当たり前だけどマクドナルドなので一睡もせず。(うとうとはした)
とりあえずやることがない。強いて言えばSONYのウォークマンで音楽を聞くことくらい。
最近はミュージックプレーヤーというらしい。ジェネレーションギャップ・・・ orz
後は、靴下とグローブをひっくり返して自然乾燥を待つくらいか。
防水用品が水没した場合、コインランドリーもほぼ役に立たないのは昨日実感した。
とりあえず外より中を乾かしたかったので裏返しで一晩放置プレイ。
夜中、清掃のため 「移動してもらえますか?このクソ野郎」 と声をかけられる。
断る理由は沢山あるんだけれども、一晩お世話になる身、快諾。(WinWinの関係、いや違うなw)
何とか朝を迎え、朝マックをオーダー。
こいつ一晩いたくせに注文はこれだけかよの視線が痛い。
痛かったので100円のチキンなんとかを追加。やっぱヘタレ。( ゜Д゜) 逝ッテヨシ

何だかんだ言っても出来たては、美味しい。
というか温かい食べ物だったら何でもおいしく感じる、それが野宿旅。Feel The Nature.
朝8時頃に雨が上がったのでようやくの出発。

昨日、やばいと感じたブレーキシューを改めて観察。
フロント。

リア。

リア側が特に危なかった。( もうすでにアウトとも言うが (ノ∀`)アチャー )
うまく調整しないと舟がリムに直接あたって嫌~な音が発生する状態。
やはりいつ何時も予備シューは持っていかねばならんな。

昨日えびのに入った時は既に日没後だったため、初めて霧島山を拝む。
雨上がりだから雄姿とまではいかない微妙な感じ。
まぁ、また霧島温泉方面に行く時にでも見させてもらおう(何年、何十年後?)
高原町に入っても、まだ雲が低くよく見えない。(主峰の韓国岳がちょうど雲の中)


昨日までの2日間のコースが嘘のように今日は下り基調。
志布志(海)まで緩やかに下っていくルート。ありがたや、ありがたや。
宮崎県、最後の町・都城市イン。


途中、蜂蜜製品押しののぼりが多数あり、山の方に "山田" なんて地名が出てきたので、
山田養蜂場って宮崎なの?と勘違い。
帰って調べてみると、岡山県の鏡野町(蒜山の近く)でした。あぁ、勘違い。

真っ黒なやわらかい土。
桜島は近くになくとも、霧島も活火山。地質は鹿児島特有のシラス台地。

大淀川という川から見た宮崎市方面。あの山の向こうが日南海岸。
宮崎も意外と近いんだな、帰りのフェリーは宮崎からでも良かったのかも。

雲がとれた高千穂岳。携帯カメラなのでいまいち美しくない。
肉眼ではもっと綺麗に感じた。Come back LUMIX !!

国道10号に出たところで 道の駅・都城 発見。


これがかなり美味しかった。

霧島の中腹にある えびの高原 は酪農が盛んらしい。
その付近の牧場で採れた牛乳を使用したチーズが入っているらしく、実に美味。
お土産に買って帰りたかったけど、志布志まではまだもうちょっとある。
志布志まで行ってしまうと鹿児島になるのでこれは売っていない。
悩みに悩んだ挙句、買わないことに決定。(関係各位、あいすみません)
あと、これも買った。

素朴と言えば素朴な味。もちなんだけれども伸びないもち。
微妙に不味かった。
結局 4/6 しか食べれず、残りは補給食として道中食すことに。
都城駅。


国道10号を離れ、269号へ。
鹿児島(曽於市)まではもう一息。

しかし、今日は天気がいい。昨日の雨が嘘のようだ。3日間こんな天気だったら楽しかったろうに。

びっくりするくらい温かいので、ここら辺から素手で。
さすが本州最南端。晴れれば冬でもかなり温かい。

ついに鹿児島入り。( ゜∀゜)ノィョ―ゥ

通常県境は山だったりすることが多いが、何故かど平坦の真ん中に県境。
ちょっと拍子抜けだ Σ(゜Д゜ υ) アリャ

しばらく進むと 佐多岬 の案内が。
思えば1年前半、土砂降りの中必死でたどり着いた佐多岬。懐かしい思い出だ。
忘れてしまいたい過去、でも忘れられない。
自転車で2度と行くことはないだろう。特に大隅半島の東岸は頼まれても行くまい。

道の駅・おおすみ弥五郎伝説の里、到着。
ちょうどお昼時だったので、お昼にする。


黒豚焼きのどんぶりを注文。

うまい。と俺が言っても説得力ゼロ。
何を食べてもうまく感じる状態なので仕方なし。( ゜д゜)ウム
まぁ、デザートのフルーツがビタミン不足の体に染みるってことで ( ・∀・)イイ!!
食後は道の駅内を散策。


どん!!

弥五郎どん!!


弥五郎の解説。

腹も膨れたってことで志布志港まで、もうひとっ走り。
道の駅のすぐそばに、官軍の墓地があった。


いつも思うんですが、幕末の人は思想こそ違えど日本を良くしたいという思いの一心で命かけて戦ったんだなと。
なんかカッコよす (*´Д`)
大隅半島にはそれほど高い山はない(最高1200mちょっと)といっても、それなりに高い山に感じる。Σ(゜д゜`)ヌオッ!!
佐多岬はあの山の向こう。

足元は大根畑だった。
桜島大根・・・ではなく、普通の大根のようだ。

実は鹿児島は、静岡に次ぐお茶所。生産量は全国第2位って知ってました?

薩摩半島(指宿~枕崎間)は、お茶畑が広がっていたが、大隅半島側もお茶畑が広がっていたんだ。
いや、勉強になった。
最後の町・志布志市イン。

本当に良いお天気。自転車漕いでるとうっすら汗をかく。
まさに、"自転車日和"。


そうこうしていると海(志布志湾)が見えた!!

国道220号に無事到着。

これで1年前半の道とつながった。何となく見覚えのある道だ。
国道220号を横切り、海の方へ。

見事な松原を越えて志布志湾へ。

ふぅ~。
今回も雨でブレーキシューが終わってしまって一時はどうなるかと思ったけど何とかここまで来れたと
感慨にふけっていたら、おまわりさんが見回りをしていて職務質問タイム。
チャリで走ってきて、これからフェリーに乗って帰りますと説明したらあえなく開放。
"とっとと失せやがれ逮捕するぞ、このボケナスが!" と言ったとか言わなかったとか。

フェリーの出航時間まではまだ3時間以上あるので、とりあえず志布志市内を散策。

前回寄った地域限定コンビニ "エブリワン"。懐かしい ( ゜∀゜)ノィョ―ゥ
前は5月でとてつもなく暑く、都井岬を越えて来てのどがカラカラ。
ここでオレンジジュースとパンを買ったということまで鮮明に覚えている。

本当に懐かしい道だ。
佐多岬目指して頑張って突き進んだよな~。

まだ2時間以上あるけれども、志布志市内はこれといった観光スポットもないので、
(強いてあげれば大崎海岸のくにの松原くらいか。といっても砂浜と松原があるだけだけど・・・)
フェリー乗り場へサクッと移動。

そしてサクッと輪行準備。
タイヤを外して改めてシューを見ると、限界すれすれだったことがわかる。

そして猫。

どこからともなく現れた。すまん、今食い物は持ってないんだ(´・ω・)スマソ
輪行準備が完了したら、車に乗ったご夫婦(推定40歳)に話しかけられた。
自転車を車に積んできたんだけれど、結局雨で10kmくらいしか乗らなかったとのこと。
なんじゃ、そりゃ ( ´∀`)<ぬるぽ
とりあえず乗船開始まで2時間、待合室で時間を潰す。

待合室のお土産屋で関係各位へのお土産を購入。(鹿児島銘菓・かるかん)
ついでに小腹がすいたので "さつまあげ" と 我が家へのお土産 "黒豚みそ" をゲッツ。


先日、満点☆青空レストランで紹介されていた一品。
意外な所で出会ったので思わず購入。
途中、リアルホームレスが待合室に入ってきて徘徊。ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
当然、ガン無視だ。
さつまげをこれ見よがしに食う。そしてごみはゴミ箱へは入れず、袋に入れてかばんの中へ。
普通に捨てたら絶対袋拾うだろ、おっさん。
ようやく乗船開始。


今回は和室。寝やすそうだ。
出航までの間に風呂る。3日ぶりの風呂は生き返る♪


今回通って来たルートはおおむねこのバイクツーリングのおすすめルートのようだ。
たしかにバイクなら山もまったく気にならないからさぞ気持ち良かろう。

フェリーの食堂で晩飯を済ませ、爆睡 zzz
朝まで何度か目が覚めるも二度寝、三度寝で朝まで眠り続ける。
一昨日寝てないから仕方ないよな zzz
朝、船内アナウンスで強制起床。
そして船内アナウンスで嬉しくない一報が・・・。
道中、しけの影響でフェリーの到着時間が大幅に遅れるとのこと(滝汗)
本当に1時間以上遅れて南港に到着。会社に遅刻することが決定 (;´Д`)ヤメテー
しかも "かもめフェリーターミナル" という今まので乗り場と違う所へ着岸。

またこの "かもめフェリーターミナル" が曲者で、ニュートラムの駅とつながっていない。
最寄駅まで約2km。このまま担いで行くのは無理だ。
というわけでまた自転車を組み立てる。

そして会社へ遅れますとTEL。
電車、バス、飛行機の遅延などで会社に遅れる人は今までもいただろうが、
フェリーが遅れて遅刻した輩がかつていたのだろうか?いないだろうな・・・。
かもめ大橋を渡っている最中にジャイアントのリアバッグのとりつけテープが切れて、
後輪に巻き込む事故発生。リアバッグもお亡くなりになるというプチ・アクシデント発生。(ヽ´ω`)モツカレ
そしていつもの日常へ。(おしまい)
【本日の走行】
走行距離:86.7km
累積標高:559m
走行時間:5時間
本日のルート(ルートラボ)