●次元俳句356・高(空間)4・田川鳳朗1・2017-11-11(土)
○「はつ冬の山々同じ高さかな」(『鳳朗発句集』1849)(田川鳳朗1)
○季語(はつ冬・初冬)(→「きごさい歳時記」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:初冬の山々が遠望できます。まだ完全に眠りにつく少し前の初冬の山々。どれもこれもほぼ同じ高さの山容です。
●田川鳳朗(たがわほうろう)(1762~1845)
○好きな一句「物しばし匂うて止みぬ枯野原」(『鳳朗発句集』1849)2
○季語(枯野原・三冬)(→「575筆まか勢」より引用)
【Profile】:江戸後期の俳人。肥後生まれ。通称は東源、号に対竹・鶯笠・芭蕉林等。→桜井梅室・→成田蒼虬とともに天保の三宗匠と称され、時の俳壇を風靡した。
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