みんなの僧

24で僧侶になり54で住職になるまで夢や悩みを聞き続けて30年。

カミングアウト!

2012-04-17 15:56:43 | 日記
上忍の里は穏やかで、桜の花見日和。で、老人会開催。

風雲急を告げる。で、国会なう。

閃光一閃。雷鳴が轟く。誰に対して神々は怒っているのだろうか?

石原都知事が尖閣諸島を買い上げると発言した。

契約も締結するそうだ。
原子力問題も感傷的判断は危険だとも言った。

賛成、反対、好き嫌いはあるだろうが 政治家が考えを明らかにして、検討、決断し、実行に移すのは 至極真っ当で分かり易い。
大阪の橋下徹さんも分かり易くて かつ迫力がある。
「政治主導」と言いながら、官僚主導から脱却出来てない政党とはエラい違いだ。

そもそも明治に始まった中央集権政治の根幹は「官僚主導政治」である。

また、日本のテクノクラートは世界トップクラスで、ハンパな政治家なんぞは相手にもしてもらえない。
じゃ、政治に不安と不満があれば どうしたらいいんだ?

橋下徹さんが言うとおり「選挙」で意志表示をするしかない。

しかし、自民党や小沢さんは賞味期限切れだし、民主党はマニフェスト詐欺と大震災対応の不首尾について断罪されなければいけない。

じゃ、維新の会やみんなの党か?と言えば人材不足だし、政治能力は民主党以下の可能性が高い。

大阪や関西について橋下徹さんは改革の適任者だと思うが、彼は地方改革を成し遂げてから全国に自らの考えを訴求すべきで、実態の伴わない未熟な政党を国民に選択肢として提示するのは間違っている。

焦る必要は無い。橋下徹さんのような傑出した政治家はそうそう出てこないから、シッカリ、ハッキリ、ジックリ「地方から改革」をやってほしい。

そうなると、石原さんが中心となる新党が がぜん信憑性を持って期待されるようになる。

拙僧は決して排他的では無いが、象徴天皇を崇敬し、八百万の神々や神社を大切にする僧侶である。

日本の史実と文化を尊敬し愛してくれる外国人には、是非帰化してもらって選挙に参加してもらいたい。しかし、帰化せずに外国籍のまま参政権を認めることには懐疑的にならざるを得ない。

TPPはアメリカからのオーダーを明らかにしたうえで、熟議・検討の上、判断
対応すれば良い。今は判断すべき材料が不明過ぎる。
原子力発電は民主党政府や東京電力に対する感情で判断してはならない。

日本近隣の北朝鮮、ロシア、中国が紳士的国家で無い限り、闇雲に原子力に対して研究を疎かにすることは余りに危険すぎる。

今まで、エコだの、無炭素社会だの、ロハスだの言って人たちが手のひら返すように 太陽光だ火力発電だのと声高に言うのは無責任すぎる。

ロハス関係の雑誌やFM放送のスポンサーは突き詰めると東京電力だったり、軍需品を作り続けているM商事グループだったりする。
バカラシイ。

儲かってるアーティストが、結局、利益優先企業(間接的炭素排出会社)からスポンサードされてイベントやってもお祭り騒ぎでしかない。

イベントに係る経費を寄付行為として、自らの年収の半分を供出しあって運営してこそ本当の「活動」と言うものだ。
その点、繰り返して書くが、震災後 間髪入れず被災地に駆けつけ、懐中電灯を照明に「笑いと笑顔」を届けた「コロッケ」さんは本物だ。

渡辺謙さんも然り。

彼らこそ、宗派なしの「みんなの僧」と思う。

話を戻す。

原子力発電は地震国・日本には不向きだ。

かと言って太陽光発電はパネルの中身が問題だし、廃棄物となった時に焼却すると多量のCO2を排出する。

エコカーのバッテリーに至っては中国土壌汚染、有害物質飛散の元凶である。
風力発電は住居が隣接する日本では「風切り重低音」による被害は無視出来ない。
日本において、自然エネルギー利用と呼べるのは、ダム発電と小水力発電に限られる。

間伐しないと全滅してCO2を排出するスギやヒノキを間伐して、バイオマス発電のエネルギー化するのも現実的だと思う。

いずれにしても、原子力発電は「段階的全廃」を目指すドイツモデルが有効で現実的である。

原子力を持つ時に反対しないで、今更ながらいきなり全廃と言うのは身勝手すぎる。

東京は電車があればと言っても、電車は電力で、電力の大半は原子力発電だったからね。

地方に帰れば、行けば小水力発電もバイオマス発電も出来まっせ!

えっ!?仕事が無い!?

作りましょうよ!地方で出来る仕事を。

あ、脱線した。もとい!
しかし、だいぶ昔から、リスクを負って、ダメージを受けながらも「原子力反対!」と叫び続けて、訴え続けた忌野清志郎さんは先見の明を持った達人だった。いみじくも忌野清志郎さんが一足早く還浄なさったあと すぐ原子力発電問題が国家的問題となった。

ホンマに筋が通っている。拙僧のロック初ステージは奈良・吉野の小さな会館だった。その時のゲストがRCサクセション。未だに 忌野清志郎さんのステージンクがまぶたに焼き付いている。

缶コーヒーのCMじゃないが、体勢や大勢の気分や感傷に流されず、現実的な意見を言い、実行するのは大変難しいし、勇気が必要な事である。

そういう「出来る限りの政策」こそが、「確実な未来」を構築出来るのだ。

この後に及んでではあるが、政治家・石原慎太郎の胆力を注視したい。

橋下徹さんは先ず、大阪市と大阪をギリシャにしないように命かけて頑張って欲しい。その後、関西道州制を実現して、55歳ぐらいで首相公選制による初総理になって頂きたいもんだ(え?ほっとけ?)
(次ブログに続く)

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