みんなの僧

24で僧侶になり54で住職になるまで夢や悩みを聞き続けて30年。

犬の坊守さん?長生きの秘訣。

2010-11-26 13:58:51 | 日記
我が寺には、留守した時に寺を守る 犬の坊守さんがいる。

年齢は15歳。人間の年齢にすると80歳は越えている。

すこぶる元気です。走りまわるし、階段駆け上がるし。超人ならぬ超犬ですな。 元気の秘密は マイペース。
あと、日光浴。冬であろうが、夏であろうが 暇さえあれば日光浴。

日が陰ると、もっぱらファンヒーター前を占領する。以前はファンヒーターじゃなく、ホントの燃焼ストーブだったので、背中の毛を 良く焦がしていた。

笑っちゃいかんけど、焦げた背中は笑えた。

そこまで温まらなくてもねぇ~。 でも本人は懲りない。
昨日、シックハウスの大明神、上原裕之さんの事を書いた。 健康・省エネ住宅を推進する国民会議のリーダーでもある。

ここ20年で先進国は、住宅内部を冬でも室内は10℃に保つよう指導されている。

ここでポイントは、玄関・ベッドルーム・風呂場・リビング ・便所とどの部屋でも10℃に保つということだ。

脳の血管や心臓に一番ストレスかけるのは 温度差だ。

ちなみに日本家屋の殆どは 居間は暖かく、便所・風呂場は外気温と変わらなく寒い。

そこで、室内で重篤な状況を招くことになる。

老人になると、更に温度変化に弱くなる。

私は、生活してる暖かい部屋から 冬場、氷点下に近い本堂に行くと、 その温度差に 時々ギックリ腰になる。
別に老人に限らず、体温は暖かく保つのが 健康の基本で、秘訣らしい。

部屋を冬でも暖かく保つ省エネ・健康住宅は結果、医療費の削減につながる と 学んだ。

そういう意味で わが寺の 犬の坊守さんは 日光浴とストーブ前で暖をとることによって、その健康を保ってたんやなぁ ナルホド

本日も ストーブ前のボールポジションをゲットしてる 犬の坊守さんである。





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