absolute Ego dance for HDR

美しくて禍々しい世界、を
HDR写真で表現したいと目論んでいるのです。

あらま大変⇒Autechre & Hafler Trioコラボ。

2005年08月04日 05時08分29秒 | musique

まぁ海外サイトでのお買い物ですよ。
まるで「はじめてのおつかい」並ですわ。あれこれ調べたりして (゜´Д`゜)フゥウ。
Mac用のソフトは購入した事あったんだけど、今回はハード。CD。

ブツがそれこそヤヴァくて。たまたまwarpのサイト見たら"New Products"に嗚呼!
Autechre & Hafler Trioのコラボレーション・アルバム!・・・とか言いながら実はHafler Trio?誰?の有様。
が、実はこんな偉大な人達・・・らしい。
ノイズの至宝とエレクトロニカの究極が組んだら、そりゃもう聴く前から一人で勝手に悶絶も止むなし、かと。

ちなみにこの両者、2003年にも一枚コラボ・アルバムを出してるみたい。
んが、僕にしてみれば2年前って言ったらようやく
「あー、何かAphex Twin好きにオススメなのがAutechreって人達らしいなぁ~」くらいの認識で。

しかも最初に聴いた(観た)のが"Gantz Graf"だったもんだから、
確かにそりゃコイツに関しては鼻血失禁悶絶の醜体極まりない状態だったとは言え
まぁ・・・(最初の)“コラボもの”までは把握する余裕もない頃だったと。

で、ですね。今回2作目のこのブツ。
ヤバさに拍車を掛けてるのが全世界500枚限定の事実。
まぁ限定物に弱い僕としては、いいように言いなりですわ。(´ー`)。oO(自虐~)

で・・・先週ちゃんと届いたもんでヨカッタヨカッタ。
次回は音の感想などを。。

P.S 今warpのサイトTOPで聴けるのが、!!!(Chk Chk Chk)の"Take Ecstasy With Me"って曲。
去年のelectraglideでは見事?2曲で僕を”Beer Time“へ誘ってくれたけど、
この曲は良いなーって思ったら、Magnetic FieldsなるBANDのカバーだった...orz
でも、これは良いよ。ホントに。

Now Listening:LP5 / Autechre
3曲目、"Rae"はいつ聴いても感動。うん。

今日の女神の囁き⇒All about Eve。

2005年05月27日 02時58分22秒 | musique

この唐突なセレクト・・・まぁさっきまで聴いてて「あっ、これで行くか」と
思いつきのままに。

今となっては「ここまで取り上げる内容が変化した雑誌って珍しい」・・・
まぁそんなMARQUEEなんですが、僕が初めて知った頃はそれこそ泣く子も笑う・・・いや、
良い意味で(笑)超絶マニアック雑誌⇒まぁ所謂Progressive Rockですわ。メインアクトは。

呆れる程に紙面を埋め尽くしたブートレグが今でも脳裏に焼き付くKing Crimsonも
自分たちが勝手に考えた惑星「コバイア」を自分たちが勝手に考えた「コバイア語」で讃え歌う、
きっと○○とかXXの世話になってる・・・(以下自粛)あぁ、えっと
何の根拠もないですよ・・・のMAGMAも、そりゃもう同じ地球で起きてる出来事とは思えないような
アグレッシヴそして尋常ならざる世界観を構築していたBANDの宝庫だった訳ですよ・・・の
80s後半のMARQUEE。

「俺のフェイヴァリットはMAGMAだぞ」の当時バイトの先輩に初めて見せてもらったMARQUEEは
それこそ難解過ぎて・・・でも貪るように、「少しでも知識を得たいなぁ」と、
何ともまぁ学習熱心なヤツだったと自画自賛なんですが、何より実は一番気に入ったのは表紙の
All about Eve・・・と言うより寧ろJulianne Reganだったんですが。
ってか表紙見たいがために買ったくらいだし。当時。

男3人をバックに従えて、フロントで何とも儚げな表情(どんなんだ?)でこちらを見る彼女は
僕の琴線に触れまくり、さらに驚いたのはその後初めて聴いたAll about Eveの音は
間違いなく僕が勝手に抱いたイメージに完璧に符合していたと。

ホントにね、素晴らしい声。あーっと多分過去2億回くらい使われ尽くした
「天使の歌声」とのフレーズ。僕のイメージでは彼女は「女神の歌声」・・・かと。
何つーか、神々しいのですよ。きっと分かる人には分かるかと思うんですが。

1、2枚目はPOPでありながらゴシックな雰囲気も漂わせ、3枚目はPOPと壮大なイメージが
巧く融合したと思いきや4枚目ではギタリストの交代を経てかなりダークな印象
(当時のグランジ辺りの影響も感じさせつつ)へと変貌したりと、まぁ
サウンドの変化はありつつも、Reganの声さえあれば・・・の唯一無比振りは
今でもその音に魅了される最大の理由になっているわけで。うん。

BAND自体は少し前に再結成。マイペースながらも順調に活動中・・・んが
今もって悔やまれるのは、その全盛期に、そしてReganが一番綺麗だった頃(笑)に
Liveを観たかったなぁーとのまぁ当然の痛恨の念ではあるんですが。

Now Listening : Pieces In A Modern Style / William Orbit

今日の目下のワクワク⇒NIN & MESHUGGAH ニゥ・アルバム。

2005年04月19日 23時48分11秒 | musique

現在、目下の楽しみな音盤が2枚ある。発売間近。で、ワクワクw

◇其の一 With Teeth:Nine Inch Nails

同じスタジオライヴのスタイルであっても、歌ってる最中にマイクは放り投げるは
キーボードの鍵盤を叩き付けるはギタリストに伸しかかるはのやりたい放題で、
当時「あーっ、Liveでは常にメンバの誰かが血を見るってのはホントなんだな」ってな思いで
観てたヤバさ500%(当社比)の「March of the Pigs」からの、この変貌振りを観るにつけ
「う~んTrent Reznorも丸くなったのかなぁ」なんて何やら感慨深いんですがって事で
「With Teeth」からの1stシングル「The Hands That Feeds」のvideo、ストリーミングで
フルで観れます

ちなみにオフィシャル・サイトでも観れるけどサイズが35Mで結構デカいので
ナローバンド向きじゃないかなぁと。
にしても「Mr. Self Destruct」が「We're In This Together」と来て今作で遂に
「All The Love In The World」ですよ(1曲目タイトル)。

タイトルだけ見ても何か心境の変化が如実に…もっとも歌詞はまだ分からないので
勝手に思ってるだけですがね。でも曲はカッコいい(シングル曲)。非常にクオリティ高いかと。

まぁ言うまでもなくアルバムは聴きますよ。
んで未だ未見のLive。
FUJI ROCKに蹴られた怒り(笑)をSummer Sonicで魅せ付けて欲しい。うん。


◇其の弐 Catch 33:Meshuggah

そこかしこで評判の「I」を未聴って言うMeshuggahファンとしては殆ど
犯罪かと言う勢いなんですがあぁぁ。
まぁニゥ・アルバムと同時購入で倒れるまで堪能しますよ。うん。

ってかどうなんだろ。「Catch 33」。「Chaosphere」から、(それまでよりも)
さらに如実になったリズムの探求が遂に極まった「Nothing」ではウネリと粘着質を伴って
最早リズムの螺旋地獄にして拷問にして同時に恍惚にして桃源郷って言う
信じ難い音像を展開していたんですが、正直少し聴きやすくなってくれてもイイかなと。
いや、既にリズムの探求は一度極めてくれたと思うので。

「I」を聴いていれば少しはその傾向&雰囲気も掴めてるかもしれないけど、
取りあえず必聴にして超期待の一枚。
で、あとは来日祈願。頼むよ。ホント。

Now Listening : Meddle / Pink Floyd

今日の物欲神降臨⇒Dream Teater / W.D.A.D.(re)U DVD

2005年04月16日 11時20分41秒 | musique

いやはや。こんなのが出ていたとは。僕に連絡もないままに(当たり前 笑)
結構前にオフィシャル・サイトで観たニュース⇒羨ましさのあまり
その場にいた観客を呪ってやった、彼らの1stWhen Dream and Day Uniteリリース
15周年記念Liveですよああーっ!。
それがOfficial BootlegとしてDVD&CDでリリースされていたと。オオウッフ!

「Stream Of Consciousness」って言うDream Theater史上個人的には三指に入る超名曲が収録の
「Train Of Thought」(2003年)から早くもニゥ・アルバムが6/7に登場なんで
ちょいサイトでもチェックしておくか…と見始めたもののすっかりこのヤヴァ過ぎる代物に
心奪われたんですが…ってか欲しい。嗚呼超欲すぃ。

曲目を観れば分かる通り1stの頭からケツまでフルで演奏。
まぁ去年の@武道館でフルで聴けた、やっぱり目頭がアツくなった「Only A Matter Of Time」は
良しとして、「A Fortune In Lies」、「Ytse Jam」、「Light Fuse And Get Away」なんかが
フル収録なのは、これぞまさに「デヴュー時から好きな俺」でこそ味わえる至福の時…のハズで
(勿論初来日公演も観てますよ。うん)

さらにサプライズとしてアンコールでは「まだ歌えたのか! 笑」のCharlie Dominiciと
「あれ?何か喧嘩別れで脱退したとか聞いた気が…」のDerek Sherinianが登場で
「To Live Forever」と「Metropolis」を演奏…ってもはや悶絶です。
どちらも50秒程サンプルが聴けるけど、まぁTo Live~はフツーにしてもMetropolis!!
ぐぎゃーぁぁああ!こっちはヤヴァいって!Petrucci、Rudess、Sherinianの
キ○ガイ・テクニシャンの三つ巴バトル。
これだけでも観る価値があるんじゃないか?まぁ個人的には。

えっとまぁ何でKevin Mooreはいないの?とかbootlegならでは?の呆れるアートワーク(笑)
とか気にはなるけど、ひとまずこれはマニアにはマスト・アイテムなのでは?と
強く思う今日この頃。

さて、来月はG3でPetrucci Band(BassがSteve Morse BandのDave LaRueってのもまぁ
ニヤリだわね☆)も観れるし今年もDream Theater周辺は盛り上がりそう…da!

Now Listening : Train of Thought / Dream Teater

今日の発掘!レア音盤シリーズ⇒Kahimi Karie / Girly。

2005年04月01日 23時59分03秒 | musique

「Girly」by Kahimi Karie

CRUE-L レコードから作品をリリースしてるお姉さんとちょいとお話しする機会が、えっと
「既に10年近く前ですが」って言う注釈付きで…まぁあったんですが
「CRUE-Lなんて知ってますかぁ?」 とのお姉さんへその時僕が何よりも伝えたかった…と言うか
何を思ったか「うああぁ!僕カヒミ・カリィ大好きなんですよぉ」との
答えになっていない答えを返してあちゃ…もしかしたら気分悪くさせたかなぁと一瞬思いつつも
「あぁ、やっぱりね…」とのやっぱり同じく答えになってなかったそして
何がやっぱりなのか分からないレスを返したお姉さん…まぁ表情から察するにやや困惑と
「あぁカヒミちゃんやっぱモテるのね…」との無言の羨望を瞬間、
まぁ妄想だとしてもその時感じたんですが。

時代で言うと小山田圭吾が全身で渋谷系王子を体現してた頃なんで
「カヒミと公私共にパートナー」なんて事実が思わず「出来過ぎでしょ」ってな
イヤミのひとつも言いたくなったりするけどホントは猛烈に羨ましかったり、もしや
前述のお姉さんを気分悪くさせたかも…しれなかったりしても、
当時明らかに僕はカヒミに入れ込んでいて。しかもある意味不健全、否とても本能に忠実に
そのルックスからファンになったパターンで。まぁカッコ良過ぎたんですわ。
そのクールな小悪魔な国籍不明なフレンチな佇まいが。

で、完全にそのイメージが出来上がった時点でようやく聴いたこの「Girly」は
やっぱり当時もそして今でも結構聴いてるお気に入りの一枚で。

小山田プロデュースの「CANDYMAN」は成る程聴けば聴く程に当時確かに一世風靡だけど
その実態って何?の“渋谷系”と言える曲調。
この声で「ロリータ」なんて囁かれたらそれこそ反則の「LOLITA GO HOME」。
映画「カラスの飼育」のテーマ「PORQUE TE VAS」のカヴァー。
実は一番好きな、切なさ500%な、深夜のまったりムードにハマり過ぎるそして当時
フジテレビやっぱり深夜の番組で緒川たまきが秘書の役で出演と言う嗚呼これ涙ものの
「よい国」エンディング・テーマだった「STILL BE YOUR GIRL」。

たった4曲で夢を観させてくれる遊園地のようなフレンチトーストのようなワインのような
キャンディのような猫の囁きのような日曜の午後のあくびのような深夜の月のウィンクのような☆

トーキョーからパリへボンジュール。ちょっと悪意あるジョークも忘れずに♪

Now Listening : Lost Horizons / Lemon Jelly

今日の激しく後悔⇒Battles+Prefuse73+Beans。

2005年03月29日 23時59分41秒 | musique
ぐがぁーーーっ。。。
blogで記事を検索して見れば見る程読めば読む程に嗚呼込み上げる怒濤の後悔。
アンコールにはPrefuse+Battles+Beansでの狂気のセッションだったなんてあぁーーーっ!!
きっとその場にいたら失禁確実悶絶地獄だったんだろーなぁ…ぁあハイ。そうです。
ご想像の通りBattles、観に行ってません(激涙)

当日朝までは調子良かったんですが何か少し寝て起きたら頭痛が痛い訳ですよ。
嗚呼痛いのですよ。何かもうダメでした。体が脳と疎通してませんでした。んぬんぬんん。。
今にして思えば少し無理してでも行ってれば良かったなぁ…と。

まぁねぇ、でも結構blogでの記事読むと殆どが好意的かつ初めて彼らのLiveに触れた人は
やっぱかなりの衝撃だったみたいで。うんうん、さらに人気と知名度がUPすれば
さらにデカいスケールでまた来日してくれるでしょう(激しく希望)
いやもぉね、願わくば年内にアルバム出してもう一度来て欲しいよ。ホント。


◇今日の激しく喜び⇒Autechre来日のゲストにLFO!

さっ、気を取り直して(笑)6月来日のAutechre、大阪公演が発表ですが、スペシャル・ゲストに
マーク・ベル aka LFOですよ!おおっ!。この2組が同じ日に観れるとは!この幸せ者!☆
実は2003年のelectraglideの時にも観てるんですが、Underworldで完全燃焼した直後で
結構マターリ観てたので、特に印象に残ってるとは言えず。
が、その後あれこれ聴いてみてあぁやっぱり気持ち良いなと。好きな音だなと。
さらに楽しみになって来ました。

他にRob Hall、Russell Haswellの両氏は初耳なんですが、Haswellの方は
秋田昌美 aka Merzbowとの共演アルバムも出しているとかで、何かそれだけで臭います。
うん。しかも大阪、22時スタートですか?!東京もそうだと良いなぁ。


◇今日の知りたいその裏事情⇒NIN

暑いの大嫌いなんですが、ものスゴく嫌いでムカつくんですが(笑)う~ん、NINがそして
SLIPKNOTが来るなら行くか!とかなりその気になってるサマーソニック。
NINが「FUJIに出たいんだぁー!」と申し出たが断られたらしく。何でだろ。知りたい。
「あんたら、FUJIには相応しくない!」とかあったのか?ギャラか?。ナゾです…。

Now Listening : Fixed / Nine Inch Nails

今日の発掘!レア音盤シリーズ⇒The Awful Truth。

2005年03月27日 11時19分05秒 | musique
まぁ「シリーズ化」出来るほど廃盤/レア盤持ってるのか?ってな一抹の不安はありつつも
「思いついた時にUpで良いか」との成り行き任せでスタートのこの企画第一弾は、
The Awful Truthで。

「The Awful Truth」でGoogle行くとMichael Moore / マイケル・ムーアの
「アホでマヌケな~」がトップでHitするし(笑)同名の映画もあるみたいだけど、まぁこいつは
いつまで経っても出て来ないんで結構なレア盤かと勝手に認定で。

周辺事実から始めると、'80年代後半にリリースされた1stが世に出た時点で
既にBANDは存在しておらず…とイキナリの撃沈宣言なんですが、
当時の所属レーベルMetal Blade Recordsが
「オオウッフ!こいつを出さないのは勿体ないぜよ。だってGreat過ぎるぞい!
BANDは無いけど、リリースしてもうひと儲けだぁ!」ってなまぁ誇張するとそんな調子…
でもスバラシイのは確かで。うん。

3人組なんですが、メンバのMonty Colvin:Bass、Alan Doss:DrumsはBAND解散後に僕も大好きな
Galactic Cowboysを結成、Dream Theaterなんかとツアーでつるみながら
(John Petrucciが彼らのTシャツ着てるのをVideoで見た事がある 笑)2000年まで
6枚のアルバム+1枚のミニ・アルバムをリリース、またプロデュースは後にKing's X
一躍名を馳せるSam Taylorが担当…ってなネタ出しで少しはその概況が見えるかもです。

12弦Bassって言う、各弦のチューニングすら想像出来ない代物使用のMonty Colvinなんですが
既にこの時点であの特徴ある音像は確立されていて、Alan DossのちょっとJazzyな…
70年代風な臭い(個人的印象)だけどラウドでナイスなドラム・サウンドと絡んで非常に心地良いです。
Galactic Cowboysと明確に違うのはGuitarがさほど歪んでなくて何かこう…New Wave周辺の
臭いすら感じるんですよ。結構クリーントーン頻発で繊細なイメージも。

ここの写真、まぁ右側がDavid Von Ohlerking:Guitar&Vocalなんですが
嗚呼何かこのカメラ無視のポーズが既にBANDの「2vs1」の状況を暗示してるのか?!と
妄想が始まるんですが。全体的にはHeavyなんだけどコーラスワークも非常に凝りつつ
キャッチーなサビも登場なんでまぁKing's Xにも通じるんですがこちら…暗いです(笑)
圧倒的に暗い。けど単に暗いんじゃなくてその中にも一筋の希望が…みたいな
ちょっと荘厳な雰囲気もありつつ。

取りあえずamazon.comでもHitしないんで、中古あたりでGetしかないとは思うんですが、
上に書いたアーティストのファンやプログレ好きな人にも好意的に受け入れられるかと。
見つけたら即購入で間違いないでしょう。うん。

P.S さてと、本日4ヶ月振りにBattles観て来ますよ☆☆むしろPrefuse73がオ○ケ…(笑)ぐはっ。

Now Listening : At The End of The Day / Galactic Cowboys

今日の嬉々なる来日決定⇒Autechre。

2005年03月20日 23時59分49秒 | musique
Autechre 6月に来日決定!!!

少し前に、7月にフェスティヴァルに出るみたいだから、
来るなら6月くらいかなぁ…と書いたのが
おおおっ!正解でささやかに嬉しいんですが。

warpのサイト見る限りでは10日の東京と11日の大阪しか載ってないんですが、
う~んもう何回かやって欲しいなぁ。都内なら2回行くくらいの気合いはあるんですがね。

彼らの音に初めて触れて以来、その
「リスナーを置いてきぼりにしかねないでも決して媚ない孤高にして求道的存在たる」
振りにシヴぃれっ放しなんですが。
鼻血垂らしてアホ面でニヤけながら悶々と待ちますYO。
ホントに。

Now Listening : Gantz Graf / Autechre

HEADのKORN脱退に思う。

2005年03月16日 23時59分08秒 | musique

いやはや。参ったなぁ。

確かに此処暫く彼らのオフィシャルサイトは見てなかったし、
音楽ニュースなんかでも目にしなかったし。

だけど、既に1ヶ月近く経っていたとは・・・。

イスラエルのヨルダン川で洗礼を受けた とか。

「6歳の娘により良い見本を立てたかった」とか。

「バンドの奴らは, 悪い奴らじゃない。彼らはただの大きな企業組織の望むように売り出された
子供の集まりだ。それが俺達を悪い人間のように見せているが,
俺達は本当に単なる成長するチャンスを持たなかった子供たちなんだよ」とか。

「今後は信仰に基づいた信念の元に, "人助け"を目的として音楽活動を行っていく」とか。


音楽ビジネス、殊にROCK MUSICともなると きっとその尋常じゃない「その世界の常識」は
彼には人間性の崩壊すら招きかねない状況だったのかも。

彼は至極真っ当な人だったのかもしれないな。実は。

残ったのは
「こんなにも僕を心酔させてくれた音楽を作ってくれたBANDの一部であった」と言う事実。
「過去の遺物を葬り、未来にこそ音楽の希望があると僕に教えてくれた」事実。
「KORNは続く」事実。
「これまでの彼に感謝したい」事実。

始まるのは
「彼は音楽をこれからも追求する」事実。
「彼の未来が希望に満ちたものになる事を祈りたい」事実。

THANX Head.


今日の内なる宇宙⇒Steve Vai / Real Illusions : Reflections。

2005年03月15日 23時59分41秒 | musique
断言すると「Passion and Warfare」以来の傑作です。
渦巻く音の洪水と目眩む崇高ささえ感じさせる旋律に呑み込まれて息苦しいほどで。
しかし聴き終えた後の開放感はきっと苦行を終えた僧の心境はこんな感じなのでは?と
全くもって遥かなる妄想さえ抱かせてくれるまぁ宇宙的な音像群です。

僕の知る限り現在「ポピュラリティ」と「音楽の冒険」を
最大限最高のバランスで保っているのがSteve Vaiなんですが、ここ暫くは
遂に悟ってしまったようで「自分の(現世での)役割」たる趣旨の発言を良く見ます。

「自分に『その種の特別な才能』が与えられている事実」に本人が気づき、認識したからには
全身全霊で肯定して行かんとするその求道的な姿勢は見習うべき要素に溢れています。


以下の所感、「これからフラットな気持ちで」作品に触れたい方においては賢明なる選択を…

Building The Church :
Tony MacAlpineが参加した意味が早くも提示される冒頭の華麗な旋律に続いてヘヴィなリフが
登場の時点で既に鳥肌。4:10辺りから4小節ごとに入るブレイクに対する間の手?が
全て違うアイデアなのも、いかにも「らしい」。
折り重なり次々に表れるメロディが、
次第に建築物⇒Churchを形作って行くかの様なイメージを想起させる。

Dying For Your Love :
スネアが入ってないのと、不思議なコード感で全てが宙に浮いているかのような。
ストリングスは「Kashmir」のリズムを彷彿。「導かれるべき者をみちびく責任という栄誉」…
太古の宗教的な指導者や様々な「偉人」を個にイメージも出来るけど、
もっと簡単に大義に考えて慈悲なる精神、利己を捨てた愛と言った内容が描かれている印象。

Glorious :
軽快なる6/4拍子。メロディは殆どシタールの音色で奏でられているのが、1:05過ぎから
突然何故か広大な砂漠のハイウェイをブッ飛ばす車の絵が浮かんだ。再びシタールに戻って
ギターソロ、そして2:42からの「駆け上がり」は尋常ではなく。
3:18からのテンション感あるメロディも堪らない。
「最高位たる熾天使(セラフ)」⇒Matrix Reloadedにも出て来たなぁ。

K'm-Pee-Du-Wee :
「Alien Love Secrets」収録の「Die to Live」Pt.2と言ったら怒られるだろうか。
1:07からの猫が囁くようなメロディ、1:15からのテンション絡みの上昇フレーズ、
1:41からの音程差の激し過ぎるスライドと来て2:00の24フレットのベンドで最高音の
頂きに上り詰めるまで、「子守唄」と言うにはあまりにも聴き所満載のギターソロに感服。
歌った音を文字にしたら「K'm-Pee-Du-Wee」になったんでしょうね。多分。
「Ya-Yo Gakk」よろしく。

Firewall :
冒頭のヴォイス・パーカッション、キャッチーなサビと絡む、大胆導入の
ホーン・セクションのアレンジと主張が粋な緊張感を演出する新たな音の冒険に溢れた音。

Freak Show Excess :
間違いなく前半のハイライト。
未知なる旋回舞踏なるイスラムの祈祷の儀式と俗なる僕との架け橋になるべく奏でられる
圧倒的な音像。なるほど舞踏を音で見事に表現しているかと。
冒頭のシタールと甲高いパーカッションの響きで早くも異界へトリップ。
メロディはそれこそ中近東の幽玄な調べ。
3:42からのブレイクを経て4:07からのパーカッションを伴ってのこの疾走感は歓喜の高み。
4:40からのBilly Sheehanとシタールの絡みは有り得ない美しさ。
「テクニックを持つ意味」の最大限有効活用。
5:28でブレイクしてのギターソロは卑猥でさえある甘美の究極。悶絶死。

to be Continued.

Now Listening : Real Illusions - Reflections / Steve Vai