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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
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●五体俳句0172・二の腕01・中西夕紀01・2014-04-29(火)

2014-04-29 08:42:00 | 五体俳句

●五体俳句0172・二の腕01・中西夕紀01・2014-04-298(火)

 

○「どこよりも二の腕冷えて蜃気楼」(中西夕紀01)

季語(蜃気楼・春)

「二の腕」はもちろん五体俳句、初登場であります。「二の腕」とは一般的には肩から肘までの部分をさすのだそうです。とすると「一の腕」があるのかどうかは諸説…。ともかくも力瘤のあたりと考えましょうか。そこが、体のどこよりも冷えています。半袖を着たのに「春寒し」の天候だったからかな?

 

中西夕紀(なかにしゆき)

代表句「檻の鷲わづかを飛べり秋風裡」02

季語(秋風裡)

1953年、東京都生まれ。27歳で俳句を始め、1981年、→宮坂静生の「岳」入会。→藤田湘子の「鷹」を経て「晨」の→宇佐美魚目に師事。2007年、「琉」編集長を辞し、2008年「都市」を創刊主宰。→俳人一覧(

 

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