●五体俳句379・唇4・森川光郎1・2018-5-16(水)
○「はつなつの唇に落ちつく酒の枡」(「桔槹句集」)(森川光郎1)
○季語(はつなつ・初夏)(「角川俳句大歳時記・夏」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:日本酒の一合枡。縁に塩をのせて飲むのが通らしい。四角の一角をくちびるにあてて飲む。ようやく唇に落ち着いてくるのは三合目あたりからか。
●森川光郎(もりかわみつろう)
○好きな一句「結葉に一痕もなき通り雨」2
○季語(結葉・初夏)
【Profile】:1926年福島県須賀川市出身。1950年「桔槹」、1955年「鹿火屋」、1960年「雲母」入会。1974年より「桔槹」編集長を経て1986年より「桔槹」吟社代表。1986年鹿火屋賞受賞。2006年民友俳壇選者。
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