●次元俳句0171・収斂01・黛執01・2014-04-20(日)
○「畦の木に風のあつまる穀雨かな」(黛執01)
○季語(穀雨・晩春)
【鑑賞】:今日は「穀雨」。あたたかい雨が降り、五穀が成長する時期です。樹木に風があつまるというより、むしろ樹木が風をあつめているのでしょう。田の稲のために。
○黛執(まゆずみしゅう)(1930~2020)
○好きな一句:「蘖にいま倒されし木のこだま」02
○季語(蘖・仲春)
【Profile】:1930年神奈川県生まれ。1966年「春燈」入会、→安住敦に師事。「春燈」同人を経て1993年「春野」創刊主宰。「野面積」により第43回俳人協会賞受賞。俳人協会名誉会員。
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黛執掲載句
03年の火に今生の身のうらおもて(年の火・暮)〈次元俳句463・今生(時間)1〉2019/12/29
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