ママとこどもたちのあんなことこんなこと

小学生の長男・長女、幼稚園児の自由人次男の成長記録です

ありがとう・・・さようなら・・・

2010年09月08日 | 病気
今日ワタクシ(母)、親知らず抜いてきましたー!

日曜日から親知らずの周りが腫れるという『智歯周囲炎』になっていたのです(T_T)

原因は体の免疫力・抵抗力が落ちている時に、歯茎に傷がついて
口腔内の菌で炎症を起こすというもの。
元気な時にはちょっとやそっとの菌じゃやられなくても、弱っている時には効くんですねぇ…。

私の親知らずは右下・左下共にちょっと斜め方向に生えていて
しかも顔を少しだけ出しているという厄介者。
少ないときでも年に1~2回はこれに悩まされてきていて
歯医者でも「根本的な解決は抜くしかないです」と言われ続けてきました。
でも”親知らずを抜く”って相当な恐怖!
口を開けて固定されてドリルとかトンカチとか使うんでしょ?ものすごい腫れて痛いんでしょ?
特にね、宝塚で最初に通った歯医者では「これは横に生えているのでここではできません。
大学病院の口腔外科を紹介します。」なんていうから余計に怖がっていたんです。
子供たちがまだ手がかかるというのもあって、「痛いからほうっておいて!」が通用するようになってから
抜こうかなと思ってたので、毎回消毒して(膿んでる時は切開して膿を出してもらって)
炎症を抑えてやり過ごしてきました。

で今日。うがい薬などで対策はとってきたもののやっぱり痛くって
お友達に教えてもらった歯医者に電話すると「子供連れでも大丈夫ですよ」とのことなので行ってきました。
ほんと子供がいると”びょういん”と”びよういん”は行きにくい…。

するとやっぱり「根本的解決は抜歯。炎症を抑えてやり過ごすこともできるけどどうしますか?」と。
以前口腔外科じゃないと出来ないと言われたことなどを話すと「とりあえずレントゲン撮ってみましょう」と。
レントゲンが出来あがると「私的にはまっすぐ生えてます。簡単に抜けますよ。」と言われました。
あの医者…薄々感づいて病院変えたけど、やっぱりヤブだったか…。

「今抜くことにしたら抜いてもらえるんですか?」と聞くと「私はいつでもOKです(^^)」と笑顔でいうので
そのままお願いすることにしました。
麻酔をして効くまで10分少々…。この間なぎっちが植木鉢の石と土をひっくり返してもう大変。
スタッフの方がなぎっちの手を洗ってくれ、床もきれいに掃除して、植木鉢を別の部屋へ移動してくれました。
ほどよく麻酔が効いたところでいざ抜歯開始!
カロリナーは先生がつけてくれたテレビでおとなしくアンパンマンを見ていてくれましたが
なぎっちは号泣。先生が「抱っこしてていいよ」と言ってくれたので、抱っこしたまま歯を抜きました。
メスで歯茎を切開したと思ったらメリメリ・・・と音がしてにっくきアイツが金属トレーにコローン♪
なんだよ~ドリルもトンカチも使わないじゃーん。実際5分くらいなものでした。
「歯、いる?」と言われたのでもらってきました。
私を苦しめたひどいアイツでも十数年私と共に過ごしてきたんですもの。お守りにするわ。
ありがとう・・・そしてさようなら。

というわけで無事親知らずも抜けました。こんなに簡単なんだったらもっと早く抜けばよかったのかも。
左下はあまり痛くなることがないので抜くかどうか迷うところですが
歯医者もお医者さん探しが大変だから、広島にいるうちに抜いておいた方がいいのかなとの思いもあります。

さて麻酔が切れて痛みどめを飲んだのですが効かなくて…。
痛い痛いと部屋をグルグル意味もなく歩いたりしてました(^^;
保冷剤をタオルにくるんで持ってきてくれたはーくんの優しさにウルウルです。
でもそんなときになぎっちが眠くて号泣。痛みを忘れられてある意味いいのかもね(^^;
と思っていたら、服用から1時間半くらいで効きだし、今はまぁなんとかそれほど痛みも感じませんが
またこれが切れたら痛いんだろうな。

驚いたのは抜いたらそのまま抜きっぱなしってこと!
2~4日で血が固まって、そこに3~4週間かけて肉(歯茎)が出来ていくと。
すごーい、人間の体って。
数日は痛いでしょうが、子供たちにも協力してもらってなんとかがんばります!

蛇足ですが…
病院、インテリアがすごく素敵でした~。
グリーンと白が基本カラーで、観葉植物も多く雑貨類のディスプレイもオシャレ。
置かれている雑誌もセンスあふれる雑誌ばかりでした。表紙しか見てないけどね(T_T)
チビーズがいなければ…待ち時間が長いほど嬉しいような病院です(爆)