言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

フクイチが崩壊した時どうすればいいの

2012-01-12 23:31:41 | 言いたいことは何だ
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/7d28646a3fb4d3aaa515c0f0bb8a6767#comment-list
コメント欄より
 
 
 
情報① (るる)
2012-01-11 00:24:32
世界中の科学者が固唾を飲んで4号機が崩壊するのを警戒しています。
もし、次の大きな地震がくればひとたまりも無いでしょう。
先日の東京電力の会見では、建屋の底部にコンクリ鉄筋で補強をしたので、以前より20%強度が増したので
心配ない、と記者からの質問に答えてました。さらっと口頭で。
もし、私がその記者ならば、では逆にどの大きさの震度で崩壊するのか、(例のアノ人ではないですが;笑)『科学的根拠に基づいて』国民に分かりやすく説明するように要請すると思います。
そして、万が一崩壊した場合、避難誘導のシュミレーションを説明する義務を追求します。

とは言っても、もう国や東京電力にそのような常識を求めた所で時間の無駄です。
ここは如何に自分自身で情報網を張り巡らせ、智慧と勇気で逃げ切れるかが別れ道です。


4号機の建屋の中にある1535本の燃料棒が地面に落ちれば、東京と横浜は閉鎖されると、多くの科学者が強調して警告しているとの事です。
4号機の倒壊、核燃料棒が露出すれば首都圏避難は免れない、というのは小出助教だけの見解ではありません。
そして、一部では首都圏脱出の規制を政府は企てているのではないか、と言われています。

私の場合、誰かのブログを妄信する事はしません。
情報提供、収集のツールとして利用させてもらっています。そして、最速の情報を得るには、やはりツイッターが便利です。
常に、信用度の高い数十名の方のツイットを参考にさせてもらっています。(木下さん、みんなのカルテさんも含む)
先般の、線量が大幅に上昇した際もツイッター経由で知りました。
が、そこでも妄信せずにソース元のデータが信憑性のあるのもか確認します。
先日はそのデータにも疑問に思いましたので、直接、原子力安全保安院福島第一事務所に電話を掛け質問をした程です。
命のかかった情報です、人任せにはできません。

惨事の場合、如何に情報を早く入手できるかが明暗を分けることになります。
半日情報入手が遅れれば、それこそ命取りになってしまう、そう思うとコンピュータースクリーンから目が離せません。
ついつい家事や本業が疎かになってしまいますが、夫も理解してくれています。

以下、参考にして頂ければ幸いです。

(wantonのブログより、福一4号機、もしもの時の緊急避難手引書)
http://ameblo.jp/64152966/entry-11130758046.html

(いざと言うときの首都圏脱出は困難、政府によって交通規制がなされると言われています)
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-3150.html?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed#ixzz1j2mjPm3w

(そして、そのソース元と思われるのがコレ、警視庁災害時交通規制、要は閉じ込め作戦です)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/kamae/sinsai2.htm


..続きます

 情報② (るる) 2012-01-11 00:25:53 そして、日本の現状がこのような危機にさらされているのに、まだ原子力安全説を唱える変わった人達がいます。
お金に目がくらんだのでしょうね。
時間がある時に、この人達がどのような思考の癖があるのか覗いています。
 

 

 (Global Energy Policy Research *日本語です)

http://www.

 GEPR.ORG

/ja/contents/20120101-02/

(↑この三行を小文字でつなげて。貼れなかった ・・・ブログ主より)


 

『被災者を福島へ帰宅させないのは人道的問題、ICRPの馬鹿げた被爆線量基準を月100mSv=年間1200mSvに引き上げるべきだ』と豪語する頭のおかしなアリソン教授の動画が見れます。

(支離滅裂論である意味有名になった池田信夫氏のブログ、コメント欄を見るとあちらの様子が伺い知れます。)
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51766494.html

(私たちに出来る事は決して逃げる事だけではありません、昨年の物ですが電力総連のメンバーの顔を見つけました)
http://www.denryokusoren.or.jp/kikanshi/tsubasa/159.pdf

(これが東電の巣、悪の巣窟)
http://www.denryokusoren.or.jp/info/outline.html

そして、この人物は、福島で被爆され現在歯や髪が抜け落ち、下痢や高熱でくるしむ沼湯さんに『ぬまゆのぶろぐ』、
本人の事は何も知らないにも関わらず、その症状は持病の病気治療の副作用だと言ってきているそうです!
もし、このアゴラのメンバーの石井高明氏の言う事がまかり通れば、『みんなのカルテ』の全国民の声は全て持病だと言う事になるのでしょうか? どうにかして、真実をかき消したい様ですね。
https://twitter.com/#!/ishiitakaaki
http://blogs.yahoo.co.jp/ishiitakaaki1

木下様、貴重なスペースお借りし感謝致します。
お体、ご自愛ください。


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山本太郎が欧州“脱原発”の旅で見た日本の未来「このままでは独裁体制のベラルーシになってしまう」

2012-01-12 23:06:40 | 言いたいことは何だ
脱原発俳優の山本太郎氏がヨーロッパを訪問していることはよく知られています。その中で、山本氏は、このままでは日本は強権的な独裁体制のベラルーシのような国になってしまうと懸念したとのことです。
 
私としても、彼の強い懸念はとても納得出来ます。前記事の野ダメ政権による新型インフルエンザの流行にかこつけた集会禁止法案の記事をアップしたばかりですし、これまでの原発絡みのデモ・集会での警察の弾圧などを見ても、とても民主的な国とは言い難いものです。
 
与えられた民主主義国の日本では、形だけは民主主義になったものの、その内実が一貫して問われてきました。1980年代以降の大衆消費社会により人々が、抵抗する力を喪失していく一方、新自由主義路線が強化され、その結果が、今日の惨状に行きついていると私は考えています。
 
そして、昨年に発生した東日本大震災と福島原発事故により、更に管理体制が強化されようとしている状況なのだと思います。このままでは、本当にベラルーシ同然の国になってしまいかねません。民主主義が浸透した社会に変わっていくのか、より強権的な管理社会にしていくのか、これにより日本の浮沈は左右されると思います。私達はいま、試されているという自覚を持たねばならないでしょう。
 
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山本太郎が欧州“脱原発”の旅で見た日本の未来
「このままでは独裁体制のベラルーシになってしまう」
(週プレNEWS) http://wpb.shueisha.co.jp/2012/01/11/9075/

[2012年01月11日]

 

脱原発運動を続ける俳優の山本太郎は、昨年11月下旬からドイツ、ベラルーシ、ウクライナ(チェルノブイリ、キエフ)と取材旅行に向かい、ヨーローッパにおける原発の実態を目撃した。
 
なかでも山本は、福島原発事故以降、ただちに8基の原発を停止させたドイツとチェルノブイリ(ウクライナ)の隣国ベラルーシのギャップに驚いたという。
 
「ドイツは成熟した市民運動の考えが隅々まで浸透しているんですよ。ゴアレーベンという街でフランスから運ばれてくる核廃棄物輸送に抗議する運動に参加したんですけど、老若男女が一緒になって、氷点下、貨物列車の通過する線路の上で座り込む。誰でも参加できる集会の雰囲気はまるでフェスティバルでした。排除に来た警官も手荒なことはせずに、ときに参加者に温かいコーヒーを振る舞ったりする。誰もが原発に対する自分の意見を持っていて、それを言葉にできるんです。
 
ところが、ベラルーシは大統領の独裁体制下、厳しい管理体制が続いていて自由がない。医師にインタビューに行っても、必ず保健省の役人が監視で横にいて、その役人が医師の代わりに被曝線量や甲状腺がんの発生の現状について話すんです」
 
その旅で山本の反原発の決意はさらに固まったという。
 
「メルトスルーというチェルノブイリ以上の事故を起こした日本が、反省を踏まえてドイツに向かうのか、それともベラルーシになってしまうのか。このままやったらベラルーシじゃないですか。
 
野田(佳彦)首相が『福島第一原発は冷温停止状態に達した。事故そのものは収束に至った』という発言をした同じ日(12月16日)に、さっそく(福島県)郡山市の児童14人による集団疎開裁判(*6月24日に、郡山市内の小中学校に通う児童・生徒14人と保護者らが同市に『集団疎開』などを求めて仮処分申請を行なった)が却下されましたけど、絶対に許せない」
 
安定を示す冷温停止とは、原子炉が壊れた状態で使う言葉ではない。さんざん待たされて却下という集団疎開裁判の判決は、この野田発言のタイミングに合わせたものではないかという。
「このままでは日本はベラルーシになる」と、山本は今後も声を上げ続ける。
(取材/木村元彦)


 
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物事は多角的に見ないと判断を誤る

2012-01-12 22:54:17 | 言いたいことは何だ
 雑誌[一個人]2月号保存版特集「天皇と皇室」
                          (ということだが、それではなく)
P124
強力連載!
     老いの反流儀
ジャーナリスト・田原総一朗が提言する超高齢化時代の老いへの立ち向かい方
第7回:渦中の小沢一郎氏と対談を行ったが、誠実な氏の言葉に事件の      異常さを知った
     (として、小沢氏と対談した内容が書かれている。)
 (小見出し)
*この国では小沢一郎という虚像が一人歩きしている
*どの議員事務所でも起こりうるミスを検察は大事件とした
(最後に書いてある田原氏の感想を紹介します。)
 小沢氏は、私の執拗な問いに、きわめて誠実に、何もはぐらかさず、素直に答えた。
 私は、そんな小沢氏にあらためて好感を抱いた。
        
(詳しくは本書を買って読んでいただくしかないのだが、一方的な報道によってゆがめられていることに気が付いてきてる方々が多くなってきてるはず。原発問題についてもしかり。それ以前からのTPPのことについても同様。限られた一方的な報道を鵜呑みにすることの危なさは、いやというほど思い知らされてきたのではなかったのか。おかしいと思うことは別の角度からも見て判断しなければならないと思う。
 
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小沢公判産経新聞記事での公判速報記事は今回も意図的に編集していた

2012-01-12 20:04:52 | 言いたいことは何だ
小沢公判産経新聞記事での公判速報記事は、公判でのやり取りの詳細速記録の体裁をとっていながら、今回も意図的に編集していた。今回はNHK記事との違いでそれがすぐに明確に成るお粗末ぶりを露呈した。

小沢公判産経記事で意図的編集か-NHK記事との違い明確
産経ニュースの裁判速記記事はその速報性と細かさで重宝しているが、西松事件以来自らの主張に合わない部分を意図的に省略しているようだ。

1月10日の小沢裁判第12回公判において、江川紹子氏のTwitterの内容が産経記事に乗っていないことに気づかれた方もおられるだろう。今回はNHKが、全文ではないものの内容の詳細が記事を載せているので、比較してみると産経ニュースの記事では非常に重要な新情報が無視されていることが分かる。

まず、4億円の出所に関するNHKの記事からみてみると:
小沢氏裁判(3)4億円出どころは  NHK NEWSweb 1月10日 13時10分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120110/k10015157561000.html

小沢元代表の弁護士は、土地を購入する際に用意した4億円の出どころについて質問しました。法廷での主なやり取りの概要は次のとおりです。

[弁護士]手元にあった4億の現金は、どういうことから小沢さんの手元に存在したのか?
[小沢元代表]私の場合、現金でずっと以前から所有していました。元の現金の多くは、両親からの不動産と現金の相続により取得したものです。自分で本を出して、印税などの収入もかなり得ました。40数年間、議員報酬も得ていました。自分なりにそれなりの現金を持っていました。[弁護士]相続した不動産はどこの不動産か? [小沢元代表]1か所ではなく、40何年も前の個人的なことなので、言う必要もないと思いますが、文京区湯島の自宅、ほかに都内の土地、また、水沢の自宅等々でございます。

[弁護士]湯島の自宅を売って、世田谷のを買って、差額が手元に残ったか? [小沢元代表]はい。たまたまバブルのはしりで、湯島は母の意向で転居したが、高く売れました。世田谷はまだそれほど高い値段ではなかったので、相当額の資産が残りました。 [弁護士]それの差額は手元に置いていた? [小沢元代表]はい、あります。 [弁護士]それ以外は?

[小沢元代表]ある銀行に預金していたもので、金融危機のときに解約して、そのときのお金を手元に置いていた。それと合わせて、親から譲り受けたものと合わせて手元に置いていました。[弁護士]それは、小沢さんがみずから銀行で、それらの資産について精査しようとしましたか?

[小沢元代表]はい。手持ちのお金だったので、この事件が起きて、事情を話すことになったので、手元のものは、客観的に話すことは不可能なので、金融機関に何か記録が残っていないか、調査を要請したが、古いことなので記憶にないと言われた。それでも頼んで、断片的に情報を入手した。しかし、入金出金欄にあるもので、私にも分からないものが多く、金融機関に聞いても分からないことが多かった。また、それでも、最小限自宅の売買で最後に残ったお金は、銀行の帳簿にもあったし、私が病気になったあとに家族名義で作った口座にあったお金は確認できた。それは、世間で知られているものよりも多いものです。

[弁護士]小沢さんはそれらの銀行関係の書類を持っていたんですか? [小沢元代表]何十年も前のことなので、私の記憶はまったくございません。[弁護士]検察の捜査でそのようなことを聞かれたか?
[小沢元代表]検察の捜査では、資料だけでなく、銀行なども捜査したような口ぶりだった。それは強制したような感じで言われた。[弁護士]検察は具体的なことを聞いてきたのですか?

[小沢元代表]どこで受け渡しがあったのかとも聞かれた。最終的に「ここじゃなかったんですか?」などというように、現実に受け渡した行員の話もとってきた、というようなことを言われたので、「ああそうか」と言ったと思います。

[弁護士]検事から、不正に秘匿した金とは、聞かれませんでしたか? [小沢元代表]ありました。それが目的で聴取をしたと感じました。[弁護士]金のやり取りについては、いわゆる不正な金が入っていたり、入るあてがあったのではという類の質問をされました?

[小沢元代表]検事はおかしな、ばかげた推論をするものだと思いました。ゼネコンからそのような不正な金は一切もらっていないと言いました。何問か質問がありましたが、私はそんなこと全くありませんと答えました。水谷建設の話も出た記憶がありますが、「私の秘書ももらったこともないと確信しています」と検事にも答えたと記憶しています。

[弁護士]検事が調べても、不正な金が何も出なかったのか?[小沢元代表]私と家内の資産、ほとんどすべてを調べ尽くしていると感じた。(前田元検事の)証言で、ゼネコンを捜査しても何の不正な金もないと証言しています。いずれにしても、そのような不正な金は一切もらっていないと答えました。私の答えに、検事は特別の反論はありませんでした。

[弁護士]ゼネコンからの金はもらってないのか? [小沢元代表]はい。

[弁護士]新進党の解体など、政党の離合集散の過程で、残った金が小沢さんの手元に来て、それが4億の原資になったということはあるか? [小沢元代表]政党の金はすべて公金なので、そのような個人でどうこうできるものではないと思います。 [弁護士]実際は? [小沢元代表]新進党で100億以上の金があった。各グループ、党は人数に応じて公正に分配しました。

[弁護士]自由党が合併したあとは?[小沢元代表]持参金を持っての合併でもないという意見があったので、同じ志を持つ同志のために使うことになりました。私自身は個人で一切、手をつけていません。

NHKの記事では、この後銀行からの4億円の融資のいきさつの内容になります。

一方、産経ニュースの同じ4億円の出所に関する記事では:
【小沢被告第12回公判(3)】4億円原資は「相続」「印税」「議員報酬」で現金保有 「銀行も分からない」産経ニュース 
産経の記事では前半に土地購入の経緯について書かれているが、NHKの記事との比較のため後半の4億円の出所についての部分のみを表示する。

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第12回公判は、弁護側から小沢被告本人に対する質問が続いている》...(投稿者による省略)
... 《質問は購入資金となった4億円の原資に移る。ゼネコンからの裏金との指摘もある原資について、小沢被告はこれまで「政治資金」「銀行融資」などと、たびたび説明を変遷させており、詳細不明のままになっている》
 
弁護人「次のテーマは4億円という手元の現金です」
 被告「はい」 弁護人「(4億円は)どういうことで存在したのでしょう」 被告「私の場合は、私だけじゃないかもしれない。ずっと以前から現金で所持していた。多くは両親からの不動産、現金を相続したもの。自分自身も本を出してみたりして、印税などでかなりの額を手にしました。40年間の議員報酬をいただいていたので、それなりに保有していました」 弁護人「相続したという不動産はどこのものですか」  被告「これも1カ所ではなく、40年前のことで言うことはないと思って言っていませんでしたが、(東京都文京区)湯島の自宅や都内の土地、郷里の(岩手県奥州市)水沢の土地等々」 弁護人「湯島の不動産を売って、(東京都世田谷区)深沢の土地を買った差額は手元に残りましたか」
 
被告「バブルの走りで、湯島の自宅は高く売れました。これは母親の意向なんですが。世田谷区の土地はこれほどの金額ではなかったので広く買え、相当額を手にしました」 弁護人「差額は現金で所持していましたか」 被告「もちろんあります」  弁護人「他にまとまった金額は?」  被告「銀行に預金していたものが。金融危機のあたりに解約して手元に置いておきました。親から譲り受けた現金も手元に置いておきました」
 
弁護人「今回、小沢さんの方で、銀行の資料を精査して確認されたことは?」  被告「はい。かなりの部分は手持ちで持っていましたが、事件が起きて事情を話すことになったので、手持ちの金を客観的に証明不可能なので、金融機関に何か残っていないか要請しましたが、古いので記録がないとかで出してもらえませんでした」  「それでも、しつこく頼んで、断片的に入手した記録の中でも、入金出金の数字でも記憶にないものもありました」
 
「銀行も分からないということで、金融機関の帳簿上の数字は明らかにすることができないが、最小限、自宅の売買で最後に残ったお金は銀行の帳簿にありましたし、私が病気になったあと、家族名義で預金していたものもありました」 「問題になったもの(4億円)よりも多くありました」
 
《小沢被告は言葉を選びながら、ゆっくりとした口調で答え続ける》
【小沢被告第12回公判(4)】《資金管理団体「陸山会」をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第12回公判は、小沢被告に対する弁護側の質問が続いている》
 
《法廷では、弘中惇一郎弁護士が土地購入をめぐる4億円に関して、検察官からの聴取の状況を尋ねている。小沢被告は時折、首をひねって記憶を呼び起こしながら、すらすらと答えていく》
 弁護人「検察官の質問時に銀行の資料は手元にありましたか」  被告「何年も前から何十年も前のことなので、記憶がありません。質問されて、どういうことか頭をひねる中で、こうだったんじゃないかといわれたこともありました」
 
弁護人「検察官は具体的に金額を上げましたか」  被告「はい。それもありました。どこで受け渡しがあったのかも聞かれました。記憶がないので、あれかな、これかなとやり取りをしましたが、『(検察官は)最終的にここじゃなかったのか』と。そうかもしれないと答えたことがありました」  弁護人「調書を見ると、具体的に銀行から(金を)おろしたとの記載があるが、これは小沢さんの方から口に出したのですか」  被告「はい。検察はすべてを知っている風情でした。私は全く記憶していなかった。検察官の誘導で『そうだったかもしれません』と答えたと思います」 

弁護人「この金はおかしいという追及はありましたか」  被告「ありました。不正な金が入る当てがあったんじゃないかと。本当におかしな、ばかげた質問があったように思います。水谷(建設からの不正献金疑惑)の話も出たように記憶していますが、私どもの秘書がそんなものをもらったことはないと確信していると言いました」

この後、産経ニュースは4億円銀行融資のいきさつの経緯になります。

以上記事比較から分かるように、産経記事ではNHK記事の同じ部分の半分以下しか掲載しておらず、しかも新しい情報と見られる部分が報道されていないことが分かる。その内容は、検察による銀行融資の捜査状況や誘導尋問の実態、新進党解体時の資金分配についてであり、今までの大手メディア報道の内容に反するものとみられるので、産経は意図的に編集したとしか見れないのではないか。
速報性が高い、詳細だからと言って、産経では事実報道とは程遠く何も信頼できないということを自ら証明してしまったようだ。

 
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消費税増税談合の場、設置反対ー民意を削る、比例定数削減反対

2012-01-12 19:28:49 | 言いたいことは何だ
消費税増税談合の場、設置反対
12日幹事長・書記局長会議合意できず
 
民意を削る、比例定数削減反対
24日(火)国会召集提案
 
 野田総理は、明日(13日)、内閣改造に踏み切り、消費税増税を含む、税と社会保障の一体改悪に不退転の決意で臨むとのことです。
 アメリカ・財界言いなり政権と、国民主権政権が、真向から、対決する日が近づいています。
 
消費税増税を含む、与野党協議には、自民党も反対しています。
 
 民主党の公約に反することを、解散・総選挙で民意を聞くことなく強行することは、民意に反するとの理由です。
 これは、民主党の提案が、民主主義に反するという一点で、正しい主張です。
 相手が何党であれ、国民主権に照らして、良いことは良い、アカンことはアカンというのが私たち国民主権政権の立場です
 
比例定数削減は、民意を削ること。
 
 野田総理は、議員定数削減は、政治家がまず身を切ることであり、マニフエストにも掲げていると主張し、消費税増税の露払いと位置付けています。
 
 しかし、日本の国会議員定数は、先進国中桁外れに最低であり、そのうえに世界最高の歳費や、数々の特権を得て、特権階級化しており、それをなお進めることになります。
 
 いまでも、庶民感覚にほど遠く、住民サービスに欠けているのを、なお促進します。
 おまけに、国民一人あたり、250円で、総額320億円の政党助成金はそのままで、議員定数を80人減らせば、議員一人当たり550万円も、政党助成金の配分が増えることになり、笑いがとまりません。
 
 こんな、簡単な騙しの手口に乗らないよう、賢い国民をめざしましょう。
 特に、比例定数の削減は、消費税増税反対など、少数意見を国会から締め出します。
 
政党助成金と、高額な選挙供託金も、民主主義に反します。
 
 政党助成金は、支持してもいない政党に、税金が使われることになり、憲法違反です。
 安易に、活動資金が得られるため無駄遣いになり、選挙民との距離もひろがります。
 
 もし、全額政党助成金を返上したら衆議院のほぼ全員に当たる、国会議員450人の削減に匹敵します。
 
 300万円から600万円の、選挙供託金も、他国に比べ法外で、一般国民は、実質的に立候補の権利を奪われています。
 
 欧米では、5万円以下が普通であり、フランスのように、2万円ですら、立候補の権利を阻害して憲法違反だとの声が高まり、遂にゼロになりました。
 
小選挙区制は、諸悪の根源
 
 今から、16年前に導入された小選挙区制こそ、諸悪の根源であることは、今や、中曽根氏や、石原氏、更に当時その導入に力を注いだ細川氏や、園田氏を含めコンセンサスが得られつつあります。
 
 最高裁に指摘された1票の格差の問題も、小選挙区制では、一定の手直しをしても、すぐまた格差が拡大してしまいます。
 それに引き替え、比例代表制では、その調整は実に容易になります。
 小選挙区二大政党制の本家本元のイギリスを含め、小選挙区制の見直し、比例代表制への移行は、国際的な流れになってきています。
 
 比例代表制で過度の政党化や、政治家の没個性化の懸念は、工夫で乗り越えられると思います。知恵を出し合いましょう!
 
上記の議論から、選挙制度の抜本改革は、最優先の課題であることは、民・自・みんな、以外の諸党の共通した意見になっています。
 
 その国民主権の立場からの、“改革”に対する抵抗勢力になっているのは、上記の3党です。
 
公務員の行政改革と、郵政改革については、後日に触れることにいたします。
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