○五感俳句489・嗅覚104・晏椰みや子01・2020-07-31(金)
○「夜の松の匂ふ形代流しけり」(「俳壇」201108)(晏椰みや子01)
○季語(形代・晩夏)(「『俳句年鑑』2012年版(角川書店)」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:夏の祓いを終えた形代を海に流す。松の木の匂う夜の海岸である。この形代は思いを込めた人の顔に似ているのだろう。
○晏椰みや子(はるなみやこ)
○好きな一句「ひたすらに網縫ふ釣瓶落しかな」(『楮籠』2006)02
○季語(釣瓶落し・三秋)
【Profile】:1935年愛知県名古屋市出身、稲沢市在住。「晨」「家」同人。2000年第8回深吉野賞受賞。
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