『Welcomeのぶ・ろ・ぐ』A recluse in Manila

隠遁オヤジは今日もまた桜散る散る日本と陽はまた昇るマニラにて世の無常を嘆きつつ、後は野となれ山となれ。

真の鉄人トライアスロン競技

2012年08月10日 | プロ野球その他スポーツ
いつのころからか、『五種競技』とか『十種競技』という競技がオリンピックの競技種目から消えてしまった。
小生は、おそらくその競技が、アスリートとしては最も過酷で真の王者にふさわしい競技だと思っていた。

222年のシドニー五輪から、『トライアスロン』競技が競技種目に加えられたわけだが、この競技はさきの『五種競技』や『十種競技』同様、過酷な競技である。
泳ぎで1.5km、バイクで40km、走って10kmの合計51.5kmを乗り切らなければならないからだ。
特にバイクで40kmの後の10km走破はきついと思う。
競技を見ていたら、バイクで優位に立ったからと言って、必ずしもランで優位になるとは限らず、ランで前の方に出てくる選手は、バイクのときに、前の方の集団に入って入るものの、あまり目立たなく、しかしちゃんと先頭集団のどこかに自分の位置をキープしているということがわかった。そしていよいよランで決戦というときに、いち早く先頭集団に入り込んでいる。
五輪では女子の競技を偶然見ていたのだが、1,2位の選手は同タイムだった。ゴールした選手は次々と倒れこんでいた。
相当訓練を積んだ選手でさえこのようになるのだから、おそらく現在、最も過酷な五輪競技だと思う。
真の鉄人は『五種競技』から『トライアスロン』に受け継がれた。

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