穂の国 春夏秋冬

古来よりこの地方(東三河)を表すことば・穂の国より,日々見たまま感じたままを綴っています。

ガザ侵攻1年

2024年10月08日 10時37分29秒 | その他

 ハマスの襲撃に対するイスラエルのガザ地区への侵攻が始まり1年が過ぎました。この結果4万人以上のパレスチナ難民が死亡しました。多くの子どもたちも含まれています。イスラエルから見れば襲撃により千人以上の死者を出し、多くの人質がとられました。最初の時期はイスラエルの侵攻はある程度理解できましたが、今やこんなに犠牲者を出しても攻撃の手を緩めないことに疑問を覚えます。毎日死者が出ています。イスラエル側からすれば、人質はまだ全員戻ってはいないし、この際ハマスを全滅させ危険を除去しようと攻撃するのは正当であるという考えです。しかし、国際的見ればイスラエルの侵攻を支持しているのはアメリカなど少数となりました。それはそうだろうと思います。何故アメリカはイスラエルを支持するのか理解に苦しみます。同じ次期ロシアによるウクライナ侵攻に対しては強く非難しているのに!結局アメリカ社会でユダヤ人の資金力や影響力が強く、ハリス・トランプ両候補もイスラエルを支持しています。侵攻というか戦争は両方の人にとって憎しみを生むだけです。小さな子供にも植え付けられます。この先何世紀にもわたって無くならないでしょう。NHKスペシャル「正義はどこに~ガザ攻撃から1年 先鋭化するイスラエル~」を見ました。まさしく戦争は狂気です。人々の思考や感情を破壊します。今イスラエルで人質が帰らない家族が停戦を主張すれば妨害されます。ガザ攻撃に対し疑問をあげるだけで非難中傷の対象になります。自由に自分の考えを表明することは難しい状態です。恐ろしいことですが、これが国家です。自分たちのやることに対する反対意見は黙殺・排除したい、ある意味世界のどの国の指導者も思っていることです。戦争を始めるのは簡単です、しかし終わらせるのはとても困難なことは歴史が証明しています。

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