風とみどりに戯れて! 

風の訪れる庭、みどりに戯れる日々の記録

教王山世義寺(三重四国八十八ケ所霊場第八十四番札所)

2016-03-03 | 三重四国八十八ケ所霊場
三重四国八十八ケ所霊場第八十四番札所、
教王山世義寺(きょうおうざんせぎでら)伊勢市岡本町は
行基菩薩により天平十三年(741年)、国家鎮護の祈願所として伊勢の前山に創建、
建長年間には外宮西へ、現在地へは1671年に移っている。
護摩堂(威徳院)

明治維新の「廃仏毀釈」によって塔頭19寺を有していた大峰山修験道の先達寺院も
この護摩堂のみとなってしまいました。
ここは伊勢神宮の領域、様々な苦難の歴史を辿った寺院です。

聖天堂(大正4年)に建てられました。

大きい鳥居が階段の上下に、

御堂の前に花のように開いた形のソテツが気になりました。


黄色い蕾はサンシュの木でしょうか?

 
御朱印は寺務所で頂きました。


7月7日の柴燈大護摩にはたくさんの露店が並び賑わうそうです。


伊勢の町ご遷宮に初詣、世儀寺のごまさん、
自由が当然のしあわせな時代にいることに感謝です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

潮音山太江寺(三重四国八十八ケ所霊場第八十五番札所)

2016-03-03 | 三重四国八十八ケ所霊場
三重四国八十八ケ所霊場第八十七番札所、
潮音山太江寺(ちょうおんざんたいこうじ)鳥羽市松尾町は聖武帝御宇(724~749年)開創、
本尊は「千手観世音菩薩」徳川の初期、雷火により諸堂は焼失したが本尊は無事残された。

石段の上に立派な仁王門、
満開の梅の花が出迎えてくれました。

右に石段を登っていくと本堂、

青い空、緑が美しい。

本堂のすぐ隣に受付があり、御朱印をいただきました。

ユースホステルもある広い境内、
4月下旬には藤まつりが開かれます。

太江寺はR42号、日の出橋東の信号を西に入ればすぐです。
入口に駐車場もありました。
本堂裏から音無山へ登るルートがあります、
桜の頃のハイキングに良いでしょうね。

二見といえば夫婦岩、海の色がきれいなので
寄り道をしてきました。

鳥羽方面は良く訪れるのに、夫婦岩は久しぶり、

そういえば、夫婦で訪れたのは今日が初めてでした。


二見の町は「おひなさまめぐりin二見」開催中、こちらは別ページで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥羽城址へ寄り道

2016-03-03 | 三重四国八十八ケ所霊場
ポカポカ陽気に誘われて鳥羽城址を訪ねてみた。
慈眼山金胎寺から見えていたのは「旧鳥羽小学校」
坂道を登っていくと、閉ざされた門とトーテムポール。

昭和4年に建設の学校、木造校舎の時代の事、
きっと皆の自慢の学校だったことでしょう。


校舎裏を登ったところは本丸跡、ここが小学校の運動場、

誰もいない校舎、立派な建物だけよけい寂しい。


見晴らしの良い城址、
伊勢湾フェリーが着いたところでした。


近鉄電車を眺めて歓声を上げた子、
水族館のショーを耳で楽しんでいた子、
ここは楽しい思い出がいっぱいの運動場。

鳥羽でのおすすめ昼食は、
四季の海鮮 魚々味(ととみ)鳥羽市堅神町833 、
鳥羽磯部漁協直営のお店です。

海鮮どんぶりいただきました、

プリプリお刺身美味しい!


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

慈眼山金胎寺(三重四国八十八ケ所霊場第八十六番札所)

2016-03-03 | 三重四国八十八ケ所霊場
三重四国八十八ケ所霊場第八十六番札所、
慈眼山金胎寺(じげんさんこんたいじ)鳥羽市鳥羽三丁目は天長年間(824~834年)開創、
弘法大師が伊勢神宮、金剛証寺参詣の途次、鳥羽浦に立寄り開運、海上安全の祈願をされ、
「千手観世音菩薩」を刻み本尊として祀られた。



残念なことに、平成7年不審火により全焼の災難にあっている。
本堂のあった跡地、後ろの山に枝を広げるのは銀杏だろうか?


静かな境内、本尊は三メートル余もあったと思いを馳せながら、



裏山に「新四国八十八カ所小霊場」の小さい祠が並んでいる。

落ち葉とツワブキの緑、細い山路を辿ってきた。


境内に芭蕉の句を刻んだ石、
散りかけた梅の下、沈丁花が甘い香りをはなっている。


高台にある金胎寺、鳥羽の海と街並みが美しい。

鳥羽城址が目の前に見えている。


庫裏は誰もみえなくて、御朱印が用意されていた、

自分達で頂くことにして「御朱印代は?」とみると、
「お堂の賽銭箱に入れてください」と張り紙、
もう一度お堂に登りなおしました。


金胎寺の付近は狭い道、駐車場はありません、

路上駐車も気が引けるし、ということで
ちかくの市民文化会館に置かせていただきました。
300メートルくらいでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おひなさまめぐりin二見

2016-03-03 | おでかけ(三重県)
3月3日おひな祭り、
ここ伊勢市二見町ではひと足早く伊勢志摩サミット、
おひなサミットが開催されていた。

 
夫婦岩表参道にある「賓日館(ひんじつかん)」
明治20年に建てられた賓客の休憩宿泊所で開催されている
「おひなさまめぐりin二見」2/4~3/6を訪ねてみた。


趣きのある玄関でお出迎えしてくれるお雛さま。


広い部屋にズラリと並んだ古代雛、


時を経ても雛の愛らしさは色褪せない、


寛永雛、雛人形の飾り方は
地域や時代によって異なるそうです。


館内に約1000体の展示、このブログでは紹介しきれない、
どの雛も、どの部屋もため息の出る空間ばかり。


かわいい貝雛、作ってみたい。


さすが伊勢志摩、真珠雛、


紅白の花餅が雛を引き立てます。


御殿の間に飾られた「ご神木親王飾り」
伊勢神宮のご遷宮に使われたご用材檜が織り込まれています。


このお雛さまのお顔、孫のMちゃんのお雛さまそっくり、
同じ作者さんの作品みたいです。
娘と二人でお雛さまを探した日々が懐かしい、
Mちゃんもうすぐ7歳です。


お雛さまによく似合う賓日館、お庭も素敵です。
「修学旅行でここに泊まったよ、二見館という名前の旅館だった」と
話しているおばさまが見えました。


今日は二見小学校の児童がお雛さまに会いに来ていました。

素敵なイベント、素敵な街、
この子供たちが引き継いでいってと願います。

二見の街中いたる所にお雛さま、
約6000体が飾られているそうです。

こんなおしゃれなひな飾りも、
ゆっくり散歩におすすめです、
無料駐車場も何カ所かありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする