●方法俳句013・幽体離脱02・永田耕衣
○「野菊道数個の我の別れ行く」（→永田耕衣03）
季語（野菊・秋）
方法俳句の第13弾。「幽体離脱」の二つ目。幽体離脱は俳句方法の中でも大好きなもののひとつです。野菊の道を歩いています。いろいろな思念が湧いてきます。いつしか何人もの自分が別れて行くようです。幽体離脱としては数が多いですね。
最新の画像［もっと見る］
-
■挿絵俳句664b「夫婦茶碗片方欠けし白露かな」(『遠景』2024)(鎌田透次)
2日前
-
■挿絵俳句664a「稲妻へ歩まぬ靴を祀りけり」(『遠景』2024)(鎌田透次)
7日前
-
■挿絵俳句663b「鳳仙花三百余日香を焚く」(『遠景』2024)(鎌田透次)
1週間前
-
■挿絵俳句663a「母の忌のわれもわれもと吾亦紅」(『遠景』2024)(鎌田透次)
2週間前
-
■挿絵俳句662b「留守電に聲遺りたる処暑の夜」(『遠景』2024)(鎌田透次)
3週間前
-
■挿絵俳句662a「花木槿カーテン襞を揺らす風」(『遠景』2024)(鎌田透次)
3週間前
-
■挿絵俳句661b「ふたりからひとりに戻る魂送り」(『遠景』2024)(鎌田透次)
3週間前
-
■挿絵俳句661a「ひとりからふたりへ還る初盆会」(『遠景』2024)(鎌田透次)
4週間前
-
■挿絵俳句660b「算盤も遺品の一つ秋の雷」(『遠景』2024)(鎌田透次)
1ヶ月前
-
■挿絵俳句660a「竿燈の風得て撓り極れり」(『遠景』2024)(鎌田透次)
1ヶ月前
「方法俳句」カテゴリの最新記事
■方法俳句664「わが胸に阿修羅一本唐辛子」(関礼子)- ■方法俳句663「桐一葉日当りながら落ちにけり」(『五百句』1937)(高浜虚子)
- ■方法俳句662「露草は憑かれし草よ青窮む」(『BALTHAZAR』2020)(伍藤暉之)
- ■方法俳句661「山の日のとろりと囮鳴きにけり」(はりまだいすけ)
- ■方法俳句660「そよりともせいで秋立つことかいの」(『とてしも』1703)(上島鬼貫)
- ■方法俳句659「ゆく夏を帽子の箱にしまいけり」(『ひとつ先まで』2010)(水上博子)
- ■方法俳句658「生者らのさくさく崩すかき氷」(遠藤由樹子)
- ■方法俳句657「名古屋場所かの女将座す砂被り」(大西よしき)
- ■方法俳句655「むごかぞと兄の一言梅雨出水」(『肥後の城』2021)(永田満徳)
- ■方法俳句653「十の字に涼しく川の合ふところ」(『房州枇杷』2020)(杉山よし江)
アクセス
トータル
ランキング
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます