●方法俳句0143・平仮名表記07・高篤三・2013-10-10(木)

○方法俳句0143・平仮名表記07・高篤三・2013-10-10(木)

○「しろきあききつねのおめんかぶれるこ」（高篤三01）

○季語（あき・秋）

【鑑賞】：「白き秋狐のお面被れる子」とはずいぶんと雰囲気が違った句になります。すべての表記を平仮名にすることで、むしろ狐のお面の赤や青の原色が目に浮かぶような気がします。

 

○高篤三（こうとくぞう）（1901～1945）

○好きな一句「算盤の古く重たき秋の風」02

○季語（秋の風）

【Profile】：東京都出身。明治大学政治経済学部出身。1944年「海蝶」創刊同人。「句と評論」に同人参加。東京大空襲で死去。（「俳句舎の俳人名鑑」より引用）

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高篤三掲載句
03てのなかのいなごはうごくかぜのなか（いなご・初秋）〈特集546・いろは俳句4-5（て）〉2021/9/3