●五体俳句082・髭02・寺山修司・2012-06-19
○「他郷にてのびし髭剃る桜桃忌」（→寺山修司04）
季語（桜桃忌・夏）
五体の髭第2弾。「桜桃忌」（おうとうき）は今日6月19日。作家太宰治の忌日です。太宰は青森生まれ。人気作家となりますが、1948年玉川上水で心中。墓は三鷹市下連雀の禅林寺にあり、その墓前で毎年盛大に桜桃忌がとり行なわれます。
このブログの人気記事
最新の画像［もっと見る］
-
■挿絵俳句673a「我が胸の汝もろともに冬に入る」(『遠景』2024)(鎌田透次)
21時間前
-
■挿絵俳句672b「助手席に凹みを載せて紅葉街道」(『遠景』2024)(鎌田透次)
7日前
-
■挿絵俳句672a「遠景となる稲滓火の立つところ」(『遠景』2024)(鎌田透次)
1週間前
-
■挿絵俳句671b「輪一つ二つ三つと澄みわたる」(『遠景』2024)(鎌田透次)
2週間前
-
■挿絵俳句671a「冬隣いつも身近にゐる不在」(『遠景』2024)(鎌田透次)
2週間前
-
■挿絵俳句670b「雁の夜の黒電話へと繋がりぬ」(『遠景』2024)(鎌田透次)
3週間前
-
■挿絵俳句670a「青墨の印氣の滲む十三夜」(『遠景』2024)(鎌田透次)
3週間前
-
■挿絵俳句669b「木犀の花唇零れて雨多し」(『遠景』2024)(鎌田透次)
4週間前
-
■挿絵俳句669a「秋のへび蛇行の記憶置き去りに」(『遠景』2024)(鎌田透次)
1ヶ月前
-
■挿絵俳句668b「新しき周回へ乗る秋稲星」(『遠景』2024)(鎌田透次)
1ヶ月前
「五体俳句」カテゴリの最新記事
■五体俳句673「頬杖に深き秋思の観世音」(高橋淡路女)- ■五体俳句672「檸檬は鳥類てのひらで眠る」(秋尾敏)
- ■五体俳句670「前髪を上げるヘアピン体育祭」(西山ゆりこ)
- ■五体俳句669「老猫の眼あけて座る寒露かな」(北原志満子)
- ■五体俳句667「台風や薬缶に頭蓋ほどの闇」(『残像』2011)(山口優夢)
- ■五体俳句666「髭剃りは生者のひびき秋彼岸」(「萬緑」)(平井さち子)
- ■五体俳句665「秋場所のまだ髷結へぬ勝名乗り」(鳥居美智子)
- ■五体俳句664「死ぬるとき脳天枝垂れ花火かな」(村瀬誠道)
- ■五体俳句663「吾亦紅夕日といへど眼に痛し」(福永耕二)
- ■五体俳句662「湯上がりの項匂ふよ地蔵盆」(『蜃気楼』1998)(三村純也)
アクセス
トータル
ランキング
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます