ、またしても、、、

「電車」

最近、小屋に興味を示してなかった、H君が喜んでいる。


しかも、Kintetsu特急の二階建て、ビスタカー、、、



至れり尽くせりの大手のホテルと違い

「小さな住まいで豊かな暮らし、不便さを楽しもう」

と、言うコンセプトなんで、
エアコンをつけず扇風機だけにすることも検討中。

ただね、
無添加自然素材の家に暮らしたいと言っても、網戸もない古民家で蚊に刺されて寝たくないだろうし、

農的暮らしに憧れると言っても、
コンポストトイレ(色んな種類があるが)には絶対座れない御婦人も多かろう。


沖縄旅行へ来る多くの方々は、
「南の楽園で弾けたい」的な気持ちを持っているだろうから、slowでsmallな宿がはたして成り立つのだろうか?
 
今更ながら、気分はブレまくり。
でも、まず、作り上げるしかない。





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