お世話になっております、ほり@チャリダーです。
雪山で火がおこせなくなると真剣に焦ります。
本当に雪山って恐ぇ~。
それでは 伊吹山・2日目 です、どうぞ。
うとうとしてはテントのうるささで目を覚ましを繰り返し、朝5:30に携帯のアラームでバトル終了。なんとか無事に生き延びた。
ヘッドライトを着けてテント内を見回すとそこは雪景色。


雪やら霜やらもうカオス。
また、このグローブに手を通すのか・・・。

テントの外もカオス。夜が明けても稜線の風は一向に弱まる気配なし。

前室は崩壊。かろうじて紐で繋がっている状態でバタバタと風に泳ぐ。外に吊るしておいたゲイターも見当たらない。
一瞬焦ったが雪に埋もれいているゲイターどうにかを発見。危ねぇ~。こんな雪山をゲイターなしなんて考えただけでもぞっとする。
が、一難去ってまた一難。ゲイターのファスナーが凍ってしまってあがらない。
とりあえずお湯で溶かすかとガスをセットし、ライター着火・・・も、着火せず orz
100円ライターもガスを使うもの、氷点下では着火出来ないんだ。火打石は不調だし、マッチもないし・・・万事休す。
とりあえず、30mほど先にある避難小屋に行ってどうするかゆっくり考えよと思い、テント撤収開始。
テントを撤収するのも四苦八苦。最後はもう「適当」という言葉が相応しいほどのいい加減さ。
ザックに無理やり押し込む。寒さに負けた。
山頂の避難小屋に待避。

何度か火打石やらライターやらトライしてみるもやっぱりダメ。
火を使わずに食べられるものはお菓子くらいかとザックを漁ると幸運にもパンを持ってきていた。というか忘れてた。

パンにチーズを挟んで、足りない分は羊羹、饅頭で補う。
飲み物は半分ほど凍った水・・・。温かいものが飲みたい・・・。
ダメもとでゲイターのファスナーに息を吹きかけ、上げ下げしてたら何とか動くようになった。助かった。
ダメだった場合は、誰かが登頂してくるのを待って火を借りる案を密かに思案していたが、誰かに頼らなくて済んだ。
ゲイターがあればあとは何とかなる。安全ゾーン(1合目の小屋あたりまで)まで一気に下山だ。
最後にもう一回、日本武尊像を見ておく。

さらば伊吹山。またいつか、出直して来る!

稜線のアイスバーンは慎重に下る。たまに突風が吹いて煽られるから。


樹氷。

あれを登ったのかな俺。だとしたらアホだな。

8号目か、こんな場所通ってこなかったぞ。完全に夏道からは外れてたな。

8合目から下はまだ誰も通っていない新雪ゾーン。

沈む、沈む。何度か膝上までズボッとはまる。

踏み抜いた瞬間は、毎度 "やばい!!" って思うが大したことなくて助かる。あ~コワ。

下山時は安全第一でジグザグに下ったのだが、アイスバーンは直登コース。みんな直登好きなんだな。
どうしよう、俺のトレースを辿ると完全に夏道のトレース、後続が間違えないことを祈る。
ジグザグに下っている分斜度は楽になるのだが・・・。
6合目の避難小屋手前で別のトレースを発見。


あれ?誰ともすれ違わなかったのに。別のルートで行ったのかなと思っていたら、遠くの方に人影が。

滑落停止訓練をしているようだ。トレースはストックじゃなく、ピッケルだったし。
避難小屋まで順調に下りてこられてたから、中を覗いてみる。

へぇ~、かなりキレイなんだな。山頂の避難小屋よりは断然きれいだ。むしろちょっとした山小屋だな。
日が差してきた。

3合目のトイレ通過。

2合目でようやくガスが晴れる。

続々と人が登ってくる。昨日とは雲泥の差だな。

みなさん、下山が異様に早い俺に驚いて声を掛けてくれる。で、テント泊したからって言うともう1回驚く。
そうですよね、やった本人が言うのも何だけど、これは正直おすすめ出来ないな。
今朝が快晴で白山や琵琶湖が一望出来たのなら、やる価値はあるかもしれないけど。今回のは単なる苦行だな。
霊前山。鈴鹿山脈も稜線には雲がかかりっぱなし。あっちも大変そうだ。

1合目の売店には自動販売機があるのでコーヒーで一服。文明の力はすごいと改めて感謝。電気があれば何でも出来るw
1合目の売店にいる犬。

アイゼンとゲイターを外して、下山再会。登山口まではもう一息。
1合目から下は泥道になっていた。ゲイター外すタイミング間違えたな。

そんなこんなで、下山完了。

麓の集落の様子。"銀世界"って感じだった。



バス停で帰り支度をしつつ、バスを待つ。
登山口に止めてあったマウンテンバイク。

やっぱりディスクブレーキだよな~。
ディスクブレーキのマシンだったら、雨でももっと楽に日本一周走れただろうな~と最近思う。

バスに揺られて、近江長岡駅にカムバック。

あれ、結構晴れてきた。5合目あたりまでは雲がかかっていないようだ。もう少し待てば上まで晴れそうだな。
今登っている人はラッキーかも。

そのまま、予定より早く帰宅して昼寝して前日分もリカバリー。疲れは翌日に持ち越さない!

雪山で火がおこせなくなると真剣に焦ります。
本当に雪山って恐ぇ~。
それでは 伊吹山・2日目 です、どうぞ。
うとうとしてはテントのうるささで目を覚ましを繰り返し、朝5:30に携帯のアラームでバトル終了。なんとか無事に生き延びた。
ヘッドライトを着けてテント内を見回すとそこは雪景色。


雪やら霜やらもうカオス。
また、このグローブに手を通すのか・・・。

テントの外もカオス。夜が明けても稜線の風は一向に弱まる気配なし。

前室は崩壊。かろうじて紐で繋がっている状態でバタバタと風に泳ぐ。外に吊るしておいたゲイターも見当たらない。
一瞬焦ったが雪に埋もれいているゲイターどうにかを発見。危ねぇ~。こんな雪山をゲイターなしなんて考えただけでもぞっとする。
が、一難去ってまた一難。ゲイターのファスナーが凍ってしまってあがらない。
とりあえずお湯で溶かすかとガスをセットし、ライター着火・・・も、着火せず orz
100円ライターもガスを使うもの、氷点下では着火出来ないんだ。火打石は不調だし、マッチもないし・・・万事休す。
とりあえず、30mほど先にある避難小屋に行ってどうするかゆっくり考えよと思い、テント撤収開始。
テントを撤収するのも四苦八苦。最後はもう「適当」という言葉が相応しいほどのいい加減さ。
ザックに無理やり押し込む。寒さに負けた。
山頂の避難小屋に待避。

何度か火打石やらライターやらトライしてみるもやっぱりダメ。
火を使わずに食べられるものはお菓子くらいかとザックを漁ると幸運にもパンを持ってきていた。というか忘れてた。

パンにチーズを挟んで、足りない分は羊羹、饅頭で補う。
飲み物は半分ほど凍った水・・・。温かいものが飲みたい・・・。
ダメもとでゲイターのファスナーに息を吹きかけ、上げ下げしてたら何とか動くようになった。助かった。
ダメだった場合は、誰かが登頂してくるのを待って火を借りる案を密かに思案していたが、誰かに頼らなくて済んだ。
ゲイターがあればあとは何とかなる。安全ゾーン(1合目の小屋あたりまで)まで一気に下山だ。
最後にもう一回、日本武尊像を見ておく。

さらば伊吹山。またいつか、出直して来る!

稜線のアイスバーンは慎重に下る。たまに突風が吹いて煽られるから。


樹氷。

あれを登ったのかな俺。だとしたらアホだな。

8号目か、こんな場所通ってこなかったぞ。完全に夏道からは外れてたな。

8合目から下はまだ誰も通っていない新雪ゾーン。

沈む、沈む。何度か膝上までズボッとはまる。

踏み抜いた瞬間は、毎度 "やばい!!" って思うが大したことなくて助かる。あ~コワ。

下山時は安全第一でジグザグに下ったのだが、アイスバーンは直登コース。みんな直登好きなんだな。
どうしよう、俺のトレースを辿ると完全に夏道のトレース、後続が間違えないことを祈る。
ジグザグに下っている分斜度は楽になるのだが・・・。
6合目の避難小屋手前で別のトレースを発見。


あれ?誰ともすれ違わなかったのに。別のルートで行ったのかなと思っていたら、遠くの方に人影が。

滑落停止訓練をしているようだ。トレースはストックじゃなく、ピッケルだったし。
避難小屋まで順調に下りてこられてたから、中を覗いてみる。

へぇ~、かなりキレイなんだな。山頂の避難小屋よりは断然きれいだ。むしろちょっとした山小屋だな。
日が差してきた。

3合目のトイレ通過。

2合目でようやくガスが晴れる。

続々と人が登ってくる。昨日とは雲泥の差だな。

みなさん、下山が異様に早い俺に驚いて声を掛けてくれる。で、テント泊したからって言うともう1回驚く。
そうですよね、やった本人が言うのも何だけど、これは正直おすすめ出来ないな。
今朝が快晴で白山や琵琶湖が一望出来たのなら、やる価値はあるかもしれないけど。今回のは単なる苦行だな。
霊前山。鈴鹿山脈も稜線には雲がかかりっぱなし。あっちも大変そうだ。

1合目の売店には自動販売機があるのでコーヒーで一服。文明の力はすごいと改めて感謝。電気があれば何でも出来るw
1合目の売店にいる犬。

アイゼンとゲイターを外して、下山再会。登山口まではもう一息。
1合目から下は泥道になっていた。ゲイター外すタイミング間違えたな。

そんなこんなで、下山完了。

麓の集落の様子。"銀世界"って感じだった。



バス停で帰り支度をしつつ、バスを待つ。
登山口に止めてあったマウンテンバイク。

やっぱりディスクブレーキだよな~。
ディスクブレーキのマシンだったら、雨でももっと楽に日本一周走れただろうな~と最近思う。

バスに揺られて、近江長岡駅にカムバック。

あれ、結構晴れてきた。5合目あたりまでは雲がかかっていないようだ。もう少し待てば上まで晴れそうだな。
今登っている人はラッキーかも。

そのまま、予定より早く帰宅して昼寝して前日分もリカバリー。疲れは翌日に持ち越さない!

ほりさんは強いですね
私なら絶対無理な状況ですw
季節考えて登っても誰も文句はいいませんよ。