●色彩俳句0168・紫05・村上霽月01・2014-04-02(水)
紫#8B52A1▲●■
○「紫に匂う霞や春蘭けて」(村上霽月01)
季語(霞・春)
かすみも紫色にただよう春もたけなわ。四月といえば、なにかと気忙しく春を満喫するような雰囲気とはほど遠い響き。ここにきてようやく四月を楽しむ齢となってまいりました。春の野へと気持ちが「うづき」ます。ε(^_J^)
○村上霽月(むらかみせいげつ)(1869~1946)
代表句「酔眼に天地麗ら麗ら可奈」02
季語(麗らか・春)
愛媛県松山市出身。郷里で銀行頭取などを務める。→正岡子規・→内藤鳴雪に師事し、子規の「日本」、柳原極堂の「ホトトギス」に投句。のち古今和漢の漢詩に唱和した転和吟を創始し、独自の俳句道を歩んだ。(「美術人名辞典」より引用http://kotobank.jp/word/%E6%9D%91%E4%B8%8A%E9%9C%BD%E6%9C%88)→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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