●特集俳句443・旧国名俳句2〈相模(神奈川県)〉・冨士眞奈美1・2019-08-07(水)
○「母水母傘さしかける相模灘」(冨士眞奈美1)
○季語(水母・三夏)(「俳句四季201608」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3・検索4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「クラゲ」の母という発想はなかなか浮かびません。母「水母」が傘をさしかけるのは子「くらげ」でしょうか。「相模灘」ということは、もしかしたら掲句は「新江ノ島水族館」の「海月」が題材なのかも。
●冨士眞奈美(ふじまなみ)
○好きな一句「君の眼の中の花火に近づかむ」2
○季語(花火・初秋)
【Profile】:1938年静岡県出身。女優・随筆家・俳人。1970年の『細うで繁盛記』での小姑役が最大の当たり役となる。趣味は、野球観戦、イタリアオペラ鑑賞と俳句。2008年から「俳壇賞」選考委員をつとめている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます