●色彩俳句442・光沢2・阿部ひろし1・2019-07-31(水)
○「朝蟬や馬がみがきし馬柵ひかる」(阿部ひろし1)
○季語(朝蟬・晩夏)※【馬柵ませ】:放牧場などの柵。馬小屋の入口の横棒。ませぼう。【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:何度も何度も数えきれないほど馬に触れられた柵。摩耗してが光沢が顕れています。朝の蟬の声も聴こえ始めました。(今年の相模の初蟬は20日の夕方に鳴き始めたようです。)
●阿部ひろし(あべひろし)(1919~2011)
○好きな一句「啄木鳥や雪晴むしろ天くらき」2
○季語(啄木鳥・三秋)
【Profile】:東京都八王子市出身。1950年→水原秋櫻子の門に入る。1962年「馬酔木」新人賞受賞。1970年「馬酔木」同人。1978年「酸漿」創刊主宰。
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