新聞のある投稿欄を読んで胸が詰まりました。
30歳という若さで息子さんが急逝し、7年たっても受け入れることなどできず、
空を見ても、人を見ても涙が溢れてくる・・・。
会いたくて会いたくて、息子に早く迎えに来てほしい。
夢で会えた息子をビデオに撮りたい。
そんなやり場のないつらい思いをしてこられた60代の女性が、
七回忌の法要を終えて、
母親がずっとこのまま悲しんでいても、天国の息子は安心してくれないだろう・・・
と思えるようになり、
やっと前を向くことができそうになったという思いを綴った投稿でした。
この7年間の悲しみ、苦しみ、つらさは、いかばかりだったでしょう。
とても慕っていた兄を急に失った森山良子さんも
「なだそうそう」(涙が次から次へあふれてくる)の歌に募る思いを込めていますね。
会いたくて会いたくて、きみへの思い、なだそうそう~~と。
60代の女性の投稿は
人生には思わぬ試練が訪れることを
心のどこかで覚悟していなければならないことを、示唆してくれました。
そして、その苦しみからいつか解放される日もくることを信じようと
思わせてくれる投稿でした。
3.11に寄せて。
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