ふえ吹き野うさぎ の ひとりごと

ここは、ふえ吹き野うさぎ の ひとりごとを連ねていったページです。 更新は気まぐれ。コメント大歓迎です♪

【CD新譜♪】そよ風の通り道

2022年05月20日 | My work
この度、ふえ吹き野うさぎの新しいアルバムを作りましたので、ライナーノーツ的な意味合いも含めまして、このブログで紹介させていただこうと思います♪

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「そよ風の通り道」
Flute と Guitar の音色が織りなす
のんびりゆったりとした 野山の風景


 




ふえ吹き野うさぎ 「そよ風の通り道」 クロスフェードサンプル

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前回作成したFluteのアルバムから、約1年半ぶりの新譜となります!

今回は、かねてから作りたかった企画として、FluteとGuitarのみを用いたセッション/アンサンブルのアルバムとして制作しました。

森の木の葉を揺らす風、丘を吹き抜けるそよ風、あたたかなお日様や、静かに降りてくる雨雪、風に吹かれ花びらを舞い踊らせる彩り豊かな花々。
自然のやさしい風景をテーマに、曲を作りました。


Guitarは 片山 海人さんをお招きしました。
片山さんとはいつか、FluteとGuitarのアルバムを出したいと考えていたので、今回やっとその願いが叶ったということになります。
片山さんの優しい音色、素敵な音運びが、楽曲を彩ってくれていて、とてもリラックスして演奏させてもらうことができました♪


また、私は普段、ゲームサウンド(効果音)のサウンドデザイナーとしてお仕事をしているのですが、
その経験を活かして、今回は野外のIRReverbというものを使って曲をMixすることにチャレンジしました。

IRというのは”Impulse Responce”という言葉で、簡単に何ができるかというと、
場所ごとの音の「響きかた」を、写真撮影のように収録し、CombolutionReverbという種類のリバーブエフェクトを用いて、
ソフト上でその場所の「響きかた」を再現することができます。

今回はそのIRを、よく私がフィールドワークに行く山にて自分で収録して編集し、
「山や森の中で演奏している」かのように調整しました。

これね、ふえ吹き野うさぎがよくイラストの中で野山で演奏しているようなイメージで、やってみたかったんです♪

コンサートホールとは違った、独特の広がりのある響きの中で、山や森の中ののどかな広場で音楽を聴いているような気分になってもらえたらいいな♪と思っています。
ぜひ、響きの雰囲気なども楽しんでくださいませ♪


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1. Wisper from a Distant Leaves

のどかな山のとある秘密の広場にて、鳥たちが囁き、草木がゆったりと踊る中、Fluteの音色がどこからともなく聴こえて来る。
そんな情景を思い浮かべながら、フレーズを書き取って行きました。
はじまりとして、野山の風景・雰囲気を楽しんでいただければと思います。


2. Sunlight

やさしいお日様が暖かな光で照らしてくれている。
そのあたたかさは、いつも私たちに元気を分けてくれる。

Fluteのフレーズも、お日様に助けられて、やさしく元気よく、演奏できるよう目指しました。

ちなみにこの曲、「もう1曲何か欲しいな」と思っていた矢先に、フィールドワークで登った高尾山で、道中に全て書き上げることができた曲です。
山の木々や風、そしてお日様が、フレーズを伝えてくれました。


3. Flower blown

野に咲く一輪の花。
それが風に吹かれ 静かに踊っている風景をイメージしています。
ゆったりとした旋律、そして野山の鳥たちの歌声。
風景の中で聴こえるものをスケッチしたような、そんな楽曲です。

FluteとGuitarの曲を作りたい!と思って作った、私の最初の曲だったりします。


4. こさめのひとりこみち

やさしい、ひんやりとした小雨の中、ゆううつな気分で一人歩いていく。そんなイメージです。
だれでもたまには、切ない気持ちになる時がある。そんなことを考えながら作りました。


5. かざりあめ

この曲は、FluteEnsembleの「組曲『あめ』」の4楽章を、FluteとGuitarのために編曲したものです。
組曲の中で最も、FluteとGuitarの組み合わせに合いそうだと思って、作りました。

曲の情景としては冬の雪、つまり雨粒が雪の結晶という衣装に着飾り、風に乗って楽しそうに舞い踊っている風景をイメージしています。
素朴なスウィングのリズムで奏でられる、少し陽気な音運びを、楽しんでいただければと思います。


6. Flow of Petals

この曲は「演奏の花」という、インタラクティブアート作品のために制作した曲です。
個人的にいろいろと演奏したい要素を詰め込んで、FluteSoloとしてとても気に入った曲になったため、このCDに収録させていただくことにしました。

吹きぬける風にさそわれて、いろとりどりのたくさんの花びらが舞いあがり、どこまでも旅をしていく。
きまぐれな風の波が、花びらたちの彩り、姿形を様々に変化させ、二つとない瞬間瞬間を絶え間なく作り上げていく。
めまぐるしく変わる色彩と、それを運ぶ目に見えない力の波は、どこかのだれかに 幸せを 届けてくれるのかもしれない。


7. そよ風の通り道

おしたり ひいたり、きまぐれなそよ風。
暖かく見守ってくれている、お日様。
静かに揺れ動く、草木。

たとえばお天気のいい山の中で、ふとした瞬間、そののどかさに溶け込んでしまいそうになる。
目を閉じて耳を澄ませれば、すぐそばにいる命の、静かで素敵な歌声が聴こえてくる。

そんな瞬間を、私なりに切り取ってみました。
この最後の曲を聴き終わった時に、自然と心が落ち着いて、深呼吸ができるような。


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このアルバムを聴いてくださったみなさまの、リラクゼーションや、心の安らぎの助けになってもらえれば幸いです♪


どうぞよろしくお願いいたします♪

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