秘密…

ヒミツノコト

ダークな私

2016年04月27日 10時33分37秒 | diary
ブログを書き始めて、一年が経過...

この一年を振り返ると
私の人生の中でも、トップクラスで激動の一年でした...

激動の年は、それなりに乗り越えてきたけれど、
過去、自身の「生」と「死」を、考えなければならない事態には、幸い陥った事もなく...
初の経験


彼との関係は、足掛け4年
出会った時から、ずっと変わらぬ愛情を示してくれている
こんなに愛しいと思う人と出会えた私は
なんて、幸せ者なのかしら!
と、改めて、心から感謝してます

家の中では、色々あるし
一度消えた愛情は、元には戻らない
けど、治療を受ける機会を与えてもらえているのだから、感謝

子供達、親族、友人、知人、そしてココで出会った方々にも!

たくさんの「感謝」を感じて過ごしている


気持ちを表現するツールは
表情、行動、色々あるけれど
一番は、言葉


言葉で...癒され
言葉で…希望を持ち
言葉で…愛を実感

そして、言葉に…傷付く




そんな話を、友人としていた時
「癌になって、良かったじゃない!
何か無いと、そんな風に考えられないよ」

...うん...

と、返事はしたものの

強烈な違和感


よく、不幸に見舞われた時...
コレが有ったから、こんな風に思える様になった
とか...
アレが有ったから、今がある
とか...
よく、聞く話では有る


東日本大震災後、被災した友人、知人も
あの時は、生きる事に必死だったけど
あの震災が有ったから、
人の有り難みも良く分かった!
見ず知らずの人とも、助け合って乗り切れた!
命が有るだけでも、有り難いこと!
あの震災が無かったら、気付けない事が
たくさん有った!

と...

でも、
それは、当事者だけが言って良い言葉
当事者が口にして初めて、価値の出る言葉



震災に遭って良かったね!?

癌になって良かったね!?

不幸事に見舞われて良かったね!?


彼女が言わんとしてる事は、理解出来る。
でも、
癌になって良かったと思えた事なんて、何も無い!

もし、子供が癌になったら...
代われるものなら代わってあげたい
喜んで、病を受け入れるでしょう...

でも今、
癌になって良かった...なんて、思った事は一度も無い

ならなくて済んだのなら…
時を戻せるのなら…



...言葉とは、厄介なもの

言霊にもなれば
ナイフにもなる



ダークな私も見え隠れした一年...