２３日目（６－２）

2012.2.1（水）　　白血球は順調に回復か

［病院にて］
・血液検査結果白血球は「３０００」と予想以上に回復していて、主治医は順調に回復しているとのことだった。

・通常の状態と判断できる時期（刺身などの生ものが食べられる時期）はいつ頃なのかの問いに、次の診察結果で判断するとのこと。　まだ生ものを食べるのは我慢してくださいとのことである。

・次の診察は３月５日となったので、結局それまでは通常の生活はできないということになる。（う～ん・・・）

・以前の歯肉がんを患ったとき、治療後の白血球があと一歩で正常値範囲となるところから回復が止まって、なかなか上がらなかった。　結局、見切り発車で正常値にならないまま退院することになった経験があるので、今回も同様なケースになることも予想できる。

・指先の痛みもこれ以上悪くなることもないし、時期が来れば治るでしょうとのことだった。

２２日目（６－２）

2012.1.31（火）　　明日は治療完了後のＣＴ結果を聞く

［体調について］
・口内炎については、２個がようやく治ったと思ったら、反対の頬内側にまたできた。しかし修復能力が回復してきたのか、３個目は１晩で治ったので、今日の口の中は穏やかな状態である。（心も穏やか）

・痔については「訪問者の方々はうんちの詳細な話なんか読みたくないと思う」と妻から忠告があったので、詳細は割愛することにして、「安定している」とだけ記述しておこう。

・指先の痛みも回数は徐々に減ってきているようだが、未だ続いている。

・指先と言えば、爪白癬には液体の薬を爪の間に浸み込むように毎日欠かさずにつけているが、効いているのかは今一判らない。

［明日の病院］
・明日は、診察日で血液検査と治療完了後のＣＴ撮影結果を聞く日でもある。　「４クール」が終わった時点でＣＴ撮影の結果、胸のリンパ腫は消えたとの報告だったので、余程のことはないと思うが、「４クール」以降は私のダメージ状況を考慮して１種類の抗がん剤を投与しなかったことで、僅かな不安は残っている。

・ＣＴ結果に問題がなければ、今後の予想としては、再発に怯えながら定期的に検診を続けていくことになると思う。　私の場合進行期だったので、再発しない確率は６０％らしい（無増悪生存率６０％）。

・明日の血液検査の結果、白血球が予想通り回復に向かっていれば、普通の生活に戻れる時期を主治医が想定してくれると信じているのだが・・・

・インフルエンザが大流行していると報道があり、妻の職場でも発症して休んでいる人がいるとも聞いていて、とても不安である。自分が感染したとしたら免疫力が衰えている状態（白血球の減少とステロイドの服用など）で治るのだろうか？　病院の待合室は血液内科もその他の内科も同じ待合室で、感染確立の最も高い場所である。（血液内科は私のような状態の人ばかりなので分離すべきだと強く感じる）

２０日目（６－２）

2012.1.29（日）　　副作用はまだ残っている

［体調について］
・口内炎については、昨日あたりでようやく痛みがなくなった。口の内部（頬の内側）が凸凹していて全体的にむくんでいる気がする。ずっと以前から体調が悪い時には口の中で突然小さな腫れものができて、しばらくするとその先端が口内炎になることが幾度となく起きていた。今回も口内炎ができたきっかけは同様な状況だった。

・痔については、生活パターンが確率できていて、毎食後の薬のおかげで便が柔らかい状態を維持できている。全く傷みもない。（一度硬い状態の便をいきんで排泄すると最悪な状態となるので気を使っている）

・指先の痛みは回数が少なくなってきたが、まだ時々鋭い痛みが走る。（慣れてきて、苦痛度合いは少なくなってきたが）

・足の親指付け根の違和感はかなり薄れてきたが、未だすこし残っている。しかし、もう少しでこの症状がなくなり、その時が副作用から解放される時と信じているので、薄れてきたことで気持ちは明るい。

・口内炎から解放されると、食べたい病の症状が出てくるので、こいつの制御には頭を悩ませている。

［髪の毛］
・抜け毛は相当以前の治療中に止まっていたが、延びることも止まっていた。　最近は、ほんの少しずつ生えてきている気がする。（妻も頭を眺めて、そう言った）　まだ人前にさらす勇気はないので、帽子を常にかぶっている。
・治療が始まる前から頭のてっぺんは薄くなってきていたので、生えてきても薄いところはそれなりに薄くなるのかなと覚悟はしているけど、少しの期待は残っていて毎日鏡を使って眺めている。

１６日目（６－２）

2012.1.25（水）　　もう勘弁してくれ口内炎

［体調について］
・口内炎が治らない。　前回までは、次の投与日までに何とか治っていたんだが、今日になっても（本来なら昨日が投与日なので）全く治る気配がない。舌の先の口内炎は食べる時だけでなく、話す時にも痛みが走るので、味覚障害より体感ダメージは大きいのだ。

・指先の痛みは、残念なことに昨日よりも一昨日よりも今日は強い。遅くに出てきた副作用は今後どうなるのか判らないので不安になる。（これもポジティブに考えれば「時間が経てば回復していく」）

・早く回復して、がまんしてきたことを早くやりたいなどと焦っている自分がいる。
・白血球も徐々に上向きに変わってきているだろうから、焦らずに体力の回復に向けて日々努力をして行こう。

［髭をさっぱり］
・白髪ばかりの髭に別れを告げて、全部剃り落した。　久しぶりにさっぱりしたが、鼻の下が延びたようで間の抜けた顔に見えてしまう。（どのみち髪の毛が無いので、変な顔なんだけど）
・仕事から帰った妻がすぐには気づかなくて、向かい合って食事している時に初めて気が付いて「ひげ剃ったんだ～」「若返った」と言った。　帰ってきてから1時間ぐらいは経っているし、会話もしているので、私としては「今頃かよ！」と心の中で突っ込むと同時に、少し淋しさも感じてしまった。

１５日目（６－２）

2012.1.24（火）　　今日は朝から体がだるい

［体調について］
・朝起きたときから、なんだか体がだるく、頭が重い。　風邪をひいたのではないかと心配したが、熱はないしその他の症状はないので大丈夫だろう。

・指先の痛みは変わりなく続いているが、鋭い痛みは昨日よりは少ない気がする。

・足の親指付け根の違和感は薄れてきて未だ少し残っている状態なので、副作用を克服していないことになる。　以前であれば、今日が２週間経過後の投与日となるので、副作用が残っている状態で次の投与を行っていたことになる。

・２カ所の口内炎が相変わらず私を痛めつけているので、結果的に「食べたい病」を抑制している。（なおらんな～）