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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■次元俳句610「隣室に遍路寝まりて雨となる」(尾野恵美)

2023-03-05 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句610・隣(空間)4・尾野恵美01・2023-03-05(日)
○「隣室に遍路寝まりて雨となる」(尾野恵美01)
○季語(遍路・三春)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いいいたうえせそてとにぬねのふへほみむめゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:隣室俳句ですぐに浮かぶ句が「秋深き隣は何をする人ぞ」012(秋深し・晩秋)(『笈日記』1695)(→松尾芭蕉)。掲句の遍路の句もほぼ同様の場面設定の句である。ほぼ300年ほどの時間を越えて共通性を持つということは小さな奇跡の一つであろう。


尾野恵美(おのえみ)
○好きな一句「信濃路や余花に明るき水の音」02
○季語(余花・初夏)(「『俳句年鑑』2017年版(角川書店)」より引用)

【Profile】:1936年広島県出身埼玉県所沢市在住。「」(→佐怒賀直美主宰)同人。


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