お世話になっております、ほり@チャリダーです。
何故か自分が行った山で数日後には遭難事故が発生するジンクスにさいなまれている今日この頃です。
皆子山しかり、伊吹山しかり、果ては金剛山まで。金剛山で遭難って・・・。俺が呪いをかけて来たみたいに思われるじゃないか!!
皆子山 → ボーイスカウト遭難か
金剛山 → 金剛山で「道に迷った」
伊吹山 → 伊吹山で男性遭難か
伊吹山の山頂の様子は、想像するにきっとこんな感じだったんじゃないかと。いや遭難するくらいだからもっとか。
さて、本日はテントのお話。
自分が使用しているのは、こちら↓。
ご存知、motn-bell の ドームシェルター 2型。
ツェルト以上、テント未満という微妙な位置づけなものではあるが、約100日ほどお世話になっているが未だ現役。
自転車用品は、1~2年も使用すれば大抵のものが壊れてきたが、さすが mont-bell、さすが山用品。自転車用品とは耐久性が桁違いだ。
このシェルター、みなさんそこそこ興味があるようで、このblogの人気記事ランキングで上位にランキングされていることもしばしば。
こんなふざけた記事だとあまり参考にもならないのでまじめな感想を改めて。
長所:
軽い
・・・ 重さは約800g。テント未満なだけあって軽さはズバ抜けて軽い。
コンパクト
・・・ 体積も同じ2人用の本格的テントの2/3くらいのサイズ。
短所:
3シーズン
・・・ 取扱説明書には冬季は使用するなとの記載あり。とは書いてあるが、自己責任で雪山使用している。
ベンチレーションは雪で塞がれる可能性があるので前面は常時半開きで使用中。
耐水圧がない
・・・ 耐水圧600mmしかないらしい。自転車旅行が主だったので大雨の日も軒先でお世話になっていたこともあり、
本当の耐水圧は不明。ただフロアは濡れたアスファルトの上に設営しただけでも浸水した。
なので、ステラリッジのグランドシートで補強している。(→それから雨だったことがないため、効果の程は不明)
結露する
・・・ シングルウォールなのでダブルウォールより結露する・・・らしい。ダブルウォールを使ったことがないから比べられない。
というか結露がひどいって感じたのは1回くらい(立山で使用した時だけ)。
その時はテント内で調理をして、湯気をテント内に充満させてしまったからというのもあるし・・・。後は気持ちの問題かな。
氷点下だとほぼ凍結するので全く気にならない。
前室
・・・ 前室がない。オプション(専用品)も存在しない。
ベンチレーションがふさげない
・・・ 凍結時の酸欠防止のため、後方の通気孔がふさげない・・・のは仕方ないけど、風が強い日は雨・雪が内部に侵入してくる。
収納時。
左から
・グランドシート ・・・ ステラリッジの2型と同じサイズなので流用できる
・ドームシェルター ・・・ 専用のスタッフバッグは何処かで失くした。3リットルのスタッフバッグで余裕を持って収納できる
・キャノピー(前室)・・・ マイティードームの2型を流用。前面のサイズは同じだが、ポール受けがないので本体に改造が必要
・青いポール ・・・ キャノピー用
・赤いポール ・・・ シェルター用
というわけで、前回までの教訓を生かして、弱点を克服するためにドームシェルターを強化することに。で良い(?)勉強になった)
今回の改造は、前室のためのポール受け追加するということ。
先ほども書いたが、前室を作るための専属のオプションは存在しない。
ベテランの人がフライシートで前室を作っているのは写真で見て、真似をしようと思ったが、そのフライシートが見つからない。
http://myouzin1432.naturum.ne.jp/e1221409.html
で、行き着いたのが、同じシングルウォールのマイティードームのオプションのキャノピーを流用するということ。
ただ、ドームシェルターにはマイティードームにはある(と思われる)ポール受けが存在しない。
そりゃそうだ、すんなり簡単に流用出来るなら、みんなこの組み合わせにするよな・・・。
前回、伊吹山でそのまま(ポール受け無しで)使ってみたら、翌朝前室は見事に崩壊していた。
なのでポール受けは必須という結論に。
材料は100円均一で揃えられた。
~材料~
・ハトメ(8.5mm) ※出来れば7.5mmがベスト
・ハトメ抜き(ポンチとも言うらしい)
まずは、ハトメ抜きで下穴を開ける。
(出来栄えが気にならない人ならはさみで切っても大丈夫だと思われる)
次に、開けた穴ハトメを打ちつける。
ポールを差し込んで、立ち上げててみるとこんな感じ。
で、キャノピーをつけて、ポールを差し込んでみる・・・と
やっちまったな。本体は15デニールという強度しかないため、ポールの張力に耐えられなかったようだ。
だがここで諦めたら単に余計な穴を開けただけで終わってしまう。作戦はある。
もういっちょ、リトライ。
作戦というのは、ポール受けのマジックテープを着けている箇所まで一緒にハトメに挟んでしまうこと。
このマジックテープを結んでいる場所は、テント本体のポールの張力にも耐えるほどの縫製をしている箇所。
もう一本増えても、その張力に耐えてくれるとふんだ。
そしてついに完成。
おぉ、カラーリングはひとまず置いといて、前室だ。間違いなく前室だ。今度は崩壊もしない。
内部。大きさのイメージがつきやすいように靴も置いてみた。
大型のザックは置けないだろうが、靴を置いたり、調理するのには十分な広さだ。
ハトメに打ち込んだ本体用のポール受け。
若干引っ張られている。もっとマジックテープに近い場所に穴をあければ良かったか。
ちなみに後方は、マイティードームと同じで紐で結ぶだけ。
あとはベンチレーションの改善か。氷ノ山までに改善作が見つかるかな・・・。
何故か自分が行った山で数日後には遭難事故が発生するジンクスにさいなまれている今日この頃です。
皆子山しかり、伊吹山しかり、果ては金剛山まで。金剛山で遭難って・・・。俺が呪いをかけて来たみたいに思われるじゃないか!!
皆子山 → ボーイスカウト遭難か
金剛山 → 金剛山で「道に迷った」
伊吹山 → 伊吹山で男性遭難か
伊吹山の山頂の様子は、想像するにきっとこんな感じだったんじゃないかと。いや遭難するくらいだからもっとか。
さて、本日はテントのお話。
自分が使用しているのは、こちら↓。
ご存知、motn-bell の ドームシェルター 2型。
ツェルト以上、テント未満という微妙な位置づけなものではあるが、約100日ほどお世話になっているが未だ現役。
自転車用品は、1~2年も使用すれば大抵のものが壊れてきたが、さすが mont-bell、さすが山用品。自転車用品とは耐久性が桁違いだ。
このシェルター、みなさんそこそこ興味があるようで、このblogの人気記事ランキングで上位にランキングされていることもしばしば。
こんなふざけた記事だとあまり参考にもならないのでまじめな感想を改めて。
長所:
軽い
・・・ 重さは約800g。テント未満なだけあって軽さはズバ抜けて軽い。
コンパクト
・・・ 体積も同じ2人用の本格的テントの2/3くらいのサイズ。
短所:
3シーズン
・・・ 取扱説明書には冬季は使用するなとの記載あり。とは書いてあるが、自己責任で雪山使用している。
ベンチレーションは雪で塞がれる可能性があるので前面は常時半開きで使用中。
耐水圧がない
・・・ 耐水圧600mmしかないらしい。自転車旅行が主だったので大雨の日も軒先でお世話になっていたこともあり、
本当の耐水圧は不明。ただフロアは濡れたアスファルトの上に設営しただけでも浸水した。
なので、ステラリッジのグランドシートで補強している。(→それから雨だったことがないため、効果の程は不明)
結露する
・・・ シングルウォールなのでダブルウォールより結露する・・・らしい。ダブルウォールを使ったことがないから比べられない。
というか結露がひどいって感じたのは1回くらい(立山で使用した時だけ)。
その時はテント内で調理をして、湯気をテント内に充満させてしまったからというのもあるし・・・。後は気持ちの問題かな。
氷点下だとほぼ凍結するので全く気にならない。
前室
・・・ 前室がない。オプション(専用品)も存在しない。
ベンチレーションがふさげない
・・・ 凍結時の酸欠防止のため、後方の通気孔がふさげない・・・のは仕方ないけど、風が強い日は雨・雪が内部に侵入してくる。
収納時。
左から
・グランドシート ・・・ ステラリッジの2型と同じサイズなので流用できる
・ドームシェルター ・・・ 専用のスタッフバッグは何処かで失くした。3リットルのスタッフバッグで余裕を持って収納できる
・キャノピー(前室)・・・ マイティードームの2型を流用。前面のサイズは同じだが、ポール受けがないので本体に改造が必要
・青いポール ・・・ キャノピー用
・赤いポール ・・・ シェルター用
というわけで、前回までの教訓を生かして、弱点を克服するためにドームシェルターを強化することに。で良い(?)勉強になった)
今回の改造は、前室のためのポール受け追加するということ。
先ほども書いたが、前室を作るための専属のオプションは存在しない。
ベテランの人がフライシートで前室を作っているのは写真で見て、真似をしようと思ったが、そのフライシートが見つからない。
http://myouzin1432.naturum.ne.jp/e1221409.html
で、行き着いたのが、同じシングルウォールのマイティードームのオプションのキャノピーを流用するということ。
ただ、ドームシェルターにはマイティードームにはある(と思われる)ポール受けが存在しない。
そりゃそうだ、すんなり簡単に流用出来るなら、みんなこの組み合わせにするよな・・・。
前回、伊吹山でそのまま(ポール受け無しで)使ってみたら、翌朝前室は見事に崩壊していた。
なのでポール受けは必須という結論に。
材料は100円均一で揃えられた。
~材料~
・ハトメ(8.5mm) ※出来れば7.5mmがベスト
・ハトメ抜き(ポンチとも言うらしい)
まずは、ハトメ抜きで下穴を開ける。
(出来栄えが気にならない人ならはさみで切っても大丈夫だと思われる)
次に、開けた穴ハトメを打ちつける。
ポールを差し込んで、立ち上げててみるとこんな感じ。
で、キャノピーをつけて、ポールを差し込んでみる・・・と
"ブスッ"
破れもうした orz
やっちまったな。本体は15デニールという強度しかないため、ポールの張力に耐えられなかったようだ。
だがここで諦めたら単に余計な穴を開けただけで終わってしまう。作戦はある。
もういっちょ、リトライ。
作戦というのは、ポール受けのマジックテープを着けている箇所まで一緒にハトメに挟んでしまうこと。
このマジックテープを結んでいる場所は、テント本体のポールの張力にも耐えるほどの縫製をしている箇所。
もう一本増えても、その張力に耐えてくれるとふんだ。
そしてついに完成。
おぉ、カラーリングはひとまず置いといて、前室だ。間違いなく前室だ。今度は崩壊もしない。
内部。大きさのイメージがつきやすいように靴も置いてみた。
大型のザックは置けないだろうが、靴を置いたり、調理するのには十分な広さだ。
ハトメに打ち込んだ本体用のポール受け。
若干引っ張られている。もっとマジックテープに近い場所に穴をあければ良かったか。
ちなみに後方は、マイティードームと同じで紐で結ぶだけ。
あとはベンチレーションの改善か。氷ノ山までに改善作が見つかるかな・・・。