マレーシアからの報道によると、同国ボルネオ島北部で５日午前７時１５分ごろ（日本時間同８時１５分ごろ）、マグニチュード６．０の地震があり、震源に近いキナバル山（４０９５メートル）を登山中の女性１人が死亡したほか、落石などのため約１６０人が下山できずに取り残された。当局はヘリコプターで下山支援を行う方針だが、天候が悪く難航している。
４日午前４時３４分ごろ、北海道の釧路地方中南部を震源とする地震があり、北海道釧路市で震度５弱、足寄（あしょろ）町で震度３を観測した。気象庁によると、震源の深さはごく浅く、地震の規模を示すマグニチュードは５．０と推定される。内陸で起きた地震のため津波はなかった。
韓国保健福祉省は３日、中東呼吸器症候群（ＭＥＲＳ）コロナウイルスの感染者が新たに５人増えて計３０人となり、感染の疑いのある人が３９８人に上ったことを明らかにした。
韓国で中東呼吸器症候群（ＭＥＲＳ〈マーズ〉）コロナウイルスの感染が広がっている。５月２０日に初めて感染が確認された男性の入院先を中心に拡大し、韓国当局は１日、感染者が１８人に達したと発表した。感染の可能性があるとして自宅や施設などで隔離されている人は６８２人にのぼっている。