秘密…

ヒミツノコト

宮川くん

2018年05月24日 22時22分36秒 | diary
日大アメフトの問題…
種目は違えど、子供達が大学までスポーツ特待生として学生生活を満喫し、日大とも試合を重ねた子を持つ母としては、人事ではなく…。

加害者、被害者、どちらにしても
もし、我が子だったら?
心臓が縮みそうな心境。


言葉は悪いけれど、
体育会系の競技では、
「潰す」や「殺す」など、使うことは多々あるのは実情。
しかし、その意味は、当然ながら相手を負傷させると言うことではなく、
その競技において、ルールに乗っ取り
完膚なきまでに圧勝する。
完全勝利を収める!と言う意味。

故意に負傷させるなんて以ての外…。

宮川くんが(潰す)の意味を理解していないハズはないでしょう。
その中で出てきた「相手が怪我をして秋の大会に出られなければ…云々。」
コレが、理解の範疇を超えた(潰す)であろう事を物語るんだよね。



あの会見を見る限り、宮川くんは、
日大関係者も同席なしで、学生が一人
多くの記者に囲まれ、自分の犯した罪を
悔い、お詫びをすることは、とても勇気のいる決断だったと思う。

でも、その判断がつくのであれば、
あの場面で、あのタックルが許される行為なのか?の判断が付かなかった事が
とても残念でならない。


しかしながら、あの場面で、監督、コーチの意向にそえない…
QBを潰せなかったら、宮川くんは部内で、文字通り(潰され)表舞台に立つことは出来なくなったでしょう。
信頼し、相談出来る人は側に居なかったのだろうか…。

まぁ、相談したところで、日大内で大変な権力を持ち(独裁者)とまで言われる内田前監督。
意に添えないのなら、辞めるか、諦めるかしか選択肢はないよね。


技術的な事を指摘されるのであれば、如何様にでも修正、練習も出来るが、
(やる気が感じられない)など、気持ちの問題を指摘され干されるのは、選手にとって、もうどうしていいのか分からなくなり、正常な判断能力も失いかねない。

実力は有るのに、監督に気に入られず、部内戦などでは敵無しなのに、試合に使われず、干された選手は珍しくない…。

鳴り物入りで入部し、その後
ピタリと名前を聞かなくなった学生も沢山いる。
中には、明らかに部内で潰されたと思わざる得ないケースも。

キラキラと輝くオーラを発していたのに、えっ?別人かと思うほど、腐ってしまった学生を目の当たりにする事も少なくない。

伸び代が無かった?
監督やコーチとの相性が合わなかった?
監督の意に添えなかった?



結局、内田前監督や井上コーチの対応を見る限り、
潰す(負傷させる)が前提で(鉄砲玉)として追い込み仕立てた宮川くんが、
鉄砲玉としては、余りに下手くそで使えなかった!
せめて、もう少しプレーに絡むような反則スレスレの行為で、潰せなかった不器用なやつ。と根底では思っているのではないか?と言う印象を強く受ける。

宮川くんの、腹を括った態度に比べ
井上コーチのあのしどろもどろ…。
内田前監督の井上、宮川に責任を擦り付ける態度。
何より、日大関係者の対応。
あれでは、宮川くんも1人で会見をせざるを得なかった背景も見えてくる。

身の保身しか考えてなさげな大人に振り回される学生はたまったものではない。

これはパワハラ以外何というのか?


「こうなってしまった結果責任はある」
日大側は結果として責任は取るというが、
「関与はしてないけれど、やらかしてしまった馬鹿な選手の責任は取ります…。」

そうじゃない!でしょ……



アメフトを辞めると言う宮川くん。
今後、競技を続けたとしても、タックルをする度、この事が思い出されるよね…


でも、
してしまった事は、例え指示が有ろうと、結局は自身の責任。
そこは、大いに反省してもらわなければならないけれど、

スポーツに青春をかけ、
打ち込んできた若者の未来を奪わないで欲しい。
嫌な思いを残して競技人生を終わらせないで欲しいなぁ。

そして、被害者の学生さんの
1日も早い回復と、復帰をお祈りします。

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