秘密…

ヒミツノコト

世間の標準が、私の標準でなくなる日(前編)

2017年08月25日 06時33分28秒 | diary

妹に、今後抗がん剤治療をしたくない…と話をした。

日々の状態は、常に連絡取り合っていたし、
気持ちは理解できると、大筋では合意してもらえた感じ。

しかしながら、100%の同意ではなく…
気持ちは理解しつつも、その後の心配が尽きない様で、
賛成30%。不安70%。
抗がん剤の毒性については、不安視しているので、抗がん剤に代わる何か!が欲しい。

私を心配し、私の気持ちを尊重しながらも、標準治療から外れる不安。
当然の反応かな

しかし、そう簡単にはいかないのが、難しいところ

病院で提供される標準治療以外では、保険適用にならない。
保険適用されないと言うことは、厚生労働省のお墨付きを貰えない…
得体の知れない、治療が多いのも確か。

西洋医学に精通した方に言わせても、意見の分かれるところ。

ただ、素人が調べられる範囲で…
現役の医者が、抗がん剤批判をされている方は、以前より増えたものの
決して多くはない。

慶應大学医学部の元放射線科医師近藤誠氏が、
「がんは治療するべきでない」
「放置しておけばいい」
「転移するような悪性は治療しても生命は伸びない」
「がんと診断されても進行しない『がんもどき』があるので、手術すること自体無意味」といった
理論での著書が有名だけど、

私はそのまま近藤氏の論理を受け入れる事は出来ないものの、一理あるとは思うわけで…。
逆に、まるで近藤氏憎し!の如く、真逆の理論を展開し反論する医師もいる。

なんか…離婚する夫婦が、親権を争って、子供を挟んで、ギャーギャー喧嘩をし
手を引っ張りあっている様に感じる
挟まれた子供は、どっちについて行っていいのか分からず、オロオロ
その実、どちらについて行ったとしても、正直、似たり寄ったり。
有効とされる抗がん剤の有効性は
ほんの数か月寿命が延びるかもしれない…程度。

ただ!一番気になるところは、
アンチ抗がん剤を推奨するグループは…
元医師。元看護士。元保健師‥など。肩書の前には「元」のつく方が多い。
そうなると、現役当時にアンチ抗がん剤を語るのは…支障があるのかな?と
勘ぐってしまう

もちろん、意見の相違はあっても、真摯に向き合う医師が多い中、
最近、
個人のクリニックなどで行っている自己血の培養などを利用した
NK細胞やT細胞による免疫療法は、効果が疑問視されてる上に、高額な治療費。
がん患者を食い物にしているのではないかと思われるケースも…

何を信じるかは…個人の問題。難しい…


私は、西洋医学を否定しようとは全く思わない
それどころか、緊急的な外科分野においては、素晴らしいと思っている
抗がん剤にしても、有効と認められる部位もあるようだし、
寛解した方も知っている。

でもそれは、ほんの一部のluckyな方のみ。
抗がん剤治療を始めた、ファーストコンタクトで、効いた人がほとんど。
二次治療、三次治療に進んでしまうと、がん細胞を縮小させるのは、最初だけ。
抗体ができるまでの、わずかな間。
いずれは、効かなくなるばかりではなく、他の細胞も傷つけ、免疫システムをボロボロにし、
それが、更なるガンを生む。

lucky or unluckyで片付けられる患者はたまったものではない。


やはり、ガンを始めとした、生活習慣病の類は、化学物質の薬漬けではなく、
自己免疫システムを正常に働かせるよう働きかけ、自己再生能力を最大限に高める方法が、
理にかなっているだろうと…。
前記と被ってしまうけれど、戦う相手が「副作用」と言うのは、どう考えても不可思議。


当然のことながら、自己免疫システムが正常に働かなかったので、
ガンに侵されたのだけど、ガンになった時と今では、
意識が違う

当時は、バランスの良い食生活は心がけていたものの…
玄米ご飯を食べようなんて、考えてもいなかった
外食の時、とんかつ屋さんや牛タン専門店で、麦飯を食べたり、
ご飯を選べる時のみ、雑穀米にしてみようかなーって程度。
白砂糖、グラニュー糖たっぷりのスイーツも大好き🍰

理由は、食生活だけではないでしょうけど
好きな物を好きなくらい食べて、スイーツも食べまくってるのに
ガンにならない人が羨ましい(笑)


そんなわけで…

どんなわけだっ?(笑)


通院予定日、主治医に私の気持ちを訴える決戦の日
妹も一緒に病院に来てくれる…という。

果たして、妹は、心強い援軍となるのか…

なって欲しいなぁ。


ホントは…darlingが一緒に来てくれると、気持ちは十二分に通じているので、
私が言葉に詰まっても、良い通訳になってくれるのだけれど…
病院に一緒に行ってもらうわけには、残念ながらいかないし


反対されるのは目に見えているけれど、私の治療方針は私が決める!
感謝の気持ちをもって、素直に話をしよう


主治医との話は…また後日…後編で