秘密…

ヒミツノコト

…世の中…money

2018年03月19日 22時23分45秒 | diary
とても…とても…慌ただしい日々だった。

三男の卒業式。
進学先も無事決定!
次男の卒業式。
就職先は既に東証一部上場企業へ決定済。
おめでたい話はここまで。


その後、目眩クラクラしそうな知らせ…
ちょっとした事情が出来、今月中に解決しそうだった問題が、2~3ヶ月延期になりそう󾌼

あーーー。今度こそは上手く事か運ぶと思われたのに…。
この落胆は半端ない💦💦💦

大きな修正ではなく、
「ちょっとした事情」なのだけれど、
数ヶ月延期になるって事が、この場に及んで、とてつもなく長く感じられる。
もう、
このまま解決しないのでは?とも
思える程………


il||li_| ̄|○il||li



そこに追い打ちをかけるように、
悲報が飛び込んできた。

甥が事故で、救急搬送。
知らせを聞き、そのまま車で高速へ。

病院へ着き、
気丈に仕切っていた妹を抱きしめると
少し、気が緩んだのか、きっと今回の件で、初めて彼女は涙を流せた。

怖かったね…。

義弟も病院へ到着。
命の危険は、恐らく回避出来たと思うのだけれど、
腕神経叢引き抜き損傷と脳挫傷による、高次脳機能障害。
かなりの障害が残るであろう…との事。
命に別状のない状態では、最高クラスの損傷らしい。

今現在、腕一本の感覚がまるで…無い
ツネっても痛みはない。感じない。
なのに、腕が痛いと言う。

もし、少しでも神経が断絶されずに残っていれば、奇跡が起こせるかもしれない!


寝ていれば治ると思っているだろう甥。
かける言葉が見つからない。

「痛い?痛いねー。
ほら!がんの人より先にベットに寝てちゃダメやろ⤵顔張って治さなねー!」

何言ってんだ?私は💢
気の利いた言葉が出てこない。


命の危機は脱したので、帰るに当たり、
当面の間、母を面倒見ることとし連れてきた。

姪があちらこちら走り回る途中で、
「ご飯、食べててね!何かあれば迎えに来るけど、とりあえず今は自宅で待機してて!」と
母の食事の用意をし、

私も電話で、
「ご飯食べて、お泊まりの準備して待ってて!後で迎えに行くから。」

数時間後、母を迎えに行き、車を走らせ間もなく、
「晩ご飯は食べたよね?」と何気に聞いてみた。

「えっ?ご飯?今晩?食べてないよ!」

…姪(孫)が用意して行ってくれてたでしょ?

「いやー知らないよ。」

…電話したやん?姪が準備したご飯食べて、お泊まりの準備して待っててって。

「えー?ご飯は食べてないから。」


晩御飯を準備したって話を、忘れてしまってたのか…。

なら、遅くなったし、お腹すいたね。
途中で何か食べて帰ろう。
一緒に行った三男も、腹ぺこあおむし君💦

途中、遅い夕食を取りながら、妹へ
「せっかく姪が用意してくれた晩御飯、食べてないらしいんよ。ごめんねー!」と、連絡を入れた。

しかし、1度家に戻って来た妹からは、
「ばぁちゃん…ご飯食べてるよ!
洗って無いけど、食べた食器下げてあるもん…。」



あーーー。
とうとう、食事をしたか?しないかすら、分からなくなってしまったのね。

食事はしたけれど、何となく小腹が空いたから、食べたいなー!ならアリ。

しかし、食べたのに、食べてないよ!と言い、当たり前に1食分食べるのは…

痴呆が進んだとしか思えない。


はぁ┐(~ー~;)┌




長い1日だった…



一刻を争い病院へ向かう途中、
普段ならとても気を使い、怪しいぞ!と思ったら、2人組か制服かをキッチリ確認するところ、
迂闊にも、ノーマークで抜き去った、マークXが覆面󾍁

スピード違反で捕まってしまったし⤵⤵

赤色灯を見て「ヤバっ」と思った瞬間は
140を超えていたので、バクバクしながら覆面に乗り込むと、
18キロオーバー。1点減点12000円の反則金。
悔しい💦けど、少しホッ。

あーあっ。
久しぶりに、覆面を見落とした!
しかも、ボロくてタバコ臭いマークX。
どうせなら、GTRで捕まえてくれ!って感じだわっ。
それに、あと数キロで福岡県警の管轄外になるギリのライン。

ゴネても泣いても、甥が死にそうだと懇願しても許されないのは承知しているので

私の言葉は、全て「はい」
早く切符切って行かせてくれー!

「この車ならスピード出るでしょうけどね、速度超過ですねー!」

余計なお世話ったい💢

今どき、軽自動車だってスピード出るわ⤵

どうも、5年に一度は何かしらあって
ゴールド免許にならないんだなっ💦
まっ…免許証の写真を使い続けたくないので、5年で十分だけど󾍄

あーあっ。


さてさて、これから母をどうしたら良いのか。
いつもの2、3日の話しなら何でもないけれど、
お友達もいない。
デイサービスも通えない。

散歩行くと言ったところで、1人では
とても外に出すことが出来ない。
それに、どうやら、靴がガボガボで歩きにくいらしい󾍁
お正月に購入した靴を履いてきたのに…。
どういう事なんだ?

靴がガボガボ情報を一度インプットしてしまったら、何を履いても 修正が出来ないのだろうか。

こう、歩く度「靴がね…」と言われると
本当にガッカリする。
そう言われて、前回 買い換えたばかりの靴なので、余計に…。


身支度などは自分で出来るけれど、
何度も同じ話を繰り返し、同じ事を聞くのはいつもの通り。少しパワーアップ。

同じ事を聞かれるので、同じ返事をすると、初めて聞いたかの如く、毎回、新鮮に驚いてくれる(笑)

ご飯を出されるまで、じっとして動かない。運ぶことすらしない。

洗濯物を干してもらっても、袖は中に入り込んだまま。シワシワ。

台布巾も、食器を拭く布巾も一緒。
調理台を拭いた後の布巾で、食器を拭く。
見た瞬間、我が目を疑った…

マジで?


何を使っても、絶対元の位置に戻さない。行方不明の物が後を絶たない。

ホントに母の仕事なのか、あまりにも酷すぎて悲しくなるんだなっ。

こんな事が続くと、何もしなくていいよ!
いや…もっと言えば、(何もしてくれるな…)と思うのが、偽らざる気持ち。
だけど、母の自主性、やる気、そして社会性を考えれば、
(させない)選択をする事は、益々
認知機能を低下させるかもしれないのが、ジレンマ。


そもそもが、天然。
私が学生のころ、手洗い後使ったハンカチがベットベト。

母がハンカチにアイロンをかける際、
のり付けしていた逸話の持ち主。

勘弁してくれ…。


幸い三男が春休み中なので、
(ばぁちゃん行動管理部長)に任命し、
薬の管理からストーキングまで、良く任務を果たしてくれている。
彼のストーキングにより、行方不明の物も半分に抑えられてる感じがする。


しかし、朝…
私がベランダの掃除をしていて、インターホンの音が聞こえなかった時に事件は起こった。

ピンポーンとチャイムが鳴り、
いつもの様に、オートロックを開けようとしたらしい。
しかし、どこを押せば解錠するのか、訳分からず、押したのは火災警報のボタン。
警報音が鳴り響き、何事!と思い慌てて部屋に戻ると、

「誰か来たから、開けようとしたら、なんか音なってるよ。」とスマシタ顔。

警報音を解除し、管理人に誤報を告げ、
母にもう一度確認をすると、

「インターホン変えたんでしょ?前のと違うもん。」

インターホン変えるわけ無いでしょ⤵

1番押しやすい応答や解錠ボタンではなく、よりによって、1番押しにくい非常ボタンを押す。
一応、使い方の説明はしたものの、果たして理解したのかどうか。

で?誰だったの?と聞いても、
「知らない。」

あの時間なので、恐らくヤクルトさんだと思うんだけど……。

それ以来、「ピンポーン」鳴っても、ピクリとも反応せず、知らん顔。
触らない方が無難と思ったのか、留守番にもならない💦

更に、キッチンのコンロも変えたのでしょ?使い方が難しくなったね。
と言われた。

…変えてません。

なのに、翌日は知らぬ間に、お湯を沸かしていて。

これ、使えんことチャイルドロックかけておかないと、いつ記憶が飛んで、消し方が分からない!などと言い出すか。

テレビ番組を真剣に見て、ところどころコメントや、「へーそうなんだ!」とか「そんな…ねぇ」など
言葉を挟むので、
理解しているのかと思いきや、
「これ、どうして こうなったの?」と聞くと、
「え?ばぁちゃんは知らないよ。見てない。」


困ったな。

会う度に進行する認知症。
お薬は、全く効いていない。


そして、自分の非は認めない。
出来なくなった事は、自分の認知機能の低下ではなく、やり方が変わったから!と言う。

さぞ、妹も大変だったでしょう。

これからの事なので、まだ断定ではないけれど、
もし、甥の脳挫傷による、高次脳機能障害が出たら…

運動機能の低下や
言語障害、簡単な計算が出来なくなる、
そして、認知力低下。
そんな事が高確率で起こりうるだろうと医師に言われている。

万が一の時は、認知力低下の人が二人も居ることになるかもしれない。

まだ甥は若いので、改善の見込みはあるけれど、母は……?

まだ、70代前半なのに。
これから10年?20年?


さて。
本気で母の事を考えなければならない時が近い将来起こりうるかもしれない。
私もいつ、自分のことでいっぱいになるか分からないし。


そこで、認知症受け入れ可能の介護付き施設を調べてみた。

ピンキリだけれど、大凡、初期投資は別にして、月約15万程度みれば、小綺麗で、医療連携施設に入居出来そう。

年金は、第3号被保険者の時期が長く、年金分割制度少し前に離婚しているので、雀の涙程の年金額。
医療費と小遣い程度にしかならないので
全額、負担しなければならないし。

10年間で1千8百万円。
田舎なら中古一戸建て買えるなっ😅
20年で3千6百万円。

でも、きっと、
「ばぁちゃん、何も出来なくてモタモタしてるから、迷惑かけるね」などど言う言葉も出なくなるだろう。

なかなか私達も、全てを受け入れにくくて、
ホントに出来ないのか?
したくないダケじゃないの?と思ったりして…。

他人様で介護のプロと過ごした方が
お互いに気を使ったり、ガッカリする思いはしないで済むのかなっ?と。

以前見たドキュメントで、どなただったか…女優さん?が、
お母様を施設に預けたことで、
「母を捨てた」と自責の念にかられていた方を見たことがある。

特に認知症の場合、身内だと、
過去の人格を知ってるがゆえの、悲しい気持ちやイライラを回避する事が出来るし、
介護する側の「介護鬱」などの二次被害を防ぐ事も出来るので、
私は、「施設に預けた=捨てた」と言う認識は全くない。

母も、ビジネスライクな方が、下手な気を使わず良いのではないか。

甥が認知機能に問題が出ると決まった話ではないけれど、
仮に、仮にそうなった場合、
認知に問題を抱える人が一家に二人居ては、妹が潰れてしまう。
甥が認知機能に問題でなくても、他の障害を回避出来ない以上、やはり手助けが必要になるかもしれない。
体か急に自由に動かなくなった絶望と、イライラは、想像を超えるだろうし…。


前向きに検討するしかないな…。

民事信託とかなら対応出来るのだろうか…?

普通は自分自身がもし、痴呆になったりした時のために、自身の財産を管理するのが目的なのだろうけど、
財産の無い親の介護費用を、自分が死んだ後まで滞りなく支払い続けられる様な
事を考えなければならない。

まぁ、がん患者でなくとも、いつ、
何が起こるか分からないのだけれど、
自分が親より先に逝くことを前提に考えなければならないのが、正直
苦痛💦

そう簡単に死ぬつもりは無いんだけど😅



それにしても、数千万円。


やはり、世の中、最後までお金なんだわっ。



3 コメント

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しーちゃん様 (RIKAKO)
2018-03-20 23:26:53
コメント…すごく参考になりました。
でも、内容が内容なので、私の判断で非公開にさせて頂きますね!

やはり、介護とお金。
綺麗事では片付けられない切実な問題ですね。
貴重な体験談、ありがとうございます。
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遅刻しましたぁ! (やっほ)
2018-03-25 22:14:33
就職祝いも飛んでしまいそうなお話しですね。
それはそれとしてご次男さんの卒業と上場企業への就職おめでとうございます。

甥っ子さんは交通事故ですか?大変な事故のようで、後遺症が残らない事を祈るばかりですね。

問題事がいくつも重なっているみたいで、心中お察しいたします。
おかあさまの去就も頭悩ます大問題ですね。
介護の苦労、金銭面のことも、よ~くわかります

年老いて家族に惜しまれなくなってまで長生きしたくは無いですね。
有り余るお金を持っていれば別です。
お金が無い親を介護するということは悲惨です。

長生きすればするほど、家族はほんとに悲惨な思いをします。
先が見えれば明るくも振るまえるというもの。
先が見えないから苦しむのです・・・

RIKAKOさんはご自身でも問題をお持ちであるというのに。
神様は一体どこを向いているのでしょうね。
関心なく見せかけているだけなんですね。きっと(^^
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Re:遅刻しましたぁ! (RIKAKO)
2018-03-27 23:19:08
こちらこそ、遅くなりました💦
返コメ書いて、公開するの忘れた💦💦

ボケボケです。母のが、伝染ったかなー(笑)

お祝いありがとうございます⤴
これで、2番目まで終わりました。
残るは1人。
先は…長い😅

ようやく、慣れてきて、数々の
ぶっ飛び行動や発言も、少しずつ笑い飛ばせる様になってきました。
慣れって凄い事です。

自覚してしているわけじゃないので、
母にもどうしようもない事なのですもんね。
自分に余裕がなくなってくると、イライラし始めるので、
深呼吸して、平常心で顔張ります。
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