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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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●技法俳句013・自由律01・大橋裸木

2010-10-22 07:30:00 | 特集俳句

●技法俳句013・自由律01・大橋裸木

 

○「陽へ病む」(大橋裸木01)

季語(無季)

 「自由律」は俳句の形式ですが、ここでは大胆に「技法」としてくくりたいと思います。あくまでも俳句の方法を中心に据えたいという気持ちがあります。形式や技法はそれほど重要視してはいません。どのような形式や技法をとっても真に伝えたいことは色褪せないと思うからです。大橋裸木の「陽へ病む」はおそらく自由律の中でも最も最短の句ではないでしょうか。

 

大橋裸木(おおはしらぼく)(1890~1933)

代表句「蛙の声の満月」02

季語(無季)

大阪生まれ。「新傾向」時代大阪の天下茶屋句会などで認められ、のち→荻原井泉水の『層雲』に入り自由律に精進。東京で雑誌編集者をしたが、病気のため奈良や三重で療養。京都東寺近くの住居で没。


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