俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■特集俳句533「来迎の雲を放てり朴の花」(『月の道』2006)(神蔵器)

2021-06-04 04:56:00 | 特集俳句

○特集俳句533・いろは俳句3-2(ら)・神蔵器05・2021-06-04(金)
○「来迎の雲を放てり朴の花」(『月の道』2006)(→神蔵器05)
○季語(朴の花・初夏)(「俳句201206」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとにぬねのふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:「いろは俳句(ら)」の句は「来迎の」の「ら」。「来迎(らいごう)」とは仏や神がこの世におりて来ること。背の高い朴の木に咲く花。さらに多弁の花が空へと開いて咲く。来迎の雲を吐くとしたらこの花以外ないであろう。


コメント    この記事についてブログを書く
« ■方法俳句533「灸にて詫言申... | トップ | ■挿絵俳句533「手の甲に雨脚... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

特集俳句」カテゴリの最新記事