○五感俳句559・聴覚135・荒川心星01・2021-11-29(月)
○「眠たげに山あり笹子鳴きにけり」(荒川心星01)
○季語(笹子鳴く・三冬)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~) →★俳句結社索引】
【鑑賞】:「眠たげに山あり」は季語への一歩手前であり、季重なりの印象は薄い。「笹子鳴く」の季語は「にけり」の切字を伴って堂堂として座りがよい。
○荒川心星(あらかわしんせい)
○好きな一句「鳥語降るまた降る藤原京の春」02
○季語(春・三春)(引用同上)
【Profile】:1931年愛知県出身。知立市在住。「河」から「鴻」「松籟」同人。
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