風とみどりに戯れて! 

風の訪れる庭、みどりに戯れる日々の記録

クリスマスローズ、人工受粉

2016-03-22 | クリスマスローズ
クリスマスローズもピークを迎えています、
今年は花を摘み取って株を育てていますが、
数少ない花だけは人工受粉で種を採ります。

バイカラーのブラック、二つの花を比べると、
左下の花は雄しべに花粉が溢れています。
クリスマスローズは雌しべが先に熟すため、
種子親(母)は半開き位の時がベストです(右上の花)
花粉がよく出る時間は、AM10時~PM3時位です。
花粉親(父)から綿棒に花粉をを採って、
種子親(母)の雌しべの先端につけます。

他の花の花粉がつくのを防ぐためと、
熟した種が飛び散ってしまわないように
茶こし袋をかけておきます。

このピンクも大好きな花、
二株しかないから保険に種採りします。

花粉がでている花粉親(父)花、

開き初めた種子親(母)花、

右上が花粉親、左下が種子親になります、
でも、両方とも種が採れると思いますよ。

今回は同じ株での受粉です、自家受粉を気にせず
種子親の雄しべの切り取りはしていません。

袋に花の種類や、交配した品種を記入しておく。
日を置いて二度受粉が良いそうですが、一度でも大丈夫。
雨や風で袋が飛ばないようホチキスで止めておくと安心です。


虫とか風で自然受粉をする花もありますが、
お手伝いした方が確実に種が採れます。

雌しべの半分だけ受粉するのもいいですよ。
ミツバチばあちゃん頑張りすぎたため
我が家にはクリスマスローズの子苗が溢れています。

交配で自分だけのクリスマスローズを作るのも楽しいけれど、
ただ、結果を見るまでに3年はかかってしまうしねぇ。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする