Carpe Diem

~日本一周ブログ旅 (分割) ~

ツールド北海道 釧路 ~ 釧路 「まぁ、たまにはこういうのも」

2013年07月27日 18時00分00秒 | ツール・ド・日本
お世話になっております、ほり@チャリダーです。

夏の道東名物・霧。



釧路では、7月はほぼ毎日霧に覆われているそうだ。
釧路湿原・・・見えない・・・。


それでは、釧路(釧路湿原)~釧路(釧路空港) までの旅です。どうぞ


展望台にて起床。



朝メシは塩ラーメン(もやし入り)。



朝からヘビーだが仕方がない。晩飯に食べよう食べようと思い結局食べずじまいで最終日に。
持って帰るのはもっと嫌だったから我慢だ。

ガスカートリッジも空港まで持って行っても没収されるだけなので、無駄に強火にする。



出発。鶴居村という村にタッチしてから釧路空港へ。







サイクリングロードが幹線道路と併走していたので、そっちを走ることに。



幹線道路に復帰してからは、空港までトラクターと抜きつ抜かれつのデッドヒート。いい汗かいた~。



空港のまわりの道路を使って陸上のトレーニングをしている集団がいた。

各コーナーにコーチらしき人がストップウォッチとにらめっこしていたり、
マッサージ用のシートを歩道に広げていたりと本格的な感じだったので実業団の人だったのかも。

釧路空港、到着。







まだ20℃ないのね・・・。

とりあえず、ササっと袋に入れて手荷物預けに。



このあたりが持ち込み禁止の品例。ばっちりPRIMUS w



ライターはお一人様一つまではOKらしい。

荷物を預けた後は、お土産を物色。



ガスを少しでも使い切ってやろうということでガスストーブとカートリッジはザックに移動させて置いた。
で、肝心の焼く物も物色。

夏らしくとうきびか。



はたまた海産物か。



いやいや、肉という手もあるぞ。



で、結局買ったのは釧路名物のザンギを挟んだパン。ついでにガラナ。
空港の外に出て、最後のクッキング。お湯を沸かしてコーヒー作ったあとは、パンを焼く。



食べようとしたら暑すぎて手を火傷。この日1日中、手が痛かった。

まだ時間が結構あるので、展望台へ。



そうそう、今回はこんなスタイルでした。



夏のバーゲンで好日山荘で買ったマムートの短パン\4,000、これいい!!すげー動きやすい。

う~ん、まだ時間が余っている。ここはひとつ食べに走りますか。

まずは、鮭たたき丼。超うめぇ~。



そして、デザートはソフトクリーム。



(。・д・)=3ゲプッ

空港の外で、女満別空港とオシンコシンの滝で見かけた自転車乗りを発見。
やっぱり同じスタイル、こだわりのスタイルなんですね。



ようやくフライト。
というかこの掲示板見て、伊丹行きだったのかと知る。てっきり関空行きだと思っていた。



アディオス、道東。



帰りは即効で爆睡 zzz コーヒー飲み損ねたw



伊丹で韓流スターの出待ちと遭遇。誰だったんだろう。



北海道、残すは函館~札幌(積丹経由)か。
1発で仕留めるのが理想だけど、今の状況では2発が現実的な所か・・・。

何にせよ、年内の完走だけは絶対死守するぞ~!!

【本日の走行】
走行距離:16.2km
累積標高:76m
走行時間:1時間
本日のルート(ルートラボ)

ツールド北海道 川湯温泉 ~ 釧路 「雲の上」

2013年07月27日 17時00分00秒 | ツール・ド・日本
お世話になっております、ほり@チャリダーです。

晴れた摩周湖を見たら婚期が3年遅れるそうですね。既婚者が見た場合、何が遅れるの?
出世?だとしたらやべーな。


それでは、川湯温泉~釧路 までの旅です。どうぞ。




朝起きたら5:00過ぎ。始発まで時間がない。
ささっとテントを撤収し、コンビニで缶コーヒーと菓子パンだけかきこむ。

釧路駅カムバック。



ちゃちゃっと袋に入れて無事乗車。
あっ、よく見るとミラーに自分が映っている。そういえば朝寒かったらダウン(黄色いやつ)着てたっけ。



ガタンゴトン。前回GWで、知床斜里→釧路と乗ってきた逆の経路で川湯温泉まで。
寝不足のため、道中爆睡 zzz



川湯温泉駅で下車。



駅前で自転車組み立ていたらおじいちゃんに話しかけられた。
ハイヤー呼びたいんだけどとのこと。地元民じゃないので、公衆電話横に書いてあった番号を教えてあげた。

じいちゃん、自転車に興味津々。原価3万円のクロスバイクでっせ。じいちゃんは8千円のママチャリだって。



直接屈斜路湖を目指したい所だけど、食料調達のため川湯温泉街へ。

途中、硫黄山という THE 岩山 という感じの山があったが、だいぶと雲がかかっていたので帰りにでも。



偶然、大鵬の実家を発見。実家の前の通りも"大鵬通り"という名前だった。



これがそうらしい。ネットで他の人のblogで確認したから間違いない。閉まっている。



寄り道してたらパンク。久々にパンクしたな。
思い返してみたら、前回斜里町でパンクして依頼か。久々のパンク修理だったので意外と手間取った。



そこから屈斜路湖を目指す。

屈斜路湖・・・from Wikipedia

屈斜路湖(くっしゃろこ)は北海道東部、弟子屈町にある自然湖である。
全域が阿寒国立公園に属する。謎の生物クッシーの棲む湖として一時期話題となった。

美幌峠からの景色が有名だが、とりあえず最短路で小清水峠に登る。



でも、ガスってた。正確には霧か。屈斜路湖よ、お前もか。(まぁ途中で薄々わかってたけどね)

昨日の知床峠を見ていて思ったんだけど、道東の夏の朝は霧が多いが昼前になると体外霧が晴れる。
ので、遅い朝メシ(AM10:00)食いながらのんびりまつことに。



食後はお茶で締める。



1時間位したらだいぶと霧が晴れてきた。



中島もまずまず見えた。残念ながらクッシーはいないようだ。



もうちょっと待っていたかったが、あまり長居すると摩周湖に到着するのが昼過ぎになっちゃうので出発。





下界は超快晴。





再度、川湯温泉街に戻って食料を調達し、摩周湖を目指す。

こちらが先ほど紹介した硫黄山。





THE 岩山 って感じでしょ。思わず登りたくなった。

道道52号線で摩周湖へ。ここからひたすら第3展望台まで約500m程登る。



前半結構きつかった。中盤以降はぼちぼち。





知床峠もそうだけれども基本走りながら撮る。なのでカメラは常にたすきがけ。ザック背負った時点でもうどうでもいい。
写真自体は、シャッタースピード優先で連写すれば何とかなる。ぶれてて使えないのも多いけれど。

たまにこんな不思議な写真も撮れる。











摩周第3展望台、到着。

暑い、クソ暑かった。朝は寒く、昼暑い。道東恐るべし。



さっき見てきた屈斜路湖と硫黄山が良く見える。500mほど登って来た甲斐があった。



いざ、摩周湖。

摩周湖・・・from Wikipedia

摩周湖(ましゅうこ)は、北海道川上郡弟子屈町にある湖。
日本でもっとも、世界ではバイカル湖についで2番目に透明度の高い湖である。
2001年には北海道遺産に選定された。急激に深くなっていることとその透明度から青以外の光の反射が少なく、
よく晴れた日の湖面の色は「摩周ブルー」と呼ばれている。



なんか晴れてる。霧の摩周湖はいずこ?布施明もびっくりだな。

しかし、青いな。これが"摩周ブルー"ってやつか。





おっ、第1展望台のほうはすでに雲がかかっている。あっちから見ていたら霧の摩周湖なわけか。



第1展望台へ移動開始。第3展望台から第1展望台へは若干下ることになる。

下っていると雲海が見えた。晴れの日に見る雲海は生まれて初めてだ。
前回は熊本で雨の日にたまたま山登ったら雲の上に出ただけ。

晴れの日の雲海・・・気持ちいいね。



第1展望台、到着。やっぱりガスってる。





展望台へ。



なるほど、こんな感じに見えるのか。

お昼を過ぎてしまっていたので腹が減っていたので、"あげいも"と"いももち"を購入。



あげいもはやはりテッパンのうまさ。



いももちは前回、道の駅・うらほろで食べれなかったのでリベンジ。

感想は、もちだ!本物ほどの粘り気はないがうまい。みたらし団子って言えばいいのかな。
甘辛いたれがそう感じさせるのかも。

摩周湖から下山すると、弟子屈の町はどんより曇り空。
さっきの雲海の下にいるから当然と言えば当然か。

あとは釧路までだらだらと数十キロほど曇り空の下走る。





釧路湿原あたり。



釧路町に着く頃には霧雨に。



夏場の霧雨も結構やっかいだ。合羽を着ないと衣類が濡れて来るし、かといって合羽を着ると暑いし。
結局濡れたくなかったので合羽を着て走る。



市街地へ出て国道44号線に合流。



前回は夕日で迎えてくれたが、今回は霧でお迎えか。



※前回の釧路市


今回は六花亭もスルー。



前回、基本的な旅人に必要なお店は押さえてあるので記憶をたどって、風呂屋へ。

風呂に入って汗を流してサッパリした後は晩飯。

前回満員でパスした寿司屋の"なごやか亭"へ。



回転寿司らしいが、地元で人気とツーリングマップルに載っているので期待 ◎



回転寿司なんだけれども、基本は注文。
オーソドックスなものしか回っていないので食べたいものは伝票に書いて注文するスタイル。
値段も100円位~500円位まで幅広。



13皿ほど頂いて大変満足。

その後は、コインランドリーで八重と半沢直樹を見ながら洗濯タイム。

半沢直樹の口癖で、"やられたら、倍返しだ"というのがありますが、
5億の負債しかないのに10億回収するつもりなのか?とどうでもいい疑問が沸いてくる。

ちなみに実社会の場合、5億の負債で10億の担保を競売にかけたとしても5億のみ負債にあてられて、
残り5億は返金されますのでご安心(?)を。


最後は、釧路湿原の展望台まで移動して就寝 zzz


【本日の走行】
走行距離:143.2km
累積標高:1296m
走行時間:13時間
本日のルート(ルートラボ)

ツールド北海道 斜里 ~ 根室 「晴れの日クオリティ」

2013年07月27日 10時30分00秒 | ツール・ド・日本
お世話になっております、ほり@チャリダーです。

またまた新しいアイテムの紹介です。水を持ち運びするのに便利なやつ。



ボトル2本をいつも持ち歩いていますが、スポドリ等味のついたものを入れたものに水を入れて後で使おうとすると
味や風味が若干水に移ってしまって嫌な感じがすると、2リットルのペットボトルだと大きすぎてリアバッグの中に
入らないこともあるということで携帯に便利な専用のものを用意しました。

使わない時は、空気を抜いて丸めておけばほとんど気にならない大きさになる。結構イケてるアイテムです。
もっとワンランク上のやつだとハイドレーション機能がついてたりする。


それでは、斜里~根室 までの旅です。どうぞ。




夜中何度か通り雨があったようだ。

二度ほど音で目が覚めたものの、一応屋根つきの場所にテントを設営したのと、
別にちょっとくらいは濡れてもいいやと割り切って寝続ける。

ここにテントを張らせてもらった。



今日も、朝からコーヒーとトーストの定番コース。やっぱり朝はこれだな。



日常も朝はパンとコーヒーの人間。なので、これが一番落ち着く。

パンを食べていたらキツネが現れた。



斜里のウトロという町は知床半島の根っこなだけあってキツネがよく出没するようだ。
道の駅のトイレにも絶対に食べ物をあげないでという張り紙があったが、ここに現れるってことは、
ここに来れば食べ物をもらえると知っているということ。エサやりをする人が後を絶たないんだろうな。

あと、変なおじさんが現れた。



一見すると普通の地元の人。

なんだが、なぜか道の駅の建物のまわりをママチャリでぐるぐると周り続ける。
飯を食って出発するまで延々と周り続けていた。そんなに自転車漕ぎたいんだったら国道沿いを走ればいいのに・・・。
何がおじさんをそうさせるのか・・・謎だ。

おじさんを尻目に本日のメインイベント "知床峠" へ向けて出発。
奥にすでに登る道が見える・・・。





登り始めるとまたもキツネが現れた。何かくわえている。何かはわからないが・・・。



わりとしゅっとしたキツネだな。苫小牧で見たやつに次ぐしゅっと具合かも。





次は鹿か・・・。



知床五湖&カムイワッカの滝との分岐に到着。



自転車の場合、熊にであったら、エサをあげてる場合じゃないよな・・・。

ただ、知床五湖とカムイワッカはパスだ。
道の情報がなさ過ぎる。こういう場合、かなり極悪なアップダウンか悪路が予想される。
実際道は最後、ダートになるらしいし。

もの珍しさはあると言っても、湖と滝があるだけでしょと割り切ってパス。



また鹿か・・・。



蒸し暑いのでメットを脱いで登る。登りオンリーだけだからいいよね。
もしかしたら熊の一撃くらいなら身代わりになるかもしれないが二発くらったらアウトだし。



またまたキツネと遭遇。



290m通過。



370m通過。まだ半分か。



500m通過。もうちょい。







えらいガスってきた。そして小雨が降り始める。





こちらも所々残雪。7月なのにすげーな、北海道。すげーな道東。



鹿・・・。もうええって。



知床側。



ピークまであと1kmくらい。





登り始めてから1時間弱で知床峠、到着。噂では結構大変と聞いていたがそれほど大変には感じなかった。
羅臼側がこれより大変とのことだが、こっちもこれ位だとあまり大変ではないかも。
全国にはもっと極悪な峠が多数あるからな~。





実際のピークはもうちょっと先にあった。



国後島がうっすら見える。



峠にはもうひとりチャリダーがいた。



埼玉発で通しで日本一周している学生だそうだ。
時間に追われることもなく、のんびり旅をしているそうだ。
おっさんは弾丸旅行が多いのでうらやましい限りだ。俺も学生の内に日本一周しとけばよかったな。
そうすれば今、100名道や、100名山などをピンポイントで回るちょっとリッチな旅が出来ていたろうに・・・。

羅臼岳。完全にガスっておりました。



晴れないかな~と30分くらいのんびりしていると、新たに自転車に乗った人がウトロ側から上がってきた。
埼玉の子と一緒に挨拶してみたら、昨日空港で見かけたこちらの方でした。



というかこっちは普通の自転車乗りの人だと思っていたが、向こうから"空港でお会いしましたね"って言われて、思い出した。

お話を伺うと、徳島から来られた方だそうで、今回の自分同様主に道東をぐるっとまわって、
釧路あたりまでいって、その後輪行で息子さんがいらっしゃる札幌に寄ってから帰るそうだ。

そうこうしていると埼玉の子が出発&お見送り。良い旅を。残された二人でしばらく雲が切れないか話をしながら待つ。

※ちなみに夏の道東&知床峠のように標高の高い所の午前中は寒いのでまっとうな防寒着
(自転車用のウィンドブレーカーとかじゃなく、ダウンかフリース)を持って行ったほうがいいですよ。

Wレバーの LOOK のカーボン自転車に乗られていたので、ベテランさんなのかと思って聞いてみたらそうでした。
LOOK にもかれこれ20年乗っているらしく、自転車歴としては40年近くの大ベテランさんになるそうだ。

20年前からカーボンって珍しいなと思い、聞いてみたらカーボンが登場した黎明期の一品らしい、すごっ。
徳島の話をしたり、自転車の話を教えてもらったりしたが一向に晴れる気配なし。

なので、見切りをつけて出発。LOOK の方も、今日は根室まで進むそうなので、またどこかで追いつかれるかも
しれませんねって話をしてお別れ。(そして本当に再会する)



羅臼側はあまり雲がない。下界は晴れていそうだ。国後島もはっきり見える。





大分、見通しが良くなった。



振り返って見ると羅臼岳の一部が見えた。ストラップが写り込んでいるのが非常に残念無念。









あっという間に、激アツで悪名高い無料温泉 "熊の湯" 到着。



写真を撮っていたらLOOKさんが通過。手を振ってお見送り。



つり橋で川を渡ると見えてきた "熊の湯"。



というか湯船がほぼ丸見え。さすがに女性用は見えないようになっていたが、男性用は丸見え。
さすが北海道というべきか。ワイルドすぎる。それでは、一戦お手合わせ願おう。・・・

あっつ!!



本当に熱い。熱過ぎるよこれ。入れない・・・。

撤収。空が青いね。



どっこいせ~。



羅臼側の海に出たところで、道の駅にピットイン。



各種お土産はたくさんあるのだけれど、特に何も買うものがないので飲み物だけ補充して出発。



くそっ!! いちいちクオリティ高いな、夏の北海道。
(ここからしばらくは夏の北海道の景色をお楽しみ下さい)





















その後、この日一番の夏の北海道らしい景色に出会う。

北海道ではちょこちょこ4桁の道道が現れる。4桁県道があるのは北海道だけだそうだ。

何となくこの道道が気になったので曲がってみる。









実際の肉眼ではもっとクリアで "夏" って感じだった。
全然カメラ使いこなせてないぜ、俺。もっといいレンズが欲しい。特に望遠のやつ。この場合は広角か。
いかん、いかん。危うくレンズ沼にはまってしまう所だった。しまいにはフルサイズ(一眼)とか言ってしまいそうだ。

再び国道に戻って、旅再開。













野付半島との分岐に到着。知床峠で会ったLOOKさんも根室まで大した観光ポイントがないから行くかもと言っていた
ので自分もちょっと寄り道してみる。本当に根室まで何もないから。

でも、3~4km 走って向かい風のきつさで挫折。
自分の本来走るべき道なら我慢出来るのだが、寄り道となると途端に我慢がきかなくなる。根性ないな、俺。
まぁ右も左も海という野付半島らしい景色は見ることが出来たからそれでOKだ。





別海町に入って尾岱沼に到着。



道の駅、ちっちゃ!岐阜の大日岳クラスなのでスルー。









またしばらくず~っと続く海岸線の道をひた走る。何もない。
ちなみにこの道、ホッポーロードというらっし。いや別にふざけてないよ。本当にそういう名前なんだって。









そういえば前回の北海道旅で2回ほど、バス停のお世話になったがしょぼい方の外観は載せたが、
北海道の普通クラスのバス停の外観を取り忘れたので紹介しておこう。

これ↓が普通クラス。



ちょうど、自動販売機があって大きさの比較がしやすいw

外観は地域によっていろいろあっておもしろい。
今回はログハウス風だったが、ほったて小屋からコンクリ作りのもう小さい家クラスのもう住めんじゃんってのまで様々。

それがこんな道にポツンとある。



よし、先を急ごう。特に理由はない。





風連湖に到着。



到着したのは良いが、しばらく湖岸は木の茂みに覆われていて肝心の風連湖が見えない。
何なんだよ、さっきの看板は。

看板から5kmくらい走ってようやく湖が見えた。





何となく牧場で牛が見えたので寄ってみる。



当然、こいつらもいる。(↓シャッター押した瞬間、集団でダッシュして森の中へ消えていった)





根室市イン。



根室市街地まではまだ40km以上あるが、最低限の目標は行けそうだ。

知床のLOOKさんには何となく根室まで行くと言ったが、正確にはこの先の44号線との合流地点にある
"厚床駅"まで行ければ良いと思っていた。

以前チャリダーのblogで知床から走って夜にようやく厚床駅にたどり着いたと書いてあったので、
根室市街まではいけなくとも、"厚床駅"までたどり着けば、近くにコンビニあるし、無人駅なので寝れるなと考えていた。

でも、時間はまだ4時過ぎ。根室市街まで全然行けそうだ。



44号線と合流。



"厚床駅"



駅近くのセブンイレブンで休憩していたらまさかのLOOKさんと再会。

これが、年代物のLOOKのカーボン車。



LOOKさんも野付半島とか標津のサーモンパークなどに寄り道していたそうだ。
ですよね・・・。じゃなきゃ、俺が先に到着なんてあり得ないよな。

LOOKさんは根室市街地ではなく、この近くの宿に泊まるそうなので今度こそ本当のお別れ。



知床からここまでず~っと向かい風だったが、ここから20kmだけだが、追い風。
進む、進む。今までが嘘のように進む。

どうやら北海道は時計回りではなく、半時計周りにまわるとほとんどが追い風状態になるようだ。



道の駅・スワン44ねむろに到着。



日中の空とはうって変わって夕方はどんより曇り空。



もうじき日が暮れそうだ。



根室市街地に無事到着。後は駅へ行くだけだ。が、根室市街地坂多い・・・。



ここにもあったロシア語表記。読めません。



根室駅着。



前回はここから納沙布岬へ向かったのか。
夜だったので暗くて街の様子が見えなかったが、意外と栄えてる根室。



予想以上に早く根室に到着したので今後について再度スケジューリング。

まず、今日中に釧路まで戻ることが可能と判明。(約2時間のローカル線の旅)
とりあえず、思いつく選択肢としては、

1.旭川まで輪行で行って釧路まで帰ってくる。
2.摩周湖近くまで輪行で行って釧路まで帰ってくる。
3.このまま根室にいて、もう一度納沙布岬に行く。

3はないな・・・。(じゃあ、選択肢にあげんなよ)

1から2は今すぐ決めなきゃいけないわけじゃない(どっちも今日は釧路まで戻るだけ。そこまでしか電車ないし)

電車まで、まだ1時間くらいあるので、前回食べれなかった根室のB級グルメエスカロップを食べに"どりあん"へ。



店内は洋食屋さんって感じでした。



これが根室のB級グルメ "エスカロップ" 。



味は、うまく表現出来ないな。
上のカツとデミグラスソースはそのまんまなんだけれど、バターライス?みたいなしたのご飯が不思議な味。
特別油っこいわけでもなく・・・、駄目だ。やっぱりうまく表現できない。

駅に戻って釧路へ。ルパン3世のラッピング車両だった。







なるほど、作者のモンキーパンチが浜中町出身だったのか。納得。



釧路駅着。







夜の街を通り抜け、駅から10分位の大き目の公園で、明日の予定を検討して就寝 zzz

明日は摩周湖に決定!!

【本日の走行】
走行距離:182.3km
累積標高:1450m
走行時間:12時間
本日のルート(ルートラボ)

ツールド北海道 女満別 ~ 斜里 「長っ」

2013年07月21日 18時00分00秒 | ツール・ド・日本
お世話になっております、ほり@チャリダーです。

本日は参議院選挙・・・。まだ投票にいってません。
blogが書けたらすぐに行こうと思います。

それでは、女満別~斜里 までの旅です。どうぞ。

今回は女満別への直行便ということで、関空へ。



10時過ぎのフライトだったので、なんばから通勤&通学のラッシュに巻き込まれる。
下りなのにこんなに乗車率高いとは、予想外だった。特に学生がすごかった。
朝の御堂筋以上の乗車率。南海恐るべし。



自転車と手荷物を預けにカウンターへ。
破損免責のサインをするところまではいつも通りだったのだが、そこからがいつもと勝手が違った。

伊丹なら袋を少し開いて自転車の他に危険物がないかチェックしたらカウンター後ろのコンベアに乗って
流れていくのだが、何故か手荷物ゲートへ連れて行かれる。

そこで自転車を横にしてX線の機械へ。自転車まで通せる機械があるんだね、へぇ~。
女満別に行くのにそこまでセキュリティ気にしてもって気がするけどANAはちゃんとしてるんだね。
(前回、札幌まで行った時、JetStarは目視で確認のみだった。)


※写真の一番右端が大きな荷物も検査できるX線の機械がある専用ゲートになっていた。

フライトまではドMナルドでコーヒーフロートを飲みつつ、向かいの本屋で雑誌を買って時間を潰す。



時間になり、搭乗ゲートへ。



やっぱり3連休&夏ということで女満別行きも満席。



今回は窓際の席じゃなかったということを乗ってから知る。
本当は搭乗券を予約する際に分かっていて購入したのだろうけれども、
最近忙し過ぎて前日の夜まで、伊丹?関空?どっちに行けば良いのかすらわかってなかった。
当日も朝、不安で何度も調べ直した。本当に関空で良いんだっけ?ってな感じ。



通路側なので、やることもない。
隣の年配夫婦が景色を楽しんでいるのが正直うらやましい。
コーヒー飲んだら、寝る。zzz

女満別着。

女満別に到着して、荷物ゲートに並んでいると自転車が続々と運ばれてくる。
(ちなみに自転車はコンベアに乗ってきたことはありません。いつも職員の方が手で運んで来る。)
職員大忙しで何往復も。やっぱり運がないのか自分の自転車は一番最後に運ばれて来た。



数日前までの天気予報では雨の予報だったが、2日前から急に回復傾向で雨→曇り→晴れに回復。



空港前で自転車組み立てるも同じような輩多数・・・。なんだこれ。

そこへ、アンケートさせて下さいという人が。
聞くところによると、"オホーツクサイクリング" というものがこの連休に開催されるらしく、その参加者だと思ったとのこと。
なるほど、この大群はそういうわけだったのか。
ただ兄さん、俺はそれの参加者じゃないんだよ・・・。ただの旅人なんだよ・・・。



快晴のもと、女満別空港を出発。







斜里まで海沿いコース(網走経由)では行かず、内陸から斜里へ。



第1セイコーマート発見。北海道からセイコーマートがなくなったら旅が出来る気がしない。
出来たとしてもとてつもなくハードルが上がる気がする。



ホームセンター "ホーマック" へ。



前回は知らずに持ち込もうとして千歳で没収されたガスカートリッジ。
今回は行きから持って行かず、現地で調達。同じ轍は踏まない。
しかし、PRIMUSを置いているとは。他にもColeman、CAPTAIN STAGやPRIMUSのハイパワーまで、各種大~小すべて揃っていた。
・・・ホーマック、やりおるな。

北海道らしい景色を楽しみつつ、斜里を目指す。何気に斜里遠い・・・。













クソ長い直線路。でも北海道ではごくごく普通に存在する。
国道でなく道道を走っているとよく目にするパターン。
単発物も多いがが、国道+道道+町道などの組み合わせのパターンも多い。



麦畑が広がる。あ~、なんかビール飲みたくなって来た。





清里町あたりで一番斜里岳(百名山)に近づいた。
1000m級なのにまだ若干残雪あり。もう7月ですけど・・・。やっぱり道東は桁違いだね。







前回の折り返しポイントと無事、合流。ここからが本当の旅の再開。



※前回来た時の様子。


全然違う・・・。電光掲示板なかったら気付かないかも。



ツーリングマップル北海道・2010年版の表紙にもなった"名もない展望台"へ。



木で組んだちゃんとした展望台があるのだけれど、本当に名前がない展望台らしい。



なんでこんな所に展望台があるかというと、はるか水平線まで直線道路を見下ろすことが出来るから。
国道+道道+町道で25kmくらいあるらしい。長っ。



ただし、日本一長い直線道路は国道12号線の美唄市~滝川市区間と言われている。約30km、ひたすら真直ぐらしい。

国道に復帰するとほどなく海に。



ちなみに北海道の海沿いは夏でも風が強く、風速5mくらいの風は晴れでも常時吹いている。
なので写真がきれいだから走りやすそう、気持ちよさそうと勘違いしがち。
今回も基本向い風なので結構苦しい。まぁGWの時(風速10m)よりははるかにましだがw



オシンコシンの滝、到着。



女満別で見かけた自転車乗りを発見。



彼、なんで上はジャージなのに下はジーンズなの?
空港では人目があるからレーパンじゃないのはわかるんだけど、不思議な服装だな。
(ちなみに今回の服装は最終日に紹介予定)

北海道は自転車を離れるとすぐにカラスが寄ってくる。そしてかばんをつつかれる。あっちいけ。



オシンコシンの滝の先にあった三段の滝。でも目で確認出来たのは二段までだった。三段目はいずこ?





本日の目的地、道の駅 "うとろ・シリエトク" に到着。



でもレストラン、売店、両方終わってた。



仕方ないので、トイレだけ借りる。
トイレ中に熊とキツネへの餌やり禁止の張り紙が・・・。



飯は後でどうにかするとして、とりあえず風呂。今日もいい汗かいた。



風呂上り後、ちょうど涼しくて良い感じ。
しかし高山の日中19℃ってすげ~な。やっぱり高いところは別格なんだな。



その後、コインランドリーで洗濯。



紋別のおっちゃんが言ってた電気式の乾燥機だ。こいつは期待×だ。



30分乾燥機も回したけれど、なんかいまいちな乾き具合。電気式なので潔く諦める。
おっちゃんいわく、電気式は金だけ吸い取られるからほどほどに乾いたら後は自然乾燥でとのことだった。

近くのセイコーマートで水と食料を調達し、道の駅へ戻る。



ちょっとさびしい感じの晩御飯をかきこんで、本日は終了。



よし、選挙行こう !!

【本日の走行】
走行距離:108.1km
累積標高:886m
走行時間:6時間
本日のルート(ルートラボ)

ツールド北海道 ダイジェスト

2013年07月16日 23時10分00秒 | 日記
いつもお世話になっております、ほり@チャリダーです。

出発2日まで天気予報では道東は4日間ずっと雨予報でテンションだだ下がりでしたが、
そこからあれよあれよというまに晴れの予報に変わるという忙しさ。これだから北海道の予報は気が抜けない。

そこからも二転三転ありましたが、結局小雨、霧雨程度でなんとか切り抜けられました。
特に2日目はほぼ1日晴れで夏の北海道って感じでした。夏の北海道 Foever.


2013/7/12 ツールド北海道 女満別 ~ 斜里 「長っ」




2013/7/13 ツールド北海道 斜里 ~ 根室 「晴れの日クオリティ」




2013/7/14 ツールド北海道 川湯温泉 ~ 釧路 「雲の上」




2013/7/15 ツールド北海道 釧路 ~ 釧路 「まぁ、たまにはこういうのも」




詳細はまた後日 m9(・∀・)stay tune.

ツールド北陸 南砺 ~ 金沢 「リベンジ!21世紀美術館」

2013年07月16日 23時00分00秒 | ツール・ド・日本
お世話になっております、ほり@チャリダーです。

とうとう記事を書きあげる前に次の旅に出るという事態に・・・、何とかせねば。

それでは、南砺~金沢 までの旅です。どうぞ。

今回の旅から新たに実験的に導入しているものがこれ。



ロースターという名前らしい。まぁ名前はおいといて、要するに焼き網。
今までは、手で食パンを持って焼いていたけれど、なかなか上手く焼けなくて。

組み立てるとこんな感じ。



で、こう使う。



トーストをはじめ、肉、魚、餅なんかも焼ける。これで食べれる物の選択肢もぐっと増えた。
といっても、まだパン以外を焼いたことはないのだけれど・・・。

こんがり焼けたバターロールとコーヒーとなかなかリッチな(野宿としては)朝食を済ませる。



やっぱり夜は車も通らず、久々に熟睡できた。涼しかったといのも要因かな。山の麓なので都心部よりは、ちょっと涼しい。
テントを撤収し、出発。

石川と富山の県境のちょっとした峠を登る。



梅雨の季節、紫陽花が映える。



そして県境を通過。



県境を通過してもしばらくはアップダウン。

なんとなく直感でこれが最後の峠だとわかった。



日本中を走ってきたからこういう嗅覚だけは人一倍鋭くなったようだ。
まったくもって何の役にもたたない特技だが。

後は下って、下りきったらほぼ金沢の中心地。



21世紀美術館にリベンジしようと思ったが、時間的にまだ開いてないので、兼六園を見てまわって時間を潰すことに。



兼六園を時間つぶしって失礼なやつだな、まったくw

人から兼六園はあまりおすすめでないとよく聞いていたので、あまり興味がわかなかったし、雪もないし、
行こうか迷ったが、他に時間も潰せそうな場所もないし・・・。ドMナルドってのも・・・。

入場料が千円だったら止めとこうと思っていたが、300円とリーズナブルだったので入ってみることに。

























まぁ、単に庭なのだが300円なら全然許せる範疇だと感じた。千円前後徴収されようなつまらない箱物よりははるかにましだと思う。
後は岡山の後楽園と水戸の偕楽園か。まぁどっちも機会があれば程度にしか興味がないけれど・・・。

おっと時間だ。21世紀美術館へ行こう。







今回は1泊2日なので、荷台はなしで、ザック(30リットル)に全部詰め込んで走ってみた。



お陰様で肩がこった。やっぱり1日中、15kg弱を背負って走るのは大変だった。
でも、いずれこれがデフォルトになるだろうからちょっとずつ慣れておかないと。

なので、今回はこんなスタイルで走っておりました。



入場券を購入。



で、その時に "その、でかいカバンはロッカーに預けやがれ、このボケが!!" と言われたので預ける。




< 展示作品は写真撮影禁止のため写真はなし >

今回はテーマが "内臓" とよくわからないテーマだったので、ちょっと気持ちの悪い作品が多かった。


アートって難しい。

通常展示は撮影OKらしいので、撮影再開。











※プールのやつを下から撮り忘れてた。







これで行きたかった地方の美術館は行けたから良しとしよう。



続いて、金沢のB級グルメ "ハントンライス" を食べに行く。

ハントンライス・・・wikipedia

ケチャップで味付けしたバターライスの上に、半熟の薄焼き卵と白身魚のフライを乗せ、タルタルソースをかける。
一見するとオープンオムライスのようである。 元々は、カレイ目の魚である「オヒョウ」を使った白身魚フライが乗っていたが、
1976年に「ジャーマンあき」が初めてエビフライを乗せて販売した。
現在では、様々なバリエーションが存在している。中身はケチャップライスやチキンライス、ベーキライスの3種類、
ソースにはケチャップやマヨネーズ、ドミグラスソースの3種類がそれぞれ存在しており、トッピングに豚カツを使用する店などもある。

てなわけで、"グリル・オーツカ" さんへお邪魔しました。



きたきた。



予想はしていたが、やはり、オムライス。

ここは金沢の名誉のために何かフォローをと思ったが、何も言葉が出てこない。ごめんよ、金沢。



途中、駅前の mont-bell にミレーのザックを担いで入店。なんか店員の視線が熱い。
今は立山とかアルプスとかはまだ行かないですから・・・。



後はサンダーバードに乗って、帰阪。



よっしゃ、次は知床。(ってもう行ってんじゃね~か!!)

【本日の走行】
走行距離:27.1km
累積標高:278m
走行時間:2時間
本日のルート(ルートラボ)

ツールド東海 岐阜 ~ 南砺 「気がついたら富山県」

2013年07月10日 00時00分00秒 | ツール・ド・日本
お世話になっております、ほり@チャリダーです。

以前、北海道のバイカーがよくやってくれる合図っていうのでこれを紹介しましたが、
岐阜でもたくさんのバイク野郎がやってくれました。



これって全国共通なんでしょうかね?
もうこっちも、北海道で習得済みなんで、余裕で返事してましたがw


それでは、岐阜~南砺 までの旅です。どうぞ。


岐阜から下呂経由で富山を目指すか、それとも郡上経由で金沢を目指すか散々悩んだ末、後者に決定。
理由は"楽そうだから"というただただ、くだらなく、そして自分に甘い選択。
そして米原まで新幹線という体たらくっぷり。バブリーなチャリダーここに見参。
といっても所詮は金なし野宿旅。



米原で在来線に乗り換えて、岐阜を目指す。
そこは岐阜羽島まで行くべきだろうって?おっしゃるとおり。
みどりの窓口でうっかり"米原"っていうキーワードが口から飛び出して来ただけなんで気にせんで下さい。



在来線は、伊吹山に行く人がそこそこ乗っていた。自分もいつかは伊吹山(登山)。
山ガールがキャッキャしてて楽しそうだった。すいません、小汚いチャリダーが通りますよ。

岐阜に着いて自転車組み立て始めたら、数人の若者も自転車組み立て始めた。



でも、どう見てもツーリングって感じではなかった。地元の人のようだ。
旅人で同じ方向なら一緒に走ってもと思ったが、いかんせん普通の人なら速度域が違いすぎる。(当社調べ)



金華山の横を通り過ぎ、山県市、美濃市とサクサクっと未到達だった市町村を通過し、
美濃市の道の駅 "にわか茶屋" で小休憩。



ここまでは順調。ただここから太平洋と日本海を分かつ分水嶺までは緩い坂ではあるもののひたすら上りとなる。



道中、不思議な看板を発見。





まん真ん中の里?ここが日本の真ん中?何か知らんがちょっと興味が湧いたので寄ってみる。

ここが真ん中という根拠は、日本の人口重心がこの辺にあったからだそうな。
この辺というのは国勢調査の旅に、人口重心が移動するからだそうで、実は今は郡上市じゃなくて隣の関市まで移動しちゃったらしい。
まぁ、作っちゃったものは仕方ないよね。That's 税金の無駄遣い.

郡上八幡駅の近くで昼飯休憩。いいお天気だ。



長良川がいい感じだった。鮎釣りの人が下流からたくさんいる。あと、カヌー?カヤック?の人達も沢山いた。
もう少し暑かったら川に突っ込みたいところだが、標高がどんどん上がっていっているので、
気温が下界のようにはあがらない。むしろ時間がたつにつれて逆に下がっていっている・・・。なんだこれ。

10時前のスタート時点では岐阜市内で25℃くらいだったはずなのだが、1時頃郡上八幡あたりで22℃。



※写真の見かけ以上に涼しいです

九頭竜湖方面との分岐に到着。



春に行った大野から九頭竜湖を上がってくるとここに出てくるらしい。
永平寺町のおっちゃんが白鳥がどうのこうのとか言ってたな。旧白鳥町のことだったのか。
無知ですんません。何事も経験だ。 positive thinking.



電車が走っている。どこまで延びているのかと思ったらここから2駅先の北濃という駅までだった。
どうせならちょい手前で福井側へ下りて九頭竜線と合流すればもうちょっと便利にだったかも。
やはりそこはJRと私鉄。交わらないんだよね。



ゆっくりマイペースで登って来たんだけれどもやっぱり疲れる。
ってなわけで、道の駅・大日岳で休憩。道の駅ちっちゃ。
なんか売店を無理やり道の駅にしてみましたってな感じだ。





再出発後、すぐ先の滝で女の子がキャッキャしてたので 盗撮 撮影。何か楽しそうだな。
肝心の滝を取り忘れた。何やってんだ、俺。



そこから間もなく、長良川の源流付近に到着。すでに標高830mですってよ。そりゃしんどいわな。



もうちょっと登るといよいよ太平洋と日本海とに分かつ分水嶺に到着。



雨が降っても、ここから左だと太平洋へ、右だと日本海へ流れるのか。へぇ~って感じ。

散々走ってきたけど意外と分水嶺は越えたのは数える程。全然日本を横断出来てないってことか・・・。
今まで越えてきた分水嶺は姫路~豊岡、姫路~鳥取、後は九州で2度ほどと中仙道で1回か。
もっと中の方まで走らなきゃ駄目だな。まだまだ日本は広い。

ちなみにここがひるがの高原の入り口。



でも華麗にスルー。今日のメインイベントは白川郷とその先のブナオ峠。
日没後に白川郷とか、夜にブナオ峠(標高:約1000m)とか嫌過ぎるから。



おっと、いつの間にやら気温24℃。たぶん下界は30℃付近のはず。

でも、あっというまに19℃に下がる。汗かいた状態で止まるとちょっと肌寒い。



しかし本当にいい天気だ。





途中、道路工事があり、どういうわけかここの誘導がめちゃくちゃ下手くそで、10分くらい待たされた。
通過した車は数台だけだったんだが・・・。どうなってんだ?



白川村に到達。岐阜県ももう一回(岐阜~下呂~富山)でコンプリートの予感。
ただ、高山から乗鞍のほうも一度行っておきたいし、悩む。ついでに上高地も。(ついでに穂高?)



でかいダムがあった。治水ではなく、発電用らしい。にしてもでかい。



道の駅・飛騨白山で飲み物補給。やっぱりこっちのルート(国道156号線)はコンビニがほとんどない。
郡上八幡からはコンビニより道の駅のほうが多い。というか郡上八幡を過ぎてから車の数がめっきり減った。
みな高速道路を使うのだろうか。







あれが白山か !?



と思ったら右(東)と左(西)が逆でした。方向オンチ。

こっちが白山。



残念ながら雲の中。人生そううまくはいかない。

で、白川郷に到着。



ただ、白川郷は想像以上に観光地化されていてかなり残念な仕上がり具合だった。

外観こそ合掌作りなのだが、中は飲食店やお土産屋に改築されており、情緒ナッシング。
観光客もわんさかおり人口密度が非常に高し。昔ながらの暮らしなど微塵も感じさせない。
あと中国後や韓国語もいっぱい飛び交っている。



見る気も失せたので、とりあえずメインストリートを突っ切って終了。チーン。

そして、白川郷を抜けたところにある金沢郊外まで最後となるデイリーヤマザキで食料を補給(ラーメンとか水とか)。

ちょうどそのデイリーの裏手から白山スーパー林道(自転車通行不可)が始まっていた。





あの奥の高い所まで行くのか・・・。うん、頭がおかしくなりそうだ。
自転車通行不可で良かった。通行可だったら間違いなく行ってたよ。

無意味に道の駅・白川郷に寄り、合掌作りを勉強。
まず人生で使うことはない。"俺、合掌作りについて説明できます" なんて日は一生来ないね。









白川郷は至極残念だったが、ここからがちょっと面白かった。





飛越峡合掌ライン。ここから川を渡る旅に 岐阜 → 富山 → 岐阜 → 富山 としばらく繰り返す。



とりあえず富山県にお邪魔します。



そしてまた岐阜県に返り咲きます。





これが飛越峡。



しばらく岐阜 → 富山を繰り返したら・・・いつの間にか富山県で確定。勝手に終わんなよ!
スロットで、"それ、入ってますよ"って言われたのと同じ感じ。"えっ!?まじっすか!!"みたいな・・・。



でもって、ブナオ峠との分岐に到着。



食料はぎりぎり分しか持っていないので、1kmくらい戻って、自動販売機でコーラ 500ml×2 を注入し、
エネルギー、気合ともにチャージ完了。

"よっしゃ" っと思ったらブナオ峠、通行止めでした。

正確には峠の頂上までは登れる。でもその先、金沢側に降りれない・・・。

とりあえず登るだけ登ってまたこっちに降りてくるとか意味不明なので、潔く156号線→五箇山→南砺市街へ。

後日感想:
正直、行かなくて良かったと思った。まだ未舗装路区間が結構あるらしくスリックタイヤでは厳しいようだ。
(時間がある人は"ブナオ峠"でググってみてくだされ)

お陰様で偶然、菅沼集落の合掌作りを見ることが出来た。





五箇山をアヘアヘ言いながら登る。



トンネルを抜けると雲が・・・またかよっ!!



当然、雲の中は雨。勘弁して下さいな。

雨を抜け、南砺市外へ無事に降りる。



市街地でちょうど日没。

金沢までもう一息なんだけれども、あんまり金沢に近づきすぎると都会になって寝場所に困るから、
今日はこの辺で休める場所を探すことに決定。で、グーグル先生 → 最寄の道の駅 のパターン。



でもその前に温泉ということで近くの川合田温泉へ。いいお湯でした。
高地で涼しかったとはいえ、季節はもう夏。1日風呂に入らないとちょっと危険な香りがする季節。
しっかりと汗を流して、着替える。

道の駅に行こうかと思ったが、温泉のすぐそばに美術館があったのでそちらへ行ってみる。
(山の中の美術館なので、夜は絶対人が来ない&ひさしがあるから。チャリダーの公共物の法則。)

ビンゴ。真っ暗で美術館の前の道路は幹線道路から外れていてどんづまり。
ってなわけで、テントを広げて、夕食の準備。



白川村から運んできた水でチキンラーメンを。
ちなみに左にあるのはこないだ買った Black Diamond のLEDランタン。
明るいんだけれども単3×4本なので、クソ重い。縦走するわけじゃないから100h連続点灯はいらなんだ。
もう1サイズ小さいやつで十分だ。



最後は月を見ながらラーメンをすすり、就寝。



【本日の走行】
走行距離:191.6km
累積標高:2029m
走行時間:4時間
本日のルート(ルートラボ)